市長記者会見発表内容概要(令和6年12月)

更新日:2024年12月20日

     

【地域通貨ネギーがさらに使いやすく!】個人間送金機能導入と利用促進キャンペーンを実施

本日、12月20日に、深谷市地域通貨ネギーの新たな機能として、少額の送金などに便利な対面での『個人間(こじんかん)送金機能』を導入しました。また、導入に併せて、多くの方々に『個人間送金機能』を利用いただくため、利用促進キャンペーンを実施します。

キャンペーンの内容としましては、対象期間中に個人間送金機能を利用し、1回で地域通貨ネギー1,000ネギー以上を送ったかたと受け取ったかたの双方に、300ネギーを進呈するものです。

参加には、期間中に、アプリ版地域通貨ネギーのアカウント情報に、住所、氏名、性別、生年月日が入力されていることが必要となります。

対象期間は、12月20日金曜日から令和7年1月31日金曜日で、進呈は、1アカウント当たり3,000ネギーを上限として、令和7年2月中旬を予定しています。

深谷市は、この取り組みを通じて、年末年始のさまざまな機会に地域通貨ネギーを利用いただくことで、地域通貨ネギーの利用者の増加や利用者間のコミュニケーションの活性化を図ってまいります。

【まちなか5.1kmを最先端の自動運転技術で走る】2年連続で『自動運転バス試乗会』を開催

深谷市では、バスの運転手不足などの地域公共交通における課題解決に向けて、市内公共交通への自動運転技術の導入を目指しています。昨年6月には、埼玉工業大学を始めとした7つの事業者と『深谷自動運転実装コンソーシアム』を結成し、国土交通省の『地域公共交通確保維持改善事業費補助金』に、県内で唯一、2年度連続で採択されるなど、『自動運転レベル4(フォー)』の実現に向けた取り組みを進めています。

このたび、コンソーシアムの取り組みの一環として、この補助金を活用して購入した『自動運転EV(イーブイ)バス』を使用し、自動運転バスの実証運行を兼ねた試乗会を開催します。

開催期間は、令和7年2月10日月曜日から12日水曜日までの3日間となります。そのうち、2月11日祝日については、小学生以上の市内在住のかたを対象として、1日8便運行をする試乗会の参加者80人を募集します。

募集期間は、12月23日月曜日から令和7年1月14日火曜日までで、応募は、電子申請『深谷市スマート申請』で受け付けます。また、実証運行の初日である2月10日月曜日午前11時からは、運行ルートの出発地である深谷駅市民サービスセンターギャラリー1において、出発式を開催します。

運行は、深谷観光バス株式会社が担当し、運行ルートは、JR深谷駅南口を発着地点として、1周約5.1kmのルートとなります。乗車時間は約20分間、自動運転レベルは、ドライバーが運転席に乗車し、緊急の場合には手動での運転を行う『自動運転レベル2(ツー)』で運行します。

深谷市では、将来的にはドライバーの乗らない『自動運転レベル4(フォー)』を市の公共交通に導入することを目指し、取り組みを行っています。こうした目標に到達するため、今回のような実証運行を行うこと、また、より多くの皆さんに試乗していただき、さまざまな感想をいただくことが、技術の発展にとって非常に重要なこととなりますので、ぜひ多くのかたの応募をお待ちしています。

【栄一翁の精神を受け継ぐ子どもが論語の里を案内】『渋沢栄一翁 ジュニアボランティアガイド』がデビュー!

今年7月3日に、渋沢栄一翁が肖像の新1万円札が発行され、旧渋沢邸『中の家』には、昨年8月のリニューアルオープンから今年の10月までで10万人が訪れるなど、栄一翁ゆかりの地に、多くの観光客が訪れております。

このような中、深谷市が推進する『ふるさと教育』の取り組みの一つとして、昨年度に引き続き、栄一翁の功績や精神を学んだ市内小・中学校の有志の子どもたちが語り手となり、栄一翁ゆかりの論語の里を紹介、案内するジュニアボランティアガイドの育成を行っています。

そして、このたび、10月から12月に開催された全8回の講座を受講し、栄一翁についての理解を深め、『渋沢栄一翁ジュニアボランティアガイド』として認定された小学校4年生から中学校1年生の13人が、令和7年1月からガイド活動を開始します。現時点での活動予定日は、令和7年1月11日土曜日と、2月8日土曜日で、各日、午前10時~正午と、午後1時~3時に、『渋沢栄一記念館』と旧渋沢邸『中の家』で活動を実施します。

市では、この取り組みを通して、子どもたちの地域貢献の意識やふるさと深谷を愛する心を育み、未来のリーダーとなる人材の育成を進めてまいります。

【Hello から始まるEnjoy English in Fukaya !!】継続して『生きた英語』を学ぶ深谷の英語教育

深谷市では、 郷土の偉人 渋沢栄一翁が 世界に目を向け、 現在の日本社会の礎を 築いたことから、 『渋沢栄一翁の心を受け継ぐ教育』を 基本理念に掲げ、 外国語教育活動に力を入れています。

今年度は、 市内全小学校が教育課程特例校の認定を受け、 英語教育について、 学習指導要領によらない特別な教育課程を編成し、 『話すこと』『聞くこと』を充実させるための カリキュラムや教育活動を 行っています。 実施にあたっては、 市立幼稚園、小・中学校への 外国語指導助手ALTの 派遣を拡充することで、 幼稚園、小学校1・2年生から コミュニケーションを基盤にした『英語活動』を行い、 発達段階に応じた英語教育を行っています。 これらの取り組みにより、 子どもたちが『英語が通じた』と実感できる 『生きた英語』を学ぶための環境を整備しています。

主な拡充の内容としては、 ALTの配置を拡充しました。

市立幼稚園の全学級に 毎週1時間、 市立小学校1~4年生の普通学級に 毎週1時間、 小学校5・6年生の普通学級に 毎週2時間、 市立中学校の普通学級に 毎週3時間以上の 配置を行っています。 市立幼稚園と、市内全小学校の1・2年生では、 この時間を、今年度から開始した 『英語活動』の時間としています。 なお、市立各幼稚園では、『英語活動』の一環として、 12月18日から 23日 月曜日の間に、 各園にALTを派遣し、ALTがサンタクロース役になって クリスマス会を行っています。

このように、深谷市の英語教育では、 幼稚園から発達段階に応じて 楽しく英語に触れるカリキュラムを 実施することで、 子どもたちが、 生きた英語に触れる機会が増え、 ALTとの触れ合いを通して、 さまざまな国やそこで話される言葉、 外国と日本の文化・習慣の違いなどについて 興味関心を高められることが 特徴となっています。

深谷市では、 幼稚園・小学校・中学校での 継続した英語教育を通して、 子どもたちが 『英語が通じた』という喜びを実感できる 『生きた英語』を学ぶ環境を整備し、 国際社会を生きていくために必要となる 英語によるコミュニケーション能力の 向上に力を入れた、 よりよい英語教育を目指してまいります。

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