災害に対する日ごろの備え

更新日:2024年07月18日

平成7年の阪神・淡路大震災や平成23年の東日本大震災、平成28年の熊本地震等の災害発生後、消防をはじめとした公共機関は、消火活動や避難所運営対応等に追われ、十分に機能できない状況に陥りました。
大規模な災害が発生した時に、被害の拡大を防ぐためには、自分の命は自分で守る「自助」、日ごろから顔を合わせている地域や近隣の人々が集まって、互いに協力し合いながら自分たちの地域は自分たちで守る「共助」、行政による「公助」が連携することで、災害時の被害の軽減を図ることができます。

自分(家族)の命は自分(家族)で守る「自助」

もし今、大地震が発生したら、洪水が発生したらどうしますか。自分(家族)はケガがないのか、離れている家族の無事をどのように確認するのか、電話はつながるのか、家族とどこに避難(集合)するのか。
日ごろから災害について家族で考え、備えておけば、自然災害の発生を防ぐことはできませんが、被害を減らすことができます。「もしも」のために今から備えましょう。

ハザードマップを確認する家族
  • 災害を"我が事"と思い、いざというときの対応を考えておきましょう。
  • 「自分は大丈夫」と思いこんだり、誰かに頼りきりにならず、主体的に災害に備えましょう。
  • 自分の命を守ることが、家族や地域の命を守ることにつながります。
  • 災害が起きる前に、家族内でいざというときの対応を確認し、日ごろから備えましょう。

災害時の自宅の状況等を確認する

台風による家屋等の被害

ハザードマップで、水害時の自宅の危険性(浸水想定区域内等)や地震時に備えた自宅の耐震性の確認や家具の転倒を防ぐ方法などを確認しましょう。

災害時の連絡方法や避難先を確認する

避難先を確認する家族

災害時に電話等がつながりにくくなった場合に備え、ハザードマップの「避難所・避難場所一覧」ページ等で、家族との連絡方法や水害時、地震時の避難先(集合場所)を確認しましょう。

災害時の情報や入手方法を確認する

ハザードマップの「避難を助ける情報」ページ等で、災害時に発表・発令される情報やその情報の入手方法を確認しましょう。

深谷市ハザードマップ「避難を助ける情報」

非常持ち出し品・備蓄品を準備する

備蓄品

ハザードマップの「日ごろの備え」ページ等で、非常持ち出し品・備蓄品を確認し、家族全員分の食料や飲料水を準備しましょう。

非常持ち出し品(リュックサックなど)に入れておくものの例

すぐに避難できるように最低限必要なものを非常持ち出し品として準備しておきましょう。非常持ち出し袋には、両手の空くリュックサックが便利です。

非常持ち出し品の例
 1  飲料水(ペットボトルなど)  9  雨具(カッパ、かさ)
2 保存食(レトルト食品など保存期間が
長く、調理せずに食べられるもの)
10 ティッシュペーパー
3 貴重品(現金、通帳、印鑑など) 11 携帯電話用充電器
4 医薬品(消毒液、胃腸薬、絆創膏、
包帯、傷薬、常備薬など)
12 スリッパ・うわばき
5 感染症対策(マスク、ハンドソープ、
体温計、ウェットティッシュなど)
13 洗面用具、タオル
6 衣類(上着・下着類・靴下など) 14 家・車・バイク等のスペアキー
7 筆記用具 15 ビニール袋、古新聞紙
8 懐中電灯、携帯ラジオ、乾電池 16 生理用品、簡易トイレなど
家族構成や世帯事情に応じて必要なもの
乳幼児のいるご家庭 離乳食、粉ミルク・哺乳瓶、おむつ、おしりふきなど
妊婦のいるご家庭 母子健康手帳、ガーゼ、新生児用品など
高齢者のいるご家庭 入れ歯、介護食、大人用おむつなど
疾患のある方 主治医連絡先、持病薬、ストーマ、お薬手帳など
ペットのいるご家庭 リード、ケージ等、排せつ用品、ペットフードなど
その他 メガネ、コンタクトレンズ、補聴器など

非常用備蓄品の例

避難所の備蓄品には限りがあります。また、災害発生から数日は、救援物資がすぐに届かないかもしれません。自分や家族の生活必需品を日ごろから十分準備しておくと安心です。

非常用備蓄品の例
日ごろの買い置き 保存性のよい食料や水を買い置きし、消費したら買い足す
(ローリングストック方式)
食料
最低3日分、推奨7日分
水を加えて食べられる米(アルファ化米)、缶詰、乾パン、
インスタント・レトルト食品、栄養補助食品、お菓子、
調味料、スープなど
飲料水 大人1人当たり1日3リットル(最低3日分、推奨7日分)
生活用水 タンクで保管など
トイレ用品 簡易トイレ、汚物保管用容器、トイレ袋、
トイレットペーパー
燃料 カセットコンロ、ガスボンベ、固形燃料
毛布・寝袋 狭いスペースでの休息、防寒対策などに
食品用ラップ 食器に敷いて節水対策、包帯の代用、防寒対策などに

ローリングストック方式とは

  1. 普段買っているものを少しだけ多く買う
  2. 賞味期限を考えて古いものから消費する
  3. 消費した分を買い足す

を繰り返し、常に一定量の食品を家庭に備蓄する方法です。
費用面、時間面で普段の買い物の範囲ででき、買い置きスペースを少し増やすだけで済むというメリットがあります。

ローリングストックチラシ

わが家の避難計画(マイ・タイムライン)を作る

確認した自宅の危険性や避難先、情報の入手方法等をハザードマップ裏表紙の「わが家の避難計画(マイ・タイムライン)」に記入し、災害に備えましょう。

わが家の避難計画(マイ・タイムライン)

そのほかの「日ごろの備え」

地震による電気火災対策には「感震ブレーカー」が効果的です

感震ブレーカー普及啓発画像

東日本大震災で発生した火災のうち、電気関係が原因の火災は「過半数」を占めています。

地震が引き起こす電気火災とは、地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、地震の発生によって停電した後、停電が復旧して火災が発生する「通電火災」があります。

このような「通電火災」が発生したときには、避難所等へ避難しており、出火時の初期消火が行えないといったおそれがあります。

「感震ブレーカー」は、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段となります。

下記の「感震ブレーカー普及啓発チラシ」や経済産業省ホームページでは、感震ブレーカーの種類や感震ブレーカー設置の留意点などを紹介していますので、確認し、災害に備えましょう。

そのほか市ホームページで紹介する「日ごろの備え」

自分たちの地域は自分たちで守る「共助」

多くの犠牲者を出した平成7年の阪神・淡路大震災では、瓦礫の下から救出された人のうち約8割が家族や近所のかたによって救出されています。
隣近所や地域の人と、声をかけあえる関係づくりのためにも、自治会・自主防災会の活動に積極的に参加しましょう。

みんなで避難を呼びかけ
  • 日ごろから、近所の人とあいさつを交わしたり、地域のイベントに参加することで、顔の見える関係をつくるよう心掛けましょう。
  • いざという時には、声をかけあってみんなで避難しましょう。
  • 1人では避難できないかたをみんなで把握しましょう。

行政による災害時の活動「公助」

市、消防、警察、自衛隊等の職員

市をはじめ、警察、消防、県、国といった行政機関等による救助活動のほか、災害による被害軽減のため、地域防災計画に基づいた防災体制の整備、計画的な食糧備蓄、ハザードマップによる防災知識の普及啓発、防災訓練等に取り組んでいます。

お問い合わせ先

総務防災課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-574-6635
ファクス:048-573-8250

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