佐藤進(さとうすすむ)

生没年
1931(昭和6)年―2018(平成30)年
解説
佐藤進氏は昭和6年(1931年)に深谷市で生まれた。
仕事の傍ら、変わりゆく市内の街並みを描きとどめた。作品は、全てスケッチブックに淡い水彩絵の具で描きあげられており、素朴さの中にも迫力のある作品である。
昭和58年4月号から平成6年3月号まで「広報ふかや」の『街角スケッチコーナー』に連載され、その数は132点にのぼり市民の反響を呼んだ。その後も絵画教室の講師や市内外の美術展において尽力するなど、地域の文化芸術の振興に貢献した。これらの功績が高く評価され、文化ともしび賞や深谷市市政功労者表彰を受賞した。
また、晩年にも市内のスケッチを描き続け、作品数は1,000点に達した。 <佐藤進略歴>
昭和 6年 深谷市に生まれた
昭和25年 熊谷高校卒業
昭和37年 深谷商工会議所に入所 平成4年まで勤務
昭和58年 初の個展開催
同年 4月号から平成6年3月号まで「広報ふかや」の『街角スケッチコーナー』に連載
同年 深谷市市政功労者表彰を受けた
昭和60年 市制執行30周年記念誌へ掲載
昭和63年 埼玉県文化ともしび賞受賞
平成 3年 市制執行40周年記念誌へ掲載
平成 5年 深谷市市政功労者表彰を受けた
平成30年 満86歳で歿した (令和2年度企画展「思い出の風景~街角スケッチから~」資料より引用)
更新日:2023年03月27日