深谷民主商工会からの要請書

更新日:2023年03月27日

深谷民主商工会からの要請書
陳情者名 深谷民主商工会
受付日 令和2年4月14日
陳情内容 【要請趣旨】
平素より小規模事業者施策、地域経済振興、今般の新型コロナウイルス感染症に対し尽力されていることに敬意を表します。
新型コロナウイルスのパンデミックにより世界の経済活動が落ち込み、国内外の経済に影響が出ているなか、国内の個人消費の低迷による景気後退は否めず、中小業者の営業にも影響が出ています。
感染拡大防止として政府が出した緊急事態宣言によるイベントの中止や自粛、市内の一斉休校等により事態は一層悪化し深谷市内の商工業者は悲鳴を上げています。
この状態が長引けば地域社会、地域経済そのものが立ち行かなくなる危険性もあります。つきましては、深谷市内の業者の実態を把握し、早急に市民生活を守り、市内経済と中小業者の安定した経営が持続的に営める支援策について要請します。

【要請項目】
1.市内業者の実態の調査、関係各所に協力を求めて実態の把握、情報共有化と支援の方法で材料になるものは民商としてもできる限り協力するので、県と国に挙げて欲しい。

【回答】
本件につきましては、国は当初より危機感を持って注視しており、市に対し市内事業所の実態調査(サンプリング調査)の依頼がありました。深谷市としましてはそれに応え、数社のご協力をいただき、内容を埼玉県を通じ国に回答しております。
また、深谷市としましても、市内団体、金融機関、影響のありそうな事業所を訪問し、実態調査に努めております。
こういった内容をもとに、全県的に市長会を通じて、国に情報を挙げていきたいと思います。

2.新型コロナウイルスの影響により収入が減少した個人事業主、フリーランスへの固定経費(家賃・リース料・従業員給料など)の助成や営業支援制度の創設

【回答】
事業者への支援としましては、国におきまして、持続化給付金として、フリーランス等個人事業者も含めた給付金が用意されました。
なお、深谷市ではこの度の新たな支援策として、深谷市小口資金保証制度特別枠「渋沢まごころ資金」を創設し、令和2年4月13日より受付を開始して事業資金の支援をしております。今後も状況を見ながら、必要とされるような各種支援策を検討してまいります。

3.雇用調整助成金の対象にならない労働者、一人親方・フリーランス等への支援(休業補償)

【回答】
雇用維持につきましては、国において、雇用調整助成金に大幅な特例を設けることや、小学校等の臨時休業に対応する保護者支援等制度を拡充しております。また、フリーランスを含む個人事業者の方も対象となる持続化給付金や、住民基本台帳に記録されている方を対象とした特別定額給付金も創設されております。市としましては、今後も国の動向を注視しながら対応させていただきます。

4.「渋沢まごころ資金」について
対象者の条件の緩和(税金完納者、完納見込みの方という要件廃止)、必要書類の簡素化、保証料全額補助、完済奨励金の創設(完済後、元金に対して10%以上補助)

【回答】
市が係る金融制度であるため、市税の期限を過ぎたものが残っている方を対象とすることは、一般的に理解を得ることが難しいと考えます。また、提出をお願いしています資料も、必要最低限のものと考えております。
保証料の補助、完済奨励金の創設ですが、現制度では利子を対象とした補助で利用者の皆様の支援をしておりますので、ご理解をお願いいたします。

5.「地方創生臨時交付金」を使って、新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けた人に補助金として支援

【回答】
「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」による支援につきましては、現在、交付金の内容を精査し、対応できることを検討しておりますので、ご理解をお願いいたします。

(令和2年5月11日)
担当課 商工振興課

 

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