市長の部屋


皆さまこんにちは。深谷市長の小島進です。
さて、7月3日に、本市出身の渋沢栄一翁が肖像として描かれた新一万円札がついに発行となりました。郷土の偉人の顕彰と精神を継承することは、生誕の地の市長としての使命であると感じております。
顕彰の部分では栄一翁の生地に建つ旧渋沢邸『中の家』を改修し、栄一翁のアンドロイドが皆さまをお出迎えするようにリニューアルしたほか、市立小中学校の道徳教育で、子どもたちが栄一翁の精神を学んでいるなど、ハードとソフトの両面から取り組んでいます。
また、栄一翁の精神をまちづくりの計画に取り入れ、埼玉県で最初に保育料の完全無償化を実現するなど、今の市政に活かすよう努めています。
市内には旧渋沢邸『中の家』のほかにも、ゆかりの品々を展示した渋沢栄一記念館や、栄一翁が設立し、東京駅などに使われた煉瓦を製造した旧日本煉瓦製造施設など、関連施設がたくさんあります。
是非、深谷市にお越しいただき、栄一翁の精神や本市の取り組みに触れていただければと思います。
また、本市は農業王国でもあります。『深谷ねぎ』やブロッコリーなどの新鮮な野菜をはじめとする自慢の農畜産物も是非味わっていただきたいと思っています。
令和6年7月