公明党 深谷市議団からの緊急要望書

更新日:2023年03月27日

公明党 深谷市議団からの緊急要望書
陳情者名 公明党 深谷市議団
受付日 令和3年5月18日
陳情内容 新型コロナウイルスワクチン接種に関する緊急要望書
政府は、新型コロナウイルスの変異株などによる全国的な感染拡大に対応するため、3回目となる緊急事態宣言を発出し、さらに、5月31日までの期間の延長、9都道府県への区域拡大やまん延防止等重点措置の延長・追加などの対策がとられているところであります。
こうした取り組みの中で、今まで以上の感染予防対策の実施や医療提供体制の拡充とともに、何よりも、市民への円滑かつ迅速なワクチン接種を進めることが重要と考えます。
ついては、本市におけるワクチン接種の体制整備について、下記のとおり緊急要望するものであります。 記 (1)政府は、7月末を念頭に高齢者へのワクチン接種を終えられるよう取り組むとしているが、多くの高齢者が接種を希望していることから、本市の接種計画を明確にするとともに、埼玉県と密接な連携の下、まずは、接種に当たる医療従事者への優先的な接種を早急に行なわれたい。

(2)アナフィラキシー・ショック等の副反応報道がなされている中、ワクチン接種に不安を抱える市民も多い。また、今後ファイザー社のワクチンに加えモデルナ社やアストラゼネカ社のワクチンの薬事承認が期待される中、ワクチンの安全性等について、タイムリーで分かりやすい丁寧な情報発信に取り組まれたい。

(3)集団接種会場において、事前に予診票を記入していないことも想定される。会場でアドバイスを受けながら記入できるよう、アドバイザー職員と記入用の座席の確保など配慮に努められたい。

(4)自力で接種会場に赴くことが困難な接種希望者等のため、移動のためのタクシーの活用など、必要な支援策を検討し実施されたい。

(5)今後、高齢者の優先接種と基礎疾患を有する者への優先接種が並行して行われることも想定される。国から示されている「先行予約期間」の設定を適切に行い、この期間においては、障がい者の方々等へのきめ細かな配慮を行い、速やかな予約につながるよう特段の取り組みを行われたい。

(6)視覚・聴覚障害、発語障害、精神疾患などを有する接種希望者に対しては、事前の情報提供の充実と接種会場での円滑な接種に必要な手話通訳や筆談ボードなどの合理的配慮を十分に講じられたい。

(7)車いす利用の接種希望者が会場で移動の不自由が生じないよう、スロープの用意や幅広い動線の確保、車いす対応トイレへのアクセスなど、合理的な配慮を十分に講じられたい。

(8)今後、一般の市民を対象とした接種も想定し、特設会場による集団接種のみならず、地域のかかりつけ医などでの接種が広範にできるよう、国が新たに示した接種単価の上乗せや医師・看護師等の派遣事業など活用の上、さらに、深谷寄居医師会との協議を進められたい。

(9)先行予約期間における処遇として、9月に海外へ留学する学生・生徒について、ワクチン接種が義務付けられていることから、留学するまでに2回の接種が実施できるよう配慮されたい。

(10)集団接種会場における経過観察時間を活用して、接種済者が注意すべき事項、例えば接種後すぐに体内の免疫が形成されるわけではなく引き続き十分な感染予防が必要であること、翌日に発熱などの副反応が顕著であることなどについて分かりやすく周知を図る映像などを上映されたい。

(11)国による大規模接種センターが利用できることとなったが、市民に制度の概要を十分に周知されたい。

(要望書のお預かりのみ)
担当課 保健センター

 

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秘書課 広聴係
〒366-8501
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