鹿島古墳群
川本地区本田の荒川右岸の河岸段丘上には100基を超す古墳が分布していたといわれ、この内、東西800mにわたって分布する56基の古墳が埼玉県指定史跡の範囲に含まれています。古墳が造られたのは、6世紀後半から8世紀初頭まで、その多くが直径10~20mほどの小規模な円墳です。
この地域を治めていた豪族の墓域と考えられます。
古墳の数や分布範囲の広さにおいて埼玉県でも有数の規模をもつ古墳群として昭和47年に埼玉県指定史跡に指定されました。
現在史跡の敷地内には、初春のロウバイ、春の桜と菜の花、秋のヒガンバナが植えられ季節ごとの花を咲かせます。
更新日:2023年06月16日