市長記者会見発表内容概要(令和7年10月)
記者会見 令和7年10月 (PDFファイル: 697.4KB)
【深谷市誕生20周年記念・新札発行1周年記念事業】『第20回深谷市産業祭』を開催します!
市内商工業製品・物産および農畜産物などを広く市民の皆さんに紹介し、産業の発展と市民生活の向上に資するため、商工業製品や深谷産農畜産物の販売などを行う『深谷市産業祭』を11月8日土曜日と9日日曜日の2日間に渡り、開催いたします。
昨年の来場者は、2日間で約10万人となっており、開催場所が中心市街地であることを生かし、深谷市役所、市役所通り、中山道の一部、レンガ通りを会場に、栄一翁のふるさと深谷に、さらなるにぎわいを創出します。
内容といたしましては、商工部門では、市内の企業が集まり、自社製品の展示や販売、事業紹介などを行うほか、市の友好都市である、岩手県田野畑村、静岡県藤枝市、群馬県富岡市が出展し、それぞれの特産品を販売する『友好都市物産展』などを実施いたします。
農業部門では、農業王国ふかや『やっちゃ場』と題して、農業王国ふかやが誇る、農畜産物の販売や飲食を提供いたします。
また、産業祭の同時開催イベントとして、深谷商工会議所青年部により、産業祭会場で屋外ライブイベント『ネギロック』が開催されるほか地元商店街による出店や、サンバパレード、さらに、深谷商工会議所創立75周年記念大抽選会などが開催され、秋の祭典にふさわしい、盛りだくさんの内容となっています。
また、今年は、産業祭において、深谷市誕生20周年記念イベントも開催いたします。
まず、1つ目として、産業祭限定で『地域通貨ネギー20%ポイントバックキャンペーン』を実施いたします。産業祭の開催中に、会場内の対象店舗でアプリ版地域通貨ネギーでお買い物をすると、ポイントの還元率が通常1%のところ、20%に引き上げて、即時還元いたします。
2つ目として、おにぎりを通じて国内外に和食文化や食材を伝えていくことを目的に活動する一般社団法人おにぎり協会と連携し、『おにぎりサミットローカルin深谷市産業祭』を実施いたします。おにぎりサミットローカルでは、北海道羅臼町などをはじめ、おにぎりサミット連携自治体の特選品の販売や、都内有名おにぎり店と、市内おにぎり店によるおにぎりの販売を行います。
また、深谷市と日本食研ホールディングス株式会社が共同で商品開発した『深谷ねぎ鍋つゆ』の試食の提供と販売を行います。
地元商店街をはじめ、約150の企業・団体が連携、協力して行う、栄一翁のふるさと深谷の一大イベントである『深谷市産業祭』は、深谷を楽しみ、深谷をもっと好きになってもらえるよう、各団体が趣向を凝らした内容となっていますので、ぜひ多くの皆さんに来場いただき、楽しんでいただきたいと思います。
11月は『渋沢栄一月間』さまざまな行事で栄一翁の遺徳をしのぶ
深谷市では、渋沢栄一翁の祥月命日である11月11日にちなみ、11月を『渋沢栄一月間』と位置づけ、市内を中心に各所でさまざまな行事を実施いたします。また、市内公立小・中学校では、11月11日を『渋沢翁語らいの日』として、栄一翁を語りひたる一日として、栄一翁に関わる教育活動を行います。
それでは、主な行事・イベントについて、ご紹介いたします。
まず、11月10日月曜日の午後2時から、埼玉グランドホテル深谷において、『渋沢栄一ひとづくりフォーラム2025』を開催いたします。栄一翁の精神を胸にさまざまな変革に挑戦してきた企業の知恵を学び、新たな時代を切り開く『ひとづくり』について考えるフォーラムとして開催するもので、今年は、第1部論語編では第23回渋沢栄一賞受賞者による特別講演として、株式会社丸沼倉庫代表取締役社長須崎勝茂氏と株式会社八天堂代表取締役社長森光孝雅氏による講演を行い、第2部算盤編では埼玉県内の活動報告として埼玉県、埼玉りそな銀行、ひとづくりカレッジによる講演とシンポジウムを行います。
次に、11月11日火曜日午前10時から、市役所市民広場において、『渋沢栄一銅像お披露目式・第31回青淵忌献花式』を深谷市と竜門社深谷支部の共催で開催します。内容といたしましては、栄一翁ゆかりの青森県から市役所市民広場に移設された渋沢栄一銅像のお披露目式と、栄一翁の祥月命日をしのび、銅像前に菊花を献花する、献花式を行います。どなたでもご参加いただけるものですので、多くのかたに栄一翁の銅像を見ていただき、お花を手向けていただければ幸いです。
同じく11日の午前11時30分から、市役所で行われる献花式に続き、JR深谷駅北側青淵広場銅像前において、深谷駅前の青淵広場に献花台を設置して献花を行う『渋沢栄一駅前銅像献花』を行います。こちらは、式典の実施はなく、どなたでも参加できます。
同じく、11日の午後2時からは、旧渋沢邸『中の家』正門南側において、栄一翁ゆかりの青森県から移設された、『渋沢敬三銅像お披露目式』を行います。こちらも、どなたでもご参加いただけるものですので、多くのかたに渋沢敬三さんの銅像を見ていただきたいと存じます。
そして、11日の午後3時からは、八基公民館において、『にぼうと会』が開催されます。栄一翁が愛した郷土の味『煮ぼうとう』をお供えし、栄一翁の遺徳をしのびます。また、八基小学校児童による校歌斉唱なども行われます。
さらに、11日の午後5時からはJR深谷駅や青淵広場、深谷市役所を藍色にライトアップいたします。市内の事業所においても、株式会社埼玉りそな銀行深谷支店および岡部支店、東京電力パワーグリッド株式会社熊谷支社深谷事業所においてライトアップのご協力をいただけることとなっています。
次に、深谷市では、市独自の副読本の『こころざし読本』を活用するなどして、栄一翁の生き方を学び、ふるさとを愛し、夢をもち、志高く生きるこどもたちを育成する『ふるさと教育』を推進しています。このような中、今年度も、栄一翁の祥月命日である11月11日火曜日を『渋沢翁語らいの日』として、栄一翁を語りひたる一日とし、栄一翁に関わる教育活動を行うことで、より一層のふるさと教育の推進を目指します。内容といたしましては、11日には、学校長による講話などを行い、栄一翁に関する教育活動を実施します。また、この日の給食は、栄一翁が好んで食べた郷土料理『煮ぼうとう』を提供するとともに、『煮ぼうとう給食』につきまして、児童生徒や栄養教諭・栄養士による説明を行います。
さらに、栄一翁の肖像が描かれた1万円札が発行されて1周年となった7月3日を中心に実施した、栄一翁ゆかりの地域などの小学校とリモートでつながり、お互いの学習の取り組みなどを発表し合った『リモート交流発表会』の2回目として、栄一翁の祥月命日である11月11日を中心に、各小学校が、取り組みの成果を発表し合います。これらの取り組みを通じて、学校・家庭・地域、そして深谷市全体で栄一翁を見つめ直し、『ふるさとを愛し、夢をもち、志高く生きるこども』を育てて参ります。
そのほかにも、渋沢栄一月間には、市内外において、深谷市および、深谷市と関連のある団体による、さまざまな取り組みが実施されます。詳しくは、資料をご覧ください。
市では、1万円札の発行による盛り上がりを一過性のものにしないよう、引き続き、渋沢栄一イコール深谷市のイメージを高めてまいりたいと考えております。そのためにも、渋沢栄一月間を通じて、栄一翁の精神を多くのかたに伝えてまいります。
注:須崎様の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記です。
【栄一翁の精神を受け継ぐこどもが論語の里を案内】『渋沢栄一翁 ジュニアボランティアガイド』がデビュー!
深谷市では、ふるさとを愛し、次代を担うこどもたちの育成を目指す『ふるさと教育』を推進しています。その取り組みの一つとして、渋沢栄一翁の功績や精神を学んだ市内小・中学校の有志のこどもたちが語り手となり、栄一翁ゆかりの論語の里エリアにある渋沢栄一記念館・旧渋沢邸『中の家』を紹介・案内する『ジュニアボランティアガイド』の育成を行っています。
そして、このたび、7月から10月に開催された全7回の講座を受講し、ジュニアボランティアガイドとして認定された小学校4年生から中学校2年生の17人のこどもたちが、11月からガイド活動を開始いたします。
現時点での活動予定日は、11月8日土曜日と、12月13日土曜日、令和8年1月17日土曜日と、2月7日土曜日の4日間、各日、午前10時から正午と、午後1時から3時に、『渋沢栄一記念館』と旧渋沢邸『中の家』で活動を実施いたします。
市では、この取り組みを通じて、こどもたちの地域貢献の意識や地域を愛する心を育み、未来のリーダーとなる人材の育成と、持続可能なまちづくりを進めてまいります。
秘書課
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埼玉県深谷市仲町11-1
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ファクス:048-574-8531
更新日:2025年10月29日