市長記者会見発表内容概要(令和7年12月)

更新日:2025年12月18日

     

【令和7年度深谷市一般会計補正予算(第6号)案】『物価高対応子育て応援手当支給事業費補助金』及び『物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金』を活用した物価高騰対策

深谷市では、物価高騰の影響を受けている、市民の皆さんや、事業者の皆さんに、必要な支援を迅速かつ確実に届けるため、国の補助金及び交付金を活用し、令和7年度深谷市一般会計補正予算第6号案を編成いたしました。

補正予算案では、国の制度である子育て世帯への、こども一人当たり2万円の給付をはじめ、福祉施設への支援や地域通貨ネギーの30%ポイント還元、水道基本料金の6カ月分を減額、さらには、令和8年度からの中学校給食費の無償化など、物価高騰による負担の軽減を図る事業を計上しています。これら物価高騰対策を盛り込んだ補正予算案は、12月25日木曜日開催の令和7年深谷市議会第1回臨時会に提出いたします。

今回の補正予算の総額は、21億5,946万円を見込んでおります。

それでは、各事業の内容について、ご説明いたします。資料2ページの別添資料『令和7年度深谷市一般会計補正予算第6号案事業一覧』をご覧ください。

まず、1番の『障害者施設運営管理事業』、2番の『介護施設等整備費補助事業』、6番の『児童養護施設等光熱費及び食材料費高騰対策支援事業』7番の『私立保育施設運営事業』といたしまして、市内の各施設を対象に、光熱費と食材料費に対する支援金を交付いたします。

次に、3番の『老人福祉政策推進事務費』といたしまして、65歳以上の高齢者を対象に、一人あたり6,500円分の地域通貨ネギーを交付いたします。

次に、4番の『物価高対応子育て応援手当支給事業』といたしまして、国の『物価高対応子育て応援手当支給事業費補助金』を活用し、0歳から高校3年生年代までのこどもを対象に、一人あたり2万円を交付いたします。

次に、5番の『物価高対応ひとり親家庭等ネギー支給事業』といたしまして、児童扶養手当を受給している世帯を対象に、こども一人あたり6,500円分の地域通貨ネギーを交付いたします。

次に、8番の『農業施策推進事業』といたしまして、農畜産物の販売による収入が50万円以上の市内農業者に対し、支援金を交付いたします。次に、9番の『地域通貨推進事業』といたしまして、物価高騰の影響を受けた生活者を支援するとともに、市内の消費を活性化し、市内事業者の支援を図るため、地域通貨ネギーのポイント還元率を30%に引き上げる『ポイントバックキャンペーン』を実施いたします。

次に、10番の『水道事業会計繰出金』といたしまして、水道料金のうち基本料金を6か月分、減額いたします。

最後に、11番の『中学校給食事業』といたしまして、中学生のこどもがいる、保護者の経済的負担を軽減するため、令和8年度から中学校の給食費を無償化いたします。

市では、これらの支援策がしっかりと市民の皆さまに届き、活用していただけるよう広く周知し、物価高騰に対して取り組んでまいります。

【安全・安心な暮らしを守るために!】リチウム蓄電池などの定期回収を開始します

近年、モバイルバッテリーなどの製品に使用されている、リチウム蓄電池などを原因とする火災が全国で多発しており、深谷市においても、今年は3件の火災が発生しています。また、異常が生じている危険な電池の不法投棄も複数件確認されている状況でございます。
一方で、リチウム蓄電池などを使用した製品には、レアメタルや有用な金属が含まれているため、環境保全や資源有効活用の観点から、リサイクルの促進が必要です。

このような状況を受け、市では、令和8年3月から、市内に回収拠点を設け、リチウム蓄電池などの定期回収を開始いたします。

定期回収の対象につきましては、家庭から排出される、すべてのリチウム蓄電池などや、リチウム蓄電池などを使用している製品で、膨張、変形、液漏れなどの異常がある製品も回収いたします。また、電池が取り外せない製品は、本体ごと回収いたします。

回収日は、毎月第3水曜日午前8時30分から正午までで、市役所本庁舎1階多目的ホール、岡部・川本・花園総合支所エントランスホール、深谷清掃センター資源物置き場で回収いたします。

この取り組みの特徴といたしまして、1つ目は、ごみ処理の共同事務を行っている、熊谷市、深谷市、寄居町で構成している『大里広域市町村圏組合』管内で定期回収は、初の試みとなります。2つ目として、専用ボックスなどによる回収ではなく、職員が受付対応を行い、回収対象物を分別する、ワンストップサービスを実施いたします。3つ目として、回収したリチウム蓄電池などは、当日中に処理するため、保管に伴う火災リスクを回避することができます。

また、定期回収開始に先立ち、廃棄される製品の品目や量、異常が生じている製品の割合などを把握するための実態調査を目的とする、リチウム蓄電池等ドライブスルー回収会を実施いたします。回収会は、令和8年2月15日日曜日の午前9時から正午までと、午後1時から3時までの2部制とし、深谷清掃センターで実施いたします。なお、参加するには、オンラインでの事前予約が必要になります。詳細につきましては、広報ふかや1月号の折り込みチラシでお知らせいたします。

市といたしましては、今後も、より安全で安心な回収体制づくりや、火災の発生防止と環境衛生の維持に努めてまいります。

【深谷市誕生20周年記念】『新春ネギージャンボ抽選キャンペーン2026』を実施

深谷市では、令和8年1月1日に、合併から20周年の節目を迎えることを記念した取り組みとして、『20』にちなんで、アプリ版の地域通貨ネギーを利用し、期間中に合計2,000円以上の買い物をしたかたの中から、抽選で合計2,026人に最高2万negiが当たる『新春ネギージャンボ抽選キャンペーン2026』を実施いたします。

また、令和8年1月5日月曜日から3月31日火曜日の間は、20周年ならではの、特別な雰囲気を楽しんでいただけるよう、地域通貨ネギーを登録しているすべてのかたのホーム画面を20周年を記念したデザインに変更いたします。

キャンペーンの参加方法は、アプリ版の地域通貨ネギーで、期間中に合計2千円以上の決済をすると、自動的にエントリーされるというものでございます。参加するには、アカウント情報に住所、氏名、性別、生年月日の入力が必須であり、期間中の決済2千円ごとに1口の応募となります。なお、応募口数の上限はなく、ネギーを利用すればするほど、当選確率が上がるものとなっています。ただし、応募口数(くちすう)に関わらず、当選は1アカウント1回までとなりますので、ご注意ください。

対象期間は、令和8年1月1日の祝日から、31日土曜日までの1カ月間で、当選発表は2月上旬を予定しています。

当選者数は、2026年にちなみ、合計2,026人で、当選者数の内訳は、2万ネギーが20人1万ネギーが40人5,000ネギーが180人1,000ネギーが700人500ネギーが1,086人でございます。なお、当選者の発表はポイント付与をもってかえさせていただきます。

市といたしましては、多くの市民のかたと深谷市誕生20周年を祝うとともに、キャンペーンを楽しみながら、アプリ版の地域通貨ネギーを利用していただくことで、地域経済の活性化を図ってまいります。

【未来の自分のためにみんなで楽しく学ぼう!】『こころざし未来塾』を開催します

深谷市では、これまでに、こどもたちが普段の授業では体験できない科学の世界を体験することにより、科学への探求心と未来への夢を育み、伸びようとするこどもを、さらに伸ばしていくことを目的にした『こころざし深谷科学塾』と、日本や外国の、伝統や文化などについて深い理解を持ち、国際社会で信頼され、世界の平和と発展に貢献できるリーダーを育成することを目的にした『こころざし深谷国際塾』を、それぞれ実施してまいりました。

このたび、科学塾と国際塾を統合し、さらに、いつ起こるか分からない地震や台風、豪雨などの自然災害に直面したときに、自分や周囲の人たちを守るための知識と行動力を身に付けることを目的にした『防災塾』を加えて、『こころざし未来塾』として一体的に実施することで、こどもたちが、未来の社会を生きていく上での基礎的な力を養うとともに、自らの学びを広げていく力を育ててまいります。

『こころざし未来塾』の対象とするのは、市内小学校4年生から6年生の25人で、令和8年1月31日土曜日の正午~午後4時30分にワモア川本で実施いたします。

内容といたしましては、まず、1つ目の『国際塾』では、市内公立小・中学校に勤務しているALTの先生たちとの英会話体験や英語を使ったゲームなどを行います。
2つ目の『防災塾』では、日本赤十字社による防災セミナー『おうちのキケン』や、体験学習などを行います。
3つ目の『科学塾』では、県立自然の博物館による化石レプリカ作りを行います。

市といたしましては、『こころざし未来塾』を通じて、こどもたちの国際理解や防災意識、科学技術に関する興味や関心の醸成を図り、未来を切り開くための力を育んでまいります。

【渋沢栄一翁の生涯を歌に乗せて】『おお、栄一翁』で醸成するシビックプライド

深谷市では、ふるさとを愛し、次代を担うこどもたちの育成を目指す『ふるさと教育』を推進しています。その取り組みの一つとして、郷土の偉人である渋沢栄一翁の生涯や功績について歌にした『おお、栄一翁』を市内全公立小・中学校で活用する取り組みを行います。さらに、『おお、栄一翁』を市内で開催するイベントなどで活用するほか、全国の栄一翁ゆかりの団体や自治体などに活用を呼びかけ、広く深谷をPRしてまいります。そして、『おお、栄一翁』を聞いたり歌ったりすることで、栄一翁の偉大さを再認識し、ふるさと深谷への郷土愛を育み、シビックプライドを醸成します。

『おお、栄一翁』の楽曲につきましては、令和元年度の八基小学校4年生が作詞し、当時、八基小学校の教諭をしていて、現在は常盤小学校教諭の、菊地真砂美先生が作曲しました。曲のコンセプトは、栄一翁の生涯や功績を分かりやすい歌詞にして、こどもから高齢者まで、口ずさみやすい昭和歌謡をオマージュした曲調としています。

今後の取り組みといたしましては、教育分野では、市内全公立小・中学校に音源や楽譜を配布し、音楽の授業や朝会、集会などで歌います。また、市内保育園や幼稚園で歌うことを呼びかけてまいります。イベントでの活用といたしましては、市が主催する、ふかや花フェスタやふかやシティハーフマラソン、地区の運動会など地域の催しでの活用を呼びかけてまいります。

そして、広く深谷をPRするために、市公式ユーチューブでの動画配信や市ホームページで歌詞や楽譜を紹介してまいります。さらに、全国の栄一翁ゆかりの団体や自治体などに対し、音源や歌詞などを提供し、活用をお願いしてまいります。

市といたしましては、より多くのかたに『おお、栄一翁』を歌っていただき、栄一翁の生涯や功績を知ってもらうとともに、深谷を全国にPRしてまいります。

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