市長記者会見発表内容概要(令和7年5月)

更新日:2025年05月27日

     

【渋沢栄一翁が1万円札の顔になってから1年】新紙幣発行1周年記念イベントを開催します

深谷市では、7月3日木曜日に、深谷市出身の郷土の偉人、渋沢栄一翁が肖像の新1万円札が発行されて1周年となることを記念して、さまざまなイベントを開催します。

まず、7月2日水曜日に『一万円札発行1周年記念ビアフェス「1周年をSAKE Beer Tonight(サケビタイ)~」』を開催します。開催時間は、午後4時から9時まで、深谷城址公園を会場とし、渋沢栄一翁が設立に関わった大手ビール会社の協力のもと、1万円札発行1周年をお祭り感覚で、皆さんと盛大にお祝いします。会場では、昨年の新札発行日に開催した『ビアフェス』で大変好評だった、生ビールや地酒の販売のほか、キッチンカーによる飲食販売や1万個を圧倒的に超える数のシャボン玉が夜空に舞う『ナイトバブルショー』、『こども縁日』などを行います。

翌日の、新1万円札が発行されて1年となる、記念すべき7月3日木曜日は、新紙幣のみならず、全ての『お札』をキーワードに、紙幣に関する全国のゆかりの自治体、企業、教育機関、団体など官・民・学の枠を超えた有識者が深谷市に一堂に会し、お札に関する意見交換や連携を深める『紙幣発行1周年記念お札サミットinふかや』を開催します。内容としましては、埼玉グランドホテル深谷を会場とし、正午から、招待者と昼食をとりながら、サミットを開始します。午後1時10分からは、お札(さつ)サミット宣言、記念日登録の発表、若い記番号などのお札お披露目の式典を行います。そして、紙幣に関する基調講演や『渋沢栄一と紙幣』をテーマとしたシンポジウムを行います。シンポジウムの登壇者には、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏、國學院大學教授の杉山里枝氏、渋沢史料館顧問の井上潤氏を迎え、それぞれの分野からお札に関するお話をしていただく予定です。式典、基調講演、シンポジウムについては、一般のかたもご覧いただけます。なお、詳細につきましては、決まり次第、市ホームページでお知らせします。

また、『お札サミットinふかや』との連動企画としまして、同日に、『農業王国ふかやマルシェ』を午前10時~午後1時30分まで、深谷市役所本庁舎レンガコリドーで開催し、『おさつ』にちなんださつまいもを使ったグルメや深谷産農畜産物、お札ゆかりの地の名産品などを販売します。そのほか、お札サミット招待者を対象に、市内渋沢栄一関連施設とマルシェ会場を巡る『渋沢栄一プレミアムバスツアー』を開催します。深谷から発信する『お札サミット』を通じて、全国ゆかりのみなさまとの交流・連携を図ってまいります。

さらに、6月26日木曜日から7月13日日曜日までの期間中、『渋沢栄一のふるさと深谷』で渋沢栄一関連施設をめぐりながら、謎解きとスタンプラリーを楽しんでいただく、『「渋沢栄一のふるさと深谷をめぐる」なぞとき&スタンプラリー』を開催し、旧渋沢邸『中の家』、渋沢栄一記念館、尾高惇忠生家をめぐり、各施設で謎解きの答えを見つけ、全てのスタンプを集めたかたに記念品をプレゼントします。

市では、これからも、さまざまなイベントを開催し、『渋沢栄一イコール深谷市』というイメージをさらに持ってもらえるよう、深谷市を盛り上げてまいります。そして、多くのかたと新紙幣発行1周年を一緒にお祝いしたいと考えていますので、ぜひ、みんなで、お祝いしましょう。

【24 時間365 日いつでも無料で相談できる】子育て世代を支援!『オンライン医療相談』を開始

深谷市では、身近に利用しているスマートフォンなどを通して小児科医に直接相談ができ、専門的見地からの助言が受けられるオンライン医療相談を6月1日日曜日から開始します。

オンライン医療相談は、現役の小児科医が24時間、365日相談対応を行う、株式会社KidsPublicが運営するサービス『小児科オンライン』を導入し、地域医療サービスの充実と子育て支援の強化を図ります。

小児科オンラインは、こどもの体調不良など、こどもの健康・医療・育児に関する不安を、オンラインで小児科医に直接相談し、助言が受けられるサービスです。

利用対象者は、市内在住の0から18歳のこどもの保護者で、サービス内容として、毎日、24時間、いつでも、専用ウェブサイトから小児科医に相談できる『いつでも相談』、平日午後6時から10時に、LINEのメッセージや動画通話などで小児科医に相談できる『夜間相談』、2万件以上の相談事例から知りたい相談内容の回答を検索できる『みんなの相談検索』の3つの方法で、子育て中の不安を軽減します。

利用方法は、小児科オンラインの公式LINE、またはウェブサイトを通じて、小児科オンラインに会員登録をすることで利用できます。また、会員登録時に必要な深谷市専用の『合言葉』は、深谷市公式LINE、または保健センターで配布するチラシから取得していただきます。

なお、相談に対応する小児科医は、株式会社KidsPublicの採用条件をクリアした、現役の小児科医となっていますので、安心して、気軽にご利用いただきたいと思います。深谷市では、地域医療サービスの充実、そして、子育て支援の一環として、オンライン医療相談が、子育て世代の皆さんに利用していただけるよう、取り組んでまいります。

【煉瓦窯の中で食事ができる!全国初の飲食体験を】ホフマン輪窯の飲食店運営事業者選定プロポーザルを実施

ホフマン輪窯6号窯をはじめとする、国指定重要文化財旧煉瓦製造施設は、郷土の偉人である渋沢栄一翁が中心となり、日本煉瓦製造株式会社として深谷市で操業を始め、東京駅や迎賓館などに煉瓦を供給し、日本の近代化を支えた日本初の大規模な機械式煉瓦工場です。

深谷市では、この文化財の価値を高めるとともに、渋沢栄一関連施設と連携した地域活性化を促進するため、旧煉瓦製造施設の保存と活用に取り組んでおります。

5月には、ホフマン輪窯6号窯の保存修理工事が終了する予定で、今後は、令和9年度中のオープンに向けて、ホフマン輪窯6号窯の見学環境などの整備や、隣接する仮称旧煉瓦製造施設管理活用棟の建設を進めていきます。そして、これらの施設には、飲食事業エリアを設ける予定で、煉瓦を生産した窯の中に飲食スペースが設けられるのは、全国でも初めての取り組みとなります。

このたび、この事業の実施にあたり、飲食事業エリアで飲食店を運営する事業者を募集し、公募型プロポーザル形式で選定します。

今回のプロポーザルでは、「日本の歴史を作った文化財で明治の文化を追体験できる『食と憩いの場』」をコンセプトに、重要文化財の窯の中という非日常的空間で食事をしながら、思い出になる時間を過ごせる飲食施設を運営する事業者を選定したいと考えております。

飲食事業エリアを含む施設全体のオープンは令和9年度中を予定しており、募集要領は、本日から11月28日金曜日まで、市ホームページに掲載し、募集について広く周知してまいります。参加を希望する事業者には、8月1日金曜日から11月28日金曜日の間で、プロポーザルの参加申し込みをしていただきます。その後、審査を経て、候補者として選定された事業者と、令和8年2月ごろの契約締結を予定しています。

ホフマン輪窯の飲食スペースが、国指定重要文化財を活用した非日常的な空間を最大限に生かした、新たな観光スポットとなるよう、多くの事業者からのご提案をお待ちしております。

【学校プールの老朽化対策と児童の泳力向上を目指して】民間プールを活用した常盤小学校の水泳授業

深谷市では、学校プールの老朽化が進み、その対応が求められる中で、水泳授業の効率的かつ継続的な実施方策として、令和4年度からアクアパラダイス・パティオのプールを活用した水泳授業を開始し、現在では市内小学校4校が授業を実施しています。

そして、今年度からは、新たに常盤小学校において深谷市内で初めてサンラインスポーツクラブのプールを活用して水泳授業を開始しています。

実施期間は、夏季休業期間を除く4月~9月とし、実施場所はサンラインスポーツクラブの全天候型25mプールで授業を行います。実施内容としましては、1日1学年2コマ分、90分間の授業を各学年合計5日間実施します。また、指導は、インストラクターによる専門的な指導を行います。なお、高学年の5・6年生は、授業開始の初日に、着衣泳を実施しました。

民間プールを活用した水泳授業に期待する効果としましては、インストラクターの専門的な指導による泳力向上や、気候条件に左右されることなく、安定した気温、水温の中で授業を実施することで、児童が体調を崩しにくくなること、学校プールの維持管理経費削減と教職員の負担軽減などがあげられます。

今後につきましては、これまでに実施した民間プール活用の課題や改善点などを整理し、学校プールの老朽化が進んでいる小学校の水泳授業について検討してまいります。

お問い合わせ先

秘書課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-574-6631
ファクス:048-574-8531

メールフォームでのお問い合せはこちら