平成23年度企業訪問
PRパンフレット 深谷住み心地満点印 (PDFファイル: 2.0MB)
第1回 株式会社 ジーテクト 様
平成23年5月18日、株式会社ジーテクト様(春日丘)を訪問しました。
山中事業管理本部・総務部長様、尾形埼玉工場生産管理課長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1947年4月東京で合作社ローソン(労尊)工場を創業。
1953年11月菊池ボデー工業有限会社設立。
1963年3月菊池プレス工業株式会社に変更。
2009年9月深谷市内に埼玉工場を設立。
2010年5月高尾金属工業株式会社と合併。
2011年4月株式会社ジーテクトに名称変更。
事業内容は、自動車車体骨格部品、厚物精密部品、金型・溶接設備等の制作販売。国内拠点は、埼玉工場の他8か所。海外拠点はアメリカ他6カ国で14か所。従業員は1300人うち埼玉工場に190人ということです。
山中部長からは「今回の大震災で埼玉工場の被害はほとんどなかった。夏場の電力30%削減を目指している。安全・環境に即した先進技術の追求を通じ、車体骨格部品の専門メーカーとして世界トップを目指したい。」というお話を伺いました。
国の基準を上回る節電の取り組みには頭の下がる思いです。市の節電対策も徹底した取り組みが必要となりますが、大変参考になりました。
第2回 株式会社東芝 様
平成23年5月18日、株式会社東芝様(幡羅町)を訪問しました。
宮寺工場長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1965年深谷工場設立(カラーテレビ生産開始)。
1969年深谷ブラウン管工場設立(ブラウン管生産開始)。
1994年液晶ディスプレイ生産開始。
1999年カラーテレビ生産を東芝映像機器株式会社へ移管。
2002年液晶ディスプレイ事業を東芝モバイルディスプレイ株式会社に分社化。
2010年映像関連技術部門が深谷工場に集結。
2010年東芝映像機器株式会社が同敷地内に移転。
宮寺工場長からは「今回の震災で深谷工場は特に被害はなかったが、北関東や東北で生産している部品が多種多様であることを再認識した。様々な節電対策に取り組んでいるが省エネタイプのテレビや3Dテレビに力を入れていきたい。地域と連携し、未だ見ぬ「驚きと感動」を追い求め、飽くなき挑戦を続けていきたい。」というお話を伺いました。
製品を見せていただきましたが、技術進化のスピードに驚くばかりです。
第3回 三菱電機ホーム機器株式会社 様
平成23年5月18日、三菱電機ホーム機器株式会社様(小前田)を訪問しました。
秋山代表取締役社長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1968年株式会社菱電王子製作所埼玉工場として創立。
1969年株式会社菱電埼玉製作所に改称。
1984年三菱電機株式会社から分離・独立し設立。
事業内容は、家庭用電気機械器具の開発・製造・販売。主な商品は掃除機、ジャー炊飯器、IHクッキングヒーター、食器洗い乾燥機、オーブントースター、布団乾燥機、除湿機、加湿機、空気清浄機等。本社工場の他群馬県に工場がある。従業員は5月現在927人。その他派遣社員およそ250名ということです。
秋山社長からは「震災について工場など建屋には直接的な被害はない。夏場の節電は20%を目指している。家電企業は海外進出が多くなっているが、国内でやっていくことが会社の信念である。日本人のきめ細やかな配慮や創意・工夫が日本人の良さ。良いものを作り、求めていきたい。
日本は、そして三菱は質で勝負である。」というお話を伺いました。節電に対する様々な取り組みや、品質に対するこだわりに感動しました。
第4回 三光ライト工業株式会社 様
平成23年5月18日、三光ライト工業株式会社様(西田)を訪問しました。
相川営業本部取締役本部長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1952年に設立。本社は川崎市にあり、本社及び4か所の工場で事業展開。
1968年に埼玉工場完成操業始まる。
1983年埼玉工場拡張。
1997年新事務棟完成。
2008年埼玉工場新工場完成。
事業内容は、携帯電話、PHS電話機等通信機器部品製造。従業員240名、うち埼玉工場55人ということです。
相川営業本部取締役本部長からは「大震災については埼玉工場の被害は特にない。日本でものづくりをするという方針で「 made in Japan 」を大切にする。地球にやさしい製品を考え研究している。例えば福島県のうるしを使用した特殊塗料がある。提案型の製品を目指し、防水技術は世界に負けない技術がある。」というお話を伺いました。
製品の短いライフサイクルに対する意識や技術力の高さ、行政も見習わなければならないと感じました。
第5回 株式会社岡部新電元 様
平成23年5月24日、株式会社岡部新電元様(本郷)を訪問しました。
安田社長様、新井総務部長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1985年新電元工業株式会社内に岡部プロジェクト準備室発足。同年資本金1億円で設立。
1986年創業。同年第一工場竣工。
1989年第二工場竣工。
2000年彩の国工場指定。
2010年SPIS「プラチナ継続賞」受賞。
事業内容は、電気機械器具製造及び販売。生産品目は電装品(二輪車・四輪車・汎用エンジン用)、通信機器用電源、ハイブリッドIC(電装組入・通信用)。従業員は255人ということです。
安田社長からは「コンセプトは、最高の品質、魅力ある会社、工夫・勇気、社会の発展である。また、ホンダの二輪車のレーシングチームのスポンサーになっている。従業員の約6割が深谷市内に居住されており、地元高校生を積極的に新卒採用している。」というお話を伺いました。
地元雇用の積極的な取り組みについて、大変ありがたいと感じました。
第6回 東京化成工業株式会社 様
平成23年5月24日、東京化成工業株式会社様(樫合)を訪問しました。
牛来工場長様、関口深谷技術研究所所長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1894年医薬品卸業とし日本橋にてカクコウ浅川商店創業。
1946年東京化成工業株式会社に改称。
1966年深谷工場操業開始。
2002年深谷工場 IS O 9 0 01認証登録。
事業内容は、有機試薬およびファインアンドスペシャリティケミカルズの製造販売。深谷工場の従業員数は175人とのことです。
牛来工場長からは「新試薬は年間1,000種類を開発し、今までに21,000種を提供している。国内だけでなく海外からの受注も増え続けている。従業員の約6割が深谷市内に居住されており、地元高校生を積極的に新卒採用している。優れた試薬を提供し、研究開発の可能性を無限に広げ、科学の進歩と発展に貢献したい。」というお話を伺いました。
地域経済への貢献や地元雇用について大変感謝しています。
第7回 アサヒゴム株式会社 様
平成23年5月24日、アサヒゴム株式会社様(北根)を訪問しました。
川元社長様、関根経営管理本部長・管理部長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1956年吹上町にアサヒコーポレーションの子会社として設立し、布靴の生産を開始。
1975年花園工場竣工。本格的な工業用品専門工場としてスタートを切る。
1990年第二化成品工場完成。
2003年 IS O 14001認証取得
事業内容は、各種工業用プラスチック及びゴム製品の製造販売。主に接着剤、シーリング剤、防錆剤、車の防音材と金型成型による部材を製造している。深谷の本社工場の他3工場が稼働しており、従業員数は280人ということです。
関根経営管理本部長からは「靴底をはり合わせるゴム糊を造っていた。この技術を車の部品に使えないかと考え、今の製品になっている。震災により売上に影響があったが下期の回復を期待している。」というお話を伺いました。
夏場の節電対策については土日操業も検討中ということで、行政としても対応を図らなければなりません。
第8回 凸版印刷株式会社 様
平成23年5月24日、凸版印刷株式会社様(本田)を訪問しました。
吉田取締役工場長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1900年東京都台東区に、当時の最先端印刷技術であるエルヘート凸版法をもって、大蔵省印刷局出身の技術者を中心に凸版印刷合資会社を創立。
1908年凸版印刷株式会社に改組。
2009年深谷工場竣工
深谷工場では、次世代の機能性フィルムである各種バリアフィルム、太陽電池バックシート、封止材フィルムを製造。深谷工場の従業員は110人ということです。
吉田取締役工場長からは「製品製造管理項目の徹底している。停電時は発電機の使用し、通常勤務で稼働できた。間もなく増床中の工場建屋が完成し竣工予定である。」というお話を伺いました。
将来的に従業員の増加が見込まれることや、雇用に対するアドバイスなどもいただき大変感謝しています。
第9回 三晃金属工業株式会社 様
平成23年5月25日、三晃金属工業株式会社様(幡羅町)を訪問しました。
渡辺深谷製作所長様、鈴木総務グループ長様、藤永製造業務グループ長様、森本技術開発グループ長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1949年山口県光市において会社を設立。
1964年深谷工場を新設。
1971年深谷工場を深谷製作所に名称変更。
2011年ソーラー屋根(結晶系)生産開始。
事業内容は、鋼板屋根ならびに各種建材・塗装などの製造・加工・販売及びこれらに付帯する建設工事の設計・請負事業。従業員は445人うち深谷製作所に79人ということです。
渡辺所長からは「屋根・壁の受注が増えている。この度の震災に係る仮設住宅の屋根と付随する化粧壁の加工を、フル稼働で対応している。」というお話を伺いました。
被災地の仮説住宅設置が急ピッチで進んでいますが、深谷市の企業が大きく貢献していることに誇りを感じます。
第10回 古河スカイ株式会社 様
平成23年5月25日、古河スカイ株式会社様(上野台)を訪問しました。
小田総務グループマネージャー様からご説明をいただきました。
会社の概要(抜粋)
1964年昭和電工(S)、米国カイザーアルミナム社(K)、八幡製鐡(Y:現・新日本製鐡)の3グループ合弁によりスカイアルミニウム株式会社を設立。社名の SKY は、これらの頭文字を組み合わせたもの。
1967年深谷工場、営業運転を開始。
1998年古河電気工業とアルミニウム事業についての業務提携。
2000年ユニファスアルミニウム株式会社を設立し販売業務を移管。
2003年古河電気工業軽金属カンパニーと事業統合し、古河スカイ株式会社深谷工場となる。
事業内容は、アルミニウム製品の製造・販売。従業員数は2,000人(合計)ということです。
小田総務グループマネージャーからは「節電対策はかねてから実施している。従業員に占める深谷市民の割合は80%である。お台場にあるフジテレビ本社ビルの銀色に輝く外壁は、古河スカイのアルミが使われている。」というお話を伺いました。
節電の取り組みや、地元雇用の貢献について感謝いたします。また意外な物にアルミが使われており驚きました。
第11回 新神戸電機株式会社 様
平成23年5月25日、新神戸電機株式会社様(岡)を訪問しました。
黒田埼玉事業所長様、正木副事業所長兼ME部長様、中山業務管理部長様からご説明をいただきました。
会社の概要(抜粋)
1916年日本蓄電池製造株式会社創立。
1917年神戸電機株式会社創立。
1969年両社合併。新神戸電機株式会社発足。
事業内容は自動車関連製品、環境配慮エネルギー利用製品、電子情報部品の製造。従業員は埼玉事業所に552人ということです。
黒田埼玉事業所長からは「品質方針として、不良ゼロ、故障ゼロ、災害ゼロを目指している。ISS(アイドリング・ストップ・アンド・スタート)車に対応して高性能バッテリーを開発し供給している。また、停電対策で話題となっている電力貯蔵用の電源装置(セフラシステム)を製造している。」というお話を伺いました。
技術力や環境への徹底した取り組みに感心いたしました。
第12回 リケンテクノス株式会社 様
平成23年5月25日、リケンテクノス株式会社様(岡)を訪問しました。
堀口埼玉工場長様、糸井埼玉工場担当部長様、坂野埼玉工場総務課長様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1949年東京工業大学で塩化ビニル配合技術の基礎研究に着手
1951年理研ビニル工業株式会社設立。
1968年岡部工場(現埼玉工場)操業開始。
2001年リケンテクノス株式会社に社名変更。
営業品目は、塩化ビニル樹脂/コンパウンド・カレンダーフィルム・押出フィルム、その他合成樹脂/コンパウンド・カレンダーフィルム・押出フィルム、各種製品ということです。
坂野総務課長からは「リケンラップのイメージが大きいが、主力は自動車や日用品に加工される材料のコンパウンド事業と壁紙などの建築資材や家電製品のフィルム事業である。特にコンパウンド技術は高い技術を持つ。」というお話を伺いました。
製品が日常生活に幅広く使用され、また最先端の加工技術にも感心いたしました。
第13回 アイリスオーヤマ株式会社 様
平成23年5月27日、アイリスオーヤマ株式会社様(畠山)を訪問しました。
清野埼玉工場長様、楠本総務課リーダー様からご説明をいただきました。
会社の沿革(抜粋)
1958年大山ブロー工業を創業
1971年大山ブロー工業株式会社を設立
1986年株式会社オーヤマ設立
1991年株式会社アイリスプラザ設立。アイリスオーヤマ株式会社に変更。
2003年埼玉工場竣工。
事業内容は、生活用品の企画、製造、販売。従業員は2,390人名ということです。
清野埼玉工場長からは「防災用品の売上が増えている。節電に繋がるLEDの製造に力を入れている。生活者の視点で企画した新商品の機能・デザイン・価格などを徹底的に検討している。毎年アイリスまつりを実施し地域密着を目指している。」というお話を伺いました。
地域密着の取り組みについて大変ありがたいと感じました。またLED事業の成長を期待しています。
第14回 日東電工株式会社 様
平成23年5月27日、日東電工株式会社様(幡羅町)を訪問しました。
石野関東事業所長様、大島第5製造部長様、今西総務課長様からご説明をいただきました。
関東事業所の沿革(抜粋)
1967年ふっ素樹脂製品の本格生産工場として操業開始。
1985年本館建設。
1991年第5工場建設。
2008年第5工場拡張。
事業内容は、ポリイミドベルト事業、多孔質膜事業、耐熱粘着テープ事業。従業員は593人(全体)ということです。
石野関東事業所長からは「日東電工の特殊フィルム(熱遮断フィルム)の設置による室温上昇を抑え節電。地域社会との共生に向け積極的に社会貢献活動を推進している。キャラクターとして「日東くん」「でんこちゃん」がおり、関東事業所の日東くんは、深谷ネギも合わせてイメージしている。」というお話を伺いました。
会議室の中で、特殊フィルムの効果が実感できる実験装置を設置していただき明らかな効果が実感できました。
更新日:2023年03月27日