鳥獣害対策について
野生動物による農作物被害を防止するためには、野生動物を地域に住みつかせない等の地域全体での取り組みが必要です。営農規模の大小に関わらず、地域全体で農作物被害を抑えるため、以下の対策を実施します。
農作物の収穫残渣(ざんさ)などの適切な処理をお願いします
野生動物を引き寄せない環境づくりとして、収穫残渣(ざんさ)や不要果樹をそのままにせず、適切に処理することが重要です。これら残渣(ざんさ)などをそのままにしておくことで、「エサ場」となってしまい、野生動物を呼び寄せてしまいます。
電気柵の設置など野生動物に対する対策を行う上での大前提として、こういった無意識の「餌付け」をなくすことが必要です。
電気柵の貸し出し
アライグマ、イノシシ等の侵入防止用電気柵を、希望するかたに貸し出しをしています。
貸し出しを希望される方は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
(注)電気柵の設置・撤去及び管理は借りる方が行います。
電気柵購入費用の補助 (注)令和7年度終了しました。
令和7年度予算終了につき、補助金申請を締め切りとさせていただきました。
アライグマ、イノシシ等の侵入防止用電気柵一式にかかる購入費用を1年度内に1回を限度に補助します。申請を希望される方は、下記のお問い合わせ先までお電話お願いいたします。
対象者
市内在住で市内の農地に電気柵を設置するかた
補助額
購入費用の2分の1以内(限度額3万円)
(2分の1の額に百円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた額)
補助対象経費
電気柵一式にかかる購入費用
(ただし設置を委託した場合の委託費用、消耗品(乾電池など)を除く)
提出書類
交付決定前
1.(様式第1号)申請書兼実績報告書(下記添付書類)
2.電気柵を購入したことのわかる領収書(購入明細がわかるもの)
3.位置図及び電気柵設置後の写真
交付決定後
4.(様式第3号)請求書、通帳(写)(申請者と同名義のカナ名義が記載されている部分)
各種様式及び補助金交付要綱
申込期限
令和8年2月27日(金曜日) (注)予算の範囲内での交付となります。
令和7年度予算終了につき、補助金申請を締め切りとさせていただきました。
イノシシ・シカの捕獲について
イノシシやシカによる農作物被害の恐れがある場合は農業振興課あてにご相談、ご連絡をお願いします。
捕獲の必要があると判断された場合には、猟友会へ捕獲を要請します。
農業現場におけるクマ類出没及び人身被害防止等について
令和7年度は、東北地方を中心に市街地や集落など人の生活圏へのクマ類の出没が相次ぎ、人身被害が多発しています。また、クマ類は冬眠に入る前の 10 月から 11 月にかけて、餌を求めて人里近くまで行動圏が拡大すると一般的にいわれていることから、出没についてより一層の注意が求められます。
対策としては、以下のことがあげられます。
1 農作業や鳥獣対策を行う際に注意する事項
(1)農作業や柵の設置・点検時等には、ラジオなどで音を出してクマ類に人の存在をアピ ールする
(2)特にクマ類の行動が活発になる早朝、夕方の農作業や柵の設置・点検時は周囲に気をつける
(3)クマ類が頻繁に出没する地域においては、できるだけ単独の作業は避ける
(4)森林などに隣接する農地では、安全確認を行いながら、クマ類の潜み場となる周囲の灌木などの刈り払いを実施する
2 誘引物の適切な管理
(1)農作物の収穫残さや放置された果実などがクマ類の誘引物とならないよう適切に処理する
(2)クマ類の侵入を防ぐため、収穫物収納庫の施錠を徹底する
(3)ガソリンなどの揮発性物質も、クマ類の誘引物となるため、保管場所等に注意する
(4)鳥獣対策により捕獲した個体がクマ類の誘引物とならないよう、現地に埋設する場合には、十分な深さに埋設するなど適切に処理する
〒366‐8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-577-3298
ファクス:048-578-7614
更新日:2025年10月21日