農業振興にかかる地域住民理解の醸成及びコロナ関連施策に関する要望書

更新日:2023年03月27日

農業振興にかかる地域住民理解の醸成及びコロナ関連施策に関する要望書
陳情者名 ふかや農業協同組合、埼玉岡部農業協同組合、花園農業協同組合
受付日 令和3年12月17日
陳情内容 農業振興にかかる地域住民理解の醸成及びコロナ関連施策に関する要望書 令和2年3月に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」では、将来にわたって国民生活に不可欠な食料を安定的に供給し、食料自給率の向上と食料安全保障の確立を図ることが課題となっています。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響による、物流の混乱・輸出規制の実施等がみられることから、国産農産物の国内需要の喚起を図る必要があると考えます。
また、令和3年産米については、国の需給見通しに基づく過去最大規模の作付転換が行われました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響等による米の需要減少は、国の想定よりも厳しいものとなり、令和2年産米を含む高い水準の民間在庫を背景に、大幅な米価下落となってしまいました。
さらに、コロナ沈静化に伴う世界規模の原油価格高騰により、農業生産に必要な資材・燃油価格が高止まりしている状況です。
つきましては、当JAとしても、地域住民に対する消費拡大運動や、生産者に対する技術支援・生産コスト削減指導に取り組んで参りますので、下記の事項について、ご支援賜りますようお願いいたします。

1.農業がもつ多面的機能の重要性や、持続性の確保についての地域住民の理解を深め、消費者が地元農畜産物を積極的に選択する状況を創り出すための取り組みを強化いただきたい。

2.コロナ禍による外食需要の減少や消費スタイルの多様化に対応していくため、米・野菜を含めた地元農畜産物の需要拡大に向け、関係諸団体等との連携による消費拡大対策を講じていただきたい。

3.現在、深谷市で施行されているコロナ対策支援策に、新たにその影響を受けたすべての農業者に対し、支援施策の実施をお願いするとともに、周知漏れがないよう広報を行っていただき、スムーズな申請手続きを行っていただきたい。

4.コロナ対策として、今後も交付金など国・県からの支援がある場合は、コロナ禍の影響により減収となった農業者への支援策を検討していただきたい。

5.世界の経済活動の再開・回復に伴い、燃油・肥料・飼料等が高騰するなか、営農継続や経営安定が図れるよう、必要な対策を講じていただきたい。
以上

(表記を一部変更して掲載しております)
(要望書のお預かりのみ)
担当課 農業振興課

 

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