第15回(令和6年度)緑のカーテンコンテスト 優秀作品の発表

更新日:2024年11月14日

緑のカーテンとは?

「緑のカーテン」とは、ゴーヤやアサガオなどのツル性植物を、ネット等にはわせ、カーテンのように窓を覆うものです。
緑のカーテンは、熱のエネルギーのしゃ断効果や、葉からの水分蒸散により、日差しを和らげてくれるだけではなく、 室温の上昇も抑え、エアコン等による電気等のエネルギー消費を減らし、 発生する二酸化炭素(CO2)も減らします。

 

緑のカーテンコンテスト

目的

温室効果ガス削減効果が期待される緑のカーテンを広く市民に普及促進し、地球温暖化対策への意識向上を図ります。

応募件数

家庭部門 … 26件

団体部門(事業所・公共施設) … 14件

 

厳正なる審査の結果、以下のとおり優秀作品が選出されました。

写真は、ご提出された写真の中から1枚を選んで掲載しています。

コメントは、応募用紙に記載された内容を一部抜粋・再構成しています。

公共施設・学校等を除く団体部門応募作品のうち、環境への取組みについてご記入いただいた作品につきまして、コメントをご紹介させていただきます。

 

家庭部門 優秀作品の紹介(敬称略)

令和6年度の優秀作品については、令和6年11月14日(木曜日)から11月24日(日曜日)に深谷市役所本庁舎1階多目的ホールで展示を行います。ぜひご覧ください!

最優秀賞

お名前:蜂谷 優美
植物名:ゴーヤ

 

最優秀賞  蜂谷 優美
コメント(抜粋)

 子どもとプール遊びした時にプール後のお水をあげました。
小学生の子どもが夏休み、生活習慣が乱れないように、ゴーヤの朝の水やりを日課としました。自分が育ててる感覚をもち、ゴーヤを食べるようにもなりました。

優秀賞

お名前:谷川 廣子
植物名:ゴーヤ、かぼちゃ

優秀賞 谷川 廣子
コメント(抜粋)

肥料は、コンポスト講習で習った物を使いとても元気に育ちました。

 昨年は重さで脱落し失敗しましたので、しっかりベランダに作りました。
コンポスト肥料を使いましたので、かぼちゃも参加し少々にぎやかなカーテンになりました。日照りが強く葉が萎れましたが、朝夕は気持ちの良いグリーンカーテンで過ごしました。

お名前:金子 瞳
植物名:ゴーヤ

優秀賞 金子 瞳
コメント(抜粋)

昨年のゴーヤの落ちた種から、自然に発芽した苗と、市から頂いた苗とで、今年も広々したカーテンができました。土は、日常の生ゴミを埋めて発酵した自然の肥料のみで、化学肥料は一切与えず、毎日水やりをしました。真夏の日差しの元、暑さに負けず、頑張って成長してくれました。

リビングから見える緑のカーテンは、視覚的にも室内を涼しくしてくれて、暑い日差しを遮り、電気代も減らす事ができました。子供達も生い茂った葉っぱの中から、毎朝ゴーヤの実を探すのが、楽しみでした。収穫したゴーヤは、子供達も、積極的にお手伝いをしてくれて、ツナマヨゴーヤなどにして、美味しく頂きました!また、ツルや葉に住む昆虫達にも、興味を示し、図鑑で調べたりして、昆虫博士にもなれました。

入賞

お名前:川田 隆祥
植物名:千成ひょうたん

入賞 川田 隆祥
コメント(抜粋)

今年の夏は高温で日照り、雨不足が続いたため朝晩水をあげた。つるが思った以上に伸びすぎてこまめな選定が必要だった。朝から直射日光が当たる東窓の部屋の日よけ対策として設置効果は抜群だった。ひょうたんもたくさん取れた。

お名前:木村 澄穂
植物名:アサガオ

入賞 木村澄穂
コメント(抜粋)

今年は、クレマチスをメインにしようと計画・実行しましたが途中で弦の伸びが悪く、昨年来の朝顔で再挑戦して現在となりました。今年は全体に弦を伸ばそうと剪定を欠かさずに行い、希望の形が整いました。土は庭を掘って新しい土壌にしたのが良かったと思います。

今年も緑のカーテンコンテストに応募をしようと当初から計画しましたところ、朝顔が咲いているところが写真に収めての応募を考えて、ようやく一部に咲いているところを見られてよかったと思っています。

お名前:石川 ケイ子
植物名:ゴーヤ、フウセンカズラ

入賞 石川 ケイ子
コメント(抜粋)

土作りは、お菓子や味付け海苔に入っている石灰と100円ショップの化学肥料を使用しました。去年抜いたとき石灰、植える1月位前石灰、ゴーヤは植える前化学肥料を入れてから1~3cm土をかけてその上にポットから出して、土がポットの形のまま植え、追肥は 8月中旬まで 2週間に1回ゴーヤの周りに化学肥料を少しずつ埋めていました。ただ5年同じ場所でやっているからか、実はきれいな形にならなくなり、9月になる頃から葉っぱが斑点状に黄色くなって枯れきています。これを反省点として、来年は土作りから.......かな?と。写真は植えて2ヶ月の8月上旬(8/4)です(南側の土地をお持ちの方がお休みの日くらいしかこの角度で撮れません)。

ゴーヤは砂糖、お酢、お酒などで煮付けています。冷凍保存すれば来年のゴーヤシーズンまで楽しめます。去年、今年と緑のカーテンの効果はてきめんで、暑い夏を乗り越えられそうです。注意点?として、緑のカーテンをした窓のそばに置いておいたソーラーパネル電池の腕時計が止まるほど、日射が弱まる.....ようです。これくらい直射日光が遮られていますので、やらないよりはと思っています。

お名前:山崎 敏彦(*「崎」の正式には「たつさき」)
植物名:ゴーヤ

 

入賞 山崎 敏彦
コメント(抜粋)

今年は、庭と畑の境に植えてみました。大木とビニールハウスを利用して網を張りました。

西日が当たる場所なので、たくさんの日陰ができました。草取りや畑仕事の合間の休憩場所にできたり、休日の早朝にはアイスコーヒーを飲みながら新聞読みや談話を楽しみました。たくさんのゴーヤができ職場や親戚に配り、うちでは毎日、細切りの天ぷらとゴーヤチャンプルを楽しみました。細長い種類は苦味も少なく食べやすかったです。

お名前:真下 志づ子
植物名:ゴーヤ

 

入賞 真下 志づ子
コメント(抜粋)

横8m×縦4mのゴーヤの緑のカーテンです。主人が毎年作っていますが、今年の出来映えは特に素晴らしいので応募しました。皆さんにも是非ご覧になって頂けたらと思います。こちらは家の東面にあり、南面にもできてます。かなり涼しく冷房代も節約になっていると思います。

収穫したゴーヤは知人や近所の方にプレゼントしたり、毎日スムージーで飲んでます。佃煮もたくさん作ってます。

お名前:高山 栄次
植物名:ゴーヤ

入賞 高山 栄次
コメント(抜粋)

 土づくりは、毎年植えている場所であったため、事前に市販の肥料を混ぜ植える準備を行った。ネットを横長に張りゴーヤが幅広くなるようにしました。

ゴーヤカーテンがあることで、道路側の視界仕切りと東側の陽ざしを遮ることができたことで、多少の節電には繋がったのではないかと考えます。暑さ対策ゴーヤはゴーヤーチャンプルーにして頂くことができました。

お名前:鈴木 美恵子
植物名:アサガオ

 

入賞 鈴木 美恵子
コメント(抜粋)

プランターで育てています。毎年芋虫が付くのですが、今年は見つかりませんでした。
朝晩の水くれだけでは猛暑に耐えきれず、日中葉っぱがぐったりする事もあります。昼間も少し水分補給!土が減ってくるので、その都度補充しています。
ハイポネックスを3週間に一度くらい薄めてあげています。

午後から一階のリビングのエアコンを使います。温度は28度の弱で設定します。それでも涼しく快適に過ごせています。毎年2階まで伸びてくれます。今年の夏も寝る時は一度もエアコンを使わずに過ごす事ができました。よしずは倒れてしまいましたが、猛暑と台風と夕立に耐え、本当に良く頑張ってくれました。
『暑さが来ても気にせず、常に葉が青々と茂る。』という昔の言葉をリビングから見る葉っぱの裏側が思い出させてくれました。

お名前:八木 清美
植物名:ゴーヤ

 

入賞 八木 清美
コメント(抜粋)

自家製堆肥と苦土石灰を入れ耕してから植え付けました。
水は2日に一度たっぷりと潅水しました。
今年のゴーヤは暑さのためか身の付きが去年より悪かったように感じました。

とても暑かった夏でもゴーヤの下でバーベキューしたりお茶したりと楽しい時間を過ごすことが出来ました。又室内からのグリーンの景色は見るだけでも涼しく感じる事が出来ました。強風で棚が崩れてしまい撤去した後の室内の温度上昇が顕著であり改めてゴーヤカーテンによる室内温度の変化の有効性を体感として感じることができました。

お名前:久保 敏子
植物名:ゴーヤ

入賞 久保 敏子
コメント(抜粋)

毎年、苗を植える約2週間前に石灰を入れ、1週間後に市販の牛糞を入れて土作りをします。元肥料はマグァンプを使います。害虫対策は特に何もしませんが、一度も害虫に悩まされたことはないです。水やりは夏なのでほぼ毎日やりました。

リビングの出窓が200×200位大きく、南側なので 夏は部屋のカーテンだけでは暑さが防ぎきらないので、毎年のゴーヤのグリーンカーテンは欠かせないです。 出来たゴーヤはチャンプルやサラダ、唐揚げやカレーの具材など色々なメニューに使えて 夏の楽しみです。

団体部門 優秀作品の紹介

 

最優秀賞

施設名:深谷市立常盤小学校
植物名:ゴーヤ

最優秀賞 常盤小学校
コメント(抜粋)

創意工夫・アイディア

1.カーテンの効果
緑のカーテンにより日差しが遮られ、日差しによる気温の上昇を予想以上に抑えることができ驚きました。そのため、緑のカーテンのない教室と比べ、クーラーの効きもよく2年生の4クラスの児童が気持ちよく過ごすことができました。結果的に、クーラーの設定温度や風量を抑えることができ、地球温暖化対策になったと考えます。
2.花・果実の活用
大量のゴーヤを収穫することができました。収穫したゴーヤは、「ゴーヤチャンプルー」に調理し、1学期と2学期に給食で2度提供されて、食べて楽しむこともできました。学校で育てた食材だったため、子供達も関心をもって美味しく食べました。また、5年生理科の「花から実へ」の学習の中で、教材として活用しました。ゴーヤの花を観察し、雄花と雌花について学習することができました。2年生は、ゴーヤの実を成長するのを「大きくなっている!」と日々楽しみにしていました。

取り組みの感想

1.網の設置
緑のカーテンの設置場所の検討をしました。本校はベランダがなく、ネットを設置することが難しい状況でした。そのため、2階の外壁の部分にネットを掛けるためのフックを設置するとともに、安定するよう棒で上下を固定しました。
2.育て方
ポットやプランターではなく、花壇への地植えで育てました。また、側枝が出てから、最初に出てきていた葉を摘むことで、大きく育つように取り組みました。そして、土には化成肥料を使用し、養分の補充をしました。縦によく伸び、葉も多く育ちました。

優秀賞

施設名:わかばクラブ(学童保育室)
植物名:ゴーヤ

優秀賞 わかば学童クラブ学童保育室
コメント

今年も大きなプランターを用意し、ゴーヤの生育に適した土に肥料を入れて根が張りやすいように工夫しました。白いゴーヤがあまり苦くないというので、2本植えました。

子ども達の手洗い場に植えたので、手洗いの時とても涼しかったです。収穫したゴーヤは、子ども達に順番で持ち帰ってもらいおうちで食べてもらいました。

施設名:深谷市立深谷小学校
植物名:ゴーヤ

優秀賞 深谷小学校
コメント(抜粋)

創意工夫・アイディア

1.(場所の工夫) 未来の地球温暖化対策を推進していくのは小学生等の子供 たちである。そのため、多くの児童に関心を持ってもらうために見やすい場 所を選んだ。(登下校のとき児童から見やすい。また、学童が使う教室の前 に設置したので、夏休みでも学童の児童は見ることができる。) 2.(水やりの工夫) ゴーヤカーテンは、2年生清掃場所の教室前にあるため、 清掃のとき、児童が水やりを行うことができる。また、その教室は学童が使 う教室でもあるため、学童の児童が水やりを行うこともできる。 3. (ネットの工夫) 美しく丈夫なネットを検討し選定した。10cmマスで 緑色のネットを5枚購入し、3枚と2枚を結束バンドで結び2枚の大きなゴ ーヤカーテンをつくり、2階ベランダ上部に結び付けた。カーテンの下部は 地面に埋めないで、カーテンは、その横に置いた2本の支柱に固定した。カ ーテンは5月から9月まで壊れることなく、美しくゴーヤを支えている。 

取組みの感想

グリーンカーテンが日陰をつくることで、教室の温度上昇を抑えています。 また、教室から見るとグリーンカーテンは緑で美しく、涼しさが感じられま す。さらに、児童は大きく育ったゴーヤを見て驚いています。子供たちと一 緒にグリーンカーテンを育てることで、植物を通して、自然や生命の繋がり を学び、地球温暖化防止の大切さを学ぶ機会になりました。

入賞

施設名:プリズムクラブ(学童保育室)
植物名:ゴーヤ

入賞 プリズムクラブ
コメント(抜粋)

例年ゴーヤだけを育てていましたが、今年はアサガオも一緒に育てることにしました。

日が入らず涼しく感じました。ゴーヤはお持ち帰りしてもらいました。緑の中に黄色やピンク、むらさきの花が咲いて綺麗でした。

施設名:深谷市立豊里小学校

植物名:ゴーヤ

入賞 豊里小学校
コメント(抜粋)

花壇は雑草等をきれいに取り除き、網もきれいに整えながら環境整備をしました。
肥料を混ぜて土を耕し、柔らかくして土の状態をよくしてから植えました。
1年生が中心となって、丁寧にゴーヤを植え、朝や下校前に水をやったり、雑草を抜いたりして世話をしました。

今年も猛暑が続き、ゴーヤにとっても厳しい状況でしたが、児童・美化委員会・職員が協力して水やりをして一生懸命育てました。ゴーヤも大きく成長し、葉を茂らせ日陰を作ってくれました。日影があったおかげで涼しい環境で作業などを行うことができ、集中して授業にも臨むことができました。そんな緑のカーテンに感謝です。

施設名:健!STUDIO.大塚店
施設名:ゴーヤ、アサガオ

入賞 健!STUDIO大塚店
コメント(抜粋)

土づくりや水やりなど営業日の朝や夕方、出来る時は土日の休業日にも職員が来て植物の世話をしました。そのおかげでよく育ち建物の二階まで届くほどに伸び立派な緑のカーテンができました。

東側の窓に緑のカーテンができたことで今迄はまぶしくてブラインドカーテンをしていたのですがブラインドをしなくてもよくなりました。緑色は目にも優しく風に葉が揺れる姿が涼しげで利用者様にも大変喜ばれ、窓の近くに寄って植物を眺める姿が印象的でした。アサガオやゴーヤの花は目にも美しく、ゴーヤの実は収穫してフロアに飾ったり、職員が持ち帰って試食したりと皆で楽しむことができました。

施設名:深谷市立上柴西幼稚園
植物名:ゴーヤ

入賞 上柴西幼稚園
コメント(抜粋)

園児がゴーヤの苗を植え、水やりも毎日行いました。
ゴーヤの実がなると、親子での収穫を促しました。緑のカーテンの取り組みを通して、親子の触れ合いを育むこととなりました。
来年度に向け、園庭の落ち葉を集め、腐葉土作りも行うことにしました。
来年度も緑のカーテンコンテストが楽しみです!

今年度は異常な暑さのため、思うようにゴーヤが生長せず、立派な緑のカーテンにはなりませんでした。ですが、子供たちは毎日水をあげ、ゴーヤの生長を楽しみにしていました。給食でゴーヤの献立が出たときには、「あっ!ゴーヤだ!幼稚園にもあるよね?。」と話している姿もありました。
また、ゴーヤの実がなると、親子で収穫を楽しんでもらいました。「ゴーヤは苦いんだよ。食べられるかな?」「大丈夫!僕、野菜食べられるもん!」と親子での会話も弾み、収穫している姿はとても微笑ましかったです。

入賞されなかった団体部門の応募作品の紹介について

令和6年度も緑のカーテンに取り組んでいただいた事業所様等から、たくさんのご応募をいただきました。団体部門に応募してくださった作品で、惜しくも入賞されなかった団体様を紹介します。ぜひご覧ください!

お問い合わせ先

環境課
〒366‐8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-577‐6539
ファクス:048-578-7383

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