災害時における深谷市内保育施設の臨時休園等について

更新日:2023年03月27日

台風、集中豪雨等の災害により人的・物的被害が生じる恐れが生じたときに、臨時休園等の判断を迅速に行い、児童、保護者及び職員等の安全を守るため、災害時における深谷市内の保育所、認定こども園及び地域型保育事業所の臨時休園等の対応について、ガイドラインを策定したので、お知らせします。 保護者の皆様におかれましては、災害時における対応について、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

対象施設

深谷市内の保育所、認定こども園、地域型保育事業所

臨時休園の決定

災害時に避難情報が発令された場合、保育園等は、市のホームページ等において避難情報(警戒レベル)を確認の上、本ガイドラインに基づき臨時休園を決定するものとします。 なお、地震のような事前に発生の予測が困難な災害については、災害発生後の施設の被害状況、ライフラインの復旧状況、職員体制の確保状況などを考慮し対応を検討する必要があるため、事前の臨時休園の基準は設けないものとします。

臨時休園の基準・対応

保育園等の所在地において、市から警戒レベル3以上の避難情報(高齢者等避難)が発令された場合には、次の基準に基づき臨時休園を決定します。 ただし、警戒レベル3以上の避難情報(高齢者等避難)が発令されていない場合でも、施設の立地状況や周辺状況等により重大な被害が発生することが予見される場合や、公共交通機関の計画運休等により保育士の配置が困難である場合、停電に伴う断水や施設の損壊等により保育施設における安全が確認できない場合などは、保育園等と市で協議の上、市が臨時休園等の措置を講ずることもあります。  

休園基準
警戒レベル 避難情報 (市が発令) 市民に求める行動 休園基準
1 - ・最新の防災気象情報等に留意するなど、災害への心構えを高める。 開園
2 - ・ハザードマップ等により、災害が想定される区域や避難先、避難経路を確認する。 開園
3 高齢者等避難 ・避難に時間を要する人(ご高齢の方、障害のある方、乳幼児等)とその支援者は危険な場所から避難する。 ・高齢者以外の人も、必要に応じ普段の行動を見合わせたり、いつでも避難できるよう準備をし、身の危険を感じる方は自主的に避難する。 休園
4 避難指示 ・危険な場所から速やかに全員避難する。 ・外出することでかえって命の危険が及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や、自宅内のより安全な場所に避難する。 休園
5 緊急安全確保 ・すでに災害が発生しており、安全な避難ができない状況となっている。 ・命の危険があるため、直ちに安全確保を行う。 休園
(保育園等の対応)

・本基準に基づき臨時休園を決定します。 ・現在の状況を保護者に伝えた上で、安全を確保しつつ、速やかなお迎えを依頼します。 ・園児が在園している場合は、原則として、保護者に事前周知している避難場所へ園児を速やかに避難させます。ただし、事前周知している避難場所が開設されていない場合は、他の避難場所へ園児を避難させます。また、全園児を速やかに避難場所へ避難させることができない場合は、避難できるまで屋内の安全な場所へ一時的に避難します。

(留意事項)

  ・保育園等の所在地に、市から警戒レベル3以上の避難情報(高齢者等避難)が発令された場合、臨時休園となります。 ・避難情報は、市が様々な情報をもとに総合的に判断します。このため、気象庁から大雨警報などの警戒レベル3以上に相当する防災気象情報が発表されたとしても、必ずしも市が避難情報を発令するわけではありません。

避難情報解除後の対応

保育園等は、避難情報が解除されたとき、次の1~5の事項を確認し、安全な保育ができると判断した場合は、休園基準に基づき保育を再開し、再開の旨を保護者に連絡します。 1. 施設の安全の確保 2. 施設周辺の安全の確保 3. ライフライン(電気、水道、ガス、交通等)の状況 4. 職員体制の確保 5. 給食の提供可否(必要があれば一時的な弁当持参等を検討) など

災害時における深谷市内保育施設の臨時休園等に関するガイドライン