重忠の郷土を守る会からの要望書

更新日:2023年12月27日

広域避難施設の設置に関する要望書
陳情者名 重忠の郷土を守る会
受付日 令和5年5月30日
陳情内容

昨年12月15日付けで深谷市企画財政部公共施設改革推進室より公表された公共施設適正配置計画の再編方針が示されましたが、2次計画の期間は、令和5年度から令和14年度までの10年計画となっております。
その中で他の施設により代替可能であることから集約する施設として川本農業者トレーニングセンター・川本サングリーンパークや川本農業総合地域施設が廃止の方針が示されております。
再編方針では『安心・安全な市民サービスの提供を維持しつつ老朽化・稼働率・配置状況などを考慮し、全市民的な視点で再編を進めていきます。』と述べておりますが、本計画では川本南地域の公共施設は皆無となり、公共サービスの著しい低下を招く事は必然であり、行政の不作為を生じる結果になります。
川本農業総合地域施設は昭和47年度第2次構造改善事業で建設された建物で築51年経過しており解体も止む無きものと考えますが、当施設には山王用水土地改良区(組合員475名)・芳沼用水土地改良区・黒野谷維持管理組合や本田東維持管理組合等の用水管理事務所が有り常駐の職員が在籍し、営農活動に必要不可欠であり最も重要な拠点であります。
また、地元の重忠太鼓の活動拠点でもあり、市内のシテイフィルハーモニーは毎週日曜日、更に深谷市民吹奏楽団も月2回の土曜日に吹奏楽の練習に励むなど、多くの市民に利用されていることから、代替え施設の設置を要望します。
隣接地の川本農業者トレーニングセンターも廃止の対象に成っていますが、現在川本南地区の広域避難施設は、川本南小学校と川本農業者トレーニングセンターの2ヶ所が深谷市より指定されています。しかしトレーニングセンターは、深谷市のハザードマップによると0.5m未満の水害時利用不可と成っており水害時には利用出来ません。近年、温暖化現象等で異常気象による災害が多発しており、令和元年の台風19号では大雨による荒川の急激な増水で洪水の危険性が高まり、南地区広域に「避難指示」が発令されました。
特に、本田坂下地区は、深谷市で最初に「避難指示」が出され、多くの地域住民が避難致しましたが、高台にある南小学校は収容人数等が少なく満杯となり大混乱を招きました。
これらの経験から南小学校体育館は、収容人数や設備など防災避難施設として機能(バリアフリー)を有しておらず、高齢者、要介護者など社会的弱者を収容できる機能を具備した施設ではありません。
したがって、川本農業者トレーニングセンターを閉鎖した場合に緊急に避難する施設がありません。荒川の洪水の危険にさらされている南地区住民の願いは、避難が容易に出来る立地に複合的な災害にも対処できる広域避難施設の設置を強く要望いたします。
川本南地区のほぼ中央である現在の川本農業者トレーニングセンターの用地を嵩上げし、水害に対応可能な広域避難施設を建設する事が最善策と考えます。
前述の通り、当局に置かれましては、特段の御理解をいただきたく広域避難施設を地域住民の総意として建設を要望する次第です。

(要望書の受領のみ)

担当課 公共施設改革推進室

 

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