一般社団法人埼玉県乗用自動車協会からの要望書

更新日:2023年03月27日

一般社団法人埼玉県乗用自動車協会からの要望書
陳情者名 一般社団法人埼玉県乗用自動車協会
受付日 令和3年4月14日
陳情内容 新型コロナウイルス感染症拡大により深刻な影響を受けているタクシー事業者への支援及び
新型コロナウイルスワクチン接種に必要となる旅客輸送に関するタクシーの活用等について(要望)
平素より、タクシー事業につきまして格別なる御理解、御協力を賜り厚くお礼申し上げます。
タクシーは、今般の新型コロナウイルス感染症の影響を受け、厳しい経営環境にある中でも、運転者の雇用を維持しながら、エッセンシャルサービスとして運行を継続し、公共交通機関として地域住民の日常生活を支えているところです。
緊急事態宣言の再発令等により、外出の自粛、テレワークの推進、飲食店の時短営業、イベントの中止等でタクシー事業者は、さらに追い打ちをかけるように経営が圧迫されており、事業者自身が費用負担を負うことは大変厳しいとの切実な声があがっております。
つきましては、タクシー事業者の負担軽減に資するものとなる事業継続のための支援について御尽力頂きますよう切にお願い申し上げます。
次に、新型コロナウイルスワクチン接種に関して、ワクチンの円滑な接種が課題となっておりますが、タクシーは、自ら移動することが難しい高齢者等被接種者や巡回接種等のために医療機関等の職員を新型コロナウイルス接種会場等まで輸送すること、医療機関等の職員がその管理下においてワクチンを携えて新型コロナウイルス接種会場等まで輸送すること等に適した公共交通機関であることから、円滑な接種のために御活用頂きますようお願い申し上げます。
また、高齢者等のワクチン接種会場への移動のためのタクシー利用券の交付等、タクシー運賃の助成を併せて要望させて頂きますので、特段の御高配をよろしくお願い申し上げます。

【回答】
事業継続のための支援に関しましては、国から各自治体に交付された「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」等を活用し、市としましても、民間路線バスやタクシーなどの公共交通事業者へ支援を行ってきたところです。
新型コロナウイルス感染症への対策は危機管理上重大な課題であり、公共交通事業者の支援に関しましても重要であると強く認識しております。このため、具体的な支援策に関しましては、今後の国からの通達や近隣自治体の動向に注視し、対応を検討してまいりたいと存じますが、現時点では実施の予定はございませんので、ご理解をお願い申し上げます。
また、新型コロナウイルスワクチンの接種に関しましては、本市におきましても、5月下旬から開始となり、集団接種会場2か所、個別接種会場7か所で実施する予定です。
この接種会場に来場される高齢者の中には、自ら車を運転し来られるかたばかりではなく、家族や知人に送迎してもらうかた、市のコミュニティバスを利用するかた、タクシーを利用するかたなど、様々であることは認識しております。
ご要望いただきましたタクシーの活用等につきましては、自ら接種会場まで出向くことができない高齢者にとっては大変有意義であることも理解しておりますが、現時点で新型コロナワクチン接種においてタクシー券を交付すること等は検討しておりません。
今後、ワクチン接種を実施していく上で、タクシーの活用方法も視野に入れ検討していきたいと考えておりますので、併せてご理解をお願い申し上げます。

(参考資料の掲載は省略させていただきます)
(令和3年5月13日)
担当課 保健センター・商工振興課・都市計画課

 

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