健康は健口から作られる!(むし歯編)

更新日:2023年05月08日

歯科検診を受けましょう

健康診査・がん検診など、健康に気を付けている人でも見落としがちなお口の健康。 実は、お口の健康はとっても大事です。  お口の健康も、定期的な歯科健診などの予防的行動が必要です。 

自分だけの問題ではなく、お母さん・お父さんのお口の環境が、お子さんへも影響します。

大人も子どもも、一緒に健口になりましょう!

むし歯ってどんな病気?

むし歯は、歯そのものが溶けて崩壊してしまう病気です。むし歯菌が糖分をエサにして、歯の周りにネバネバした歯垢(プラーク)をつくります。むし歯菌が歯垢(プラーク)の中でさらに増殖し、酸を出して歯の表面を溶かし、むし歯になっていきます。

お子さんがいる家庭で注意が必要なのは、お子さんへの口うつしです。生まれてすぐの赤ちゃんの口の中にはむし歯菌はゼロ。つまり、お子さんにむし歯菌をうつさないために、口うつしは禁物です。また、大人が使ったスプーンなどでお子さんに食べさせるのもやめましょう。

大人もお子さんも、生活習慣に気をつけて、毎日の歯磨きなどのセルフケアと定期的な歯科医療機関での健診で予防しましょう。

むし歯予防に効果的な方法は?

1.「食べたらみがく」が基本

手べたらみがくを心がけましょう。睡眠中はむし歯菌が活発になるので、寝る前はとくに丁寧にみがきましょう。

2. 食事や間食(おやつ)は決められた時間に

「だらだら食べ」をすると糖分が常に口の中にあるため、むし歯菌の原因になります。規則正しい食生活を送りましょう。

3.みがき残しゼロの歯磨きを

歯医者さんで正しい歯磨きについて教わりましょう。

4.よくかんでだ液を出す

だ液には口の中の洗浄・殺菌効果や、初期のむし歯を修復する作用があります。

5.鼻で呼吸する

口呼吸をすると、口の中が乾き、だ液が汚れを洗い流す働きが弱まります。鼻呼吸を意識しましょう。


POINT!

むし歯予防の強い味方の「フッ化物」。フッ化物(フッ素)は、歯を強くして、むし歯になりにくくする薬です。歯医者さんに相談して塗ってもらいましょう。また、毎日の歯磨きでは、フロス(歯間ブラシ)、フッ化物配合歯磨き剤や、フッ化物配合洗口剤(マウスウォッシュ)も取り入れながら、むし歯を予防しましょう。

むし歯セルフチェック

□歯の表面が白くにごって見える

□歯のみぞが茶色っぽくなっている

□歯に穴があいている感じがする

□冷たい物や熱い物、甘い物がしみる

□食べ物をかんだときなどに歯がズキズキと痛む

□昔治療した歯が痛む

出張講座について

市民の皆さんが自主的に開く勉強会や研究会などの場に、講師を派遣し、さまざまな情報を提供する「まごころ出張講座」を行っています。「歯と口の健康」についてお伝えすることが出来ます。 詳細、申し込みは下記リンク先よりご確認ください。

在宅歯科医療拠点窓口について

埼玉県では、歯科衛生士が歯科診療や口腔ケアの相談に応じ、通院困難なかたにはご自宅に伺う歯科医師を紹介する相談窓口を設置しています。 詳細は下記リンク先よりご確認ください。

お問い合わせ先

保健センター
〒366-0823
埼玉県深谷市本住町17-1
電話:048-575-1101
ファクス:048-574-6668

メールフォームでのお問い合せはこちら