深谷市における新エネルギー・省エネルギー導入の取り組み
深谷市では、平成25年6月に「新エネルギーの導入及び利活用施策基本方針」を策定し、市内公共施設の省エネルギー化、新エネルギー設備の導入に努めています。このページでは、深谷市の主な取り組みを紹介します。
公共施設への太陽光発電システムの導入
太陽光は、日射量が多い本市にとって発電に適した自然エネルギーです。深谷市では、市役所本庁舎、総合体育館、公民館、学校など幅広い施設に導入しています。(令和5年7月現在23施設導入(屋根貸し太陽光発電事業を含む))
一部施設では、毎日の発生電力量をモニター表示しており、太陽光発電システム概要を紹介しています。
深谷市公共施設に設置されている太陽光発電(令和6年3月現在) (PDFファイル: 70.8KB)

(深谷市役所本庁舎のモニター)
深谷市役所 本庁舎
本庁舎屋上やレンガコリドーの屋根に計150kW(出力68Wのパネル2,139枚)を設置しています。
年間約180,000kWhが発電可能となっており、平時は余剰電力を売電し、災害時には72時間対応の非常用発電機と併せて、十分な電力を確保し、庁舎機能を維持します。

(深谷市役所本庁舎)
その他市内公共施設
公民館や学校など、新たに施設を建設する場合に、太陽光発電など新エネルギー設備を検討し、導入しています。
ここでは、一部をご紹介します。
(深谷公民館)
(水道庁舎)

(本田配水場)
(花園中学校)
大規模太陽光発電設備(メガソーラー)の導入
深谷市下水道事業では、浄化センターに大規模太陽光発電設備(メガソーラー)を設置しています。平成26年10月より発電を開始し、発電容量は1,500kW(太陽光パネル6,336枚)、年間発電量は1,700,000kWhで、一般家庭約300世帯分に相当します。
(深谷市浄化センター メガソーラー)
下記リンクにて、毎日の発電量を確認することができます。
深谷市市有施設屋根貸し太陽光発電事業の実施
深谷市では、公共施設の屋根を民間事業者に貸し出す事業を行っています。太陽光発電設備を設置した事業者は、市に使用料を支払い、売電収入を得て発電事業を行います。現在は、2施設にて実施しています。
詳細は、下記リンク先をご覧ください。

その他新エネルギー施設の導入
電気自動車(EV)充電施設の設置
・深谷市役所本庁舎駐車場(仲町11-1)
どなたでも有料で利用できる電気自動車用急速充電器(3相200V)を導入しています。

詳細は、下記をご確認ください。
・ 深谷市水道庁舎(岡部1086)
深谷市水道事業では、水道庁舎に普通充電器(単相交流200V)を導入していますす。
(水道庁舎 電気自動車 普通充電器)
環境教育動画でも、電気自動車用充電器について、説明しています!
ぜひご覧ください!

詳細は、下記をご覧ください!
太陽熱利用システムの設置
深谷市消防本部では、太陽熱利用システムを導入しています。
太陽エネルギーを集熱し、温水にして貯湯槽に貯え、施設の給湯に利用します。
(深谷市消防本部 集熱器)
理科授業等で再生可能エネルギーの環境教育実施
平成25年度より、市内小中学校にて、風力・太陽光発電実験キットを活用した理科授業を実施しています。風力・太陽光発電について観察・実験により追究する活動を通して、児童生徒の自然エネルギーに対する興味関心を高めます。
再生可能エネルギーにはどういった種類があるかを説明しています。(市内小学校)

キットを使用し、羽の枚数と発電量の関係について実験しています。(市内中学校)
(風力発電 実験キット)
LED等照明の導入
LED等照明は、従来の照明機器に比べて消費電力が少ないことから、少ない電力量で長時間の点灯が可能となります。また、省エネとともに市のコスト削減にもつながります。市では、「深谷市におけるLED化に関する指針」に基づき、省エネ性能に優れたLED等照明を積極的に導入していきます。
市内施設へのLED等照明
新たに新設する施設には、原則としてLED等照明を導入しています。また、既存の施設についても、リース等の手法により一部施設にてLED等照明を導入しています。
(幡羅公民館 1階ロビー)
LED式道路照明灯の導入
道路照明灯の更新の時期に合わせて、LED式の道路照明灯を市内各所にて導入しています。


(LED式道路照明灯)
更新日:2024年03月29日