市長記者会見発表内容概要(令和5年7月)

更新日:2023年07月31日

【2023年SDGs未来都市の取り組みを推進!】深谷市SDGs未来都市ロゴマーク投票

深谷市は、2023年5月に国から『SDGs未来都市』に選定されました。
このことを踏まえ、今後さらにSDGsの取り組みを進めるため、SDGs推進のシンボルとなるロゴマークを製作することとしました。

本市では、SDGsを推進する上で渋沢栄一翁の理念と功績を大切にしており、ロゴマークの候補案5点については、いずれも渋沢栄一翁とSDGsの繋がりを表現しております。この候補案5点の中から、最終的なデザインを皆さんの投票で決定してまいります。
投票期間は、7月18日から8月17日 木曜日 までの1か月間で、現在実施中でございます。投票方法については、Web投票または、市役所本庁舎の情報コーナーと公民館に設置された投票箱で投票いただけます。
なお、7月10日から20日の期間で、市内小中学生による投票も実施いたしました。ロゴマーク決定の結果発表については、8月下旬を予定しております。
また、決定後のロゴマークは市ホームページに公開し、申請に基づいて皆さんにご活用いただけるようにする予定でおります。
是非、たくさんのかたの投票をお待ちしております。

【第1弾のテーマは選挙投票率の県内順位アップ!】『地域通貨ネギー』で地域課題の解決にチャレンジ!

深谷市の『地域通貨ネギー』は、地域内経済循環を高め、また、地域課題の解決を図り、地域一丸となって持続可能なまちづくりを実現することを目的としています。地域内経済循環を高めることについては、昨年度実施したポイントバックキャンペーンなどにより一定の効果を発揮しました。

そこで、今年度は、地域課題の解決を図るための手法として、『ネギーチャレンジ』を実施します。『ネギーチャレンジ』は、地域通貨ネギーを活用した協働のまちづくりとして、市民の皆さんにさまざまなチャレンジに参加してもらうことが、地域課題の解決に取り組むことにつながるというものです。

その第一弾として、8月6日 日曜日 に執行される埼玉県知事選挙において、市民の皆さんに、選挙啓発活動にチャレンジしていただきます。市民の皆さんの協力により、選挙投票率の県内順位が、前回の埼玉県知事選挙と比較して向上した場合は、地域通貨ネギーのポイントバック率をアップして市民の皆さんに還元いたします。
具体的なキャンペーン内容としましては、投票率の県内順位が2位上がるごとに、ポイントバック率が1%ずつアップし、最大10%のポイントバックとなるものです。

7月25日火曜日から8月6日日曜日まで、市民の皆さんには、各自が投票することに加え、周囲への投票の呼びかけを積極的に行っていただき、その結果、投票率の県内順位がアップした場合は、8月14日 月曜日から8月31日 木曜日までの期間、地域通貨ネギーのポイントバックキャンペーンを実施します。なお、1人当たりのポイントバック上限は、5,000negiとなります。

今後もさまざまな『チャレンジ』を設定してまいりますので、市民の皆さんは、ぜひ、地域課題の解決に取り組みながら、チャレンジへの参加を楽しんでいただきたいと思います。

【美しい外観と『渋沢栄一アンドロイド・シアター』がお目見え】旧渋沢邸『中の家』がリニューアルオープン

旧渋沢邸『中の家』主屋は、明治28年に上棟された建物で耐震性が確保できなかったため、これまで、座敷内に立ち入ることができませんでした。

本市では、この建物を未来へと遺し伝えていくため、令和元年度から設計作業に着手し、大河ドラマ『青天を衝け』放送終了後の令和4年2月から構造補強および改修工事を開始し、建物は令和5年4月末に竣工、展示整備を令和5年7月中旬で終了して、ついに公開となります。

改修工事では、文化財の現況意匠の保持を基本として、明治期に建てた主屋南側は現状保持を行い、昭和期に渋沢家が増築した北側は利活用するための工事を行うこととしました。そして、建物の基礎補強、耐力壁や水平筋かいなどの設置、小屋組・床組の補強など、構造補強による耐震性向上のための工事を実施しました。
また、瓦屋根の土葺きを空葺きに替えて、建物への荷重軽減を行うとともに、『しっくい』などを用いた伝統的な工法で瓦屋根や外壁の細部が復元され、青天に映える美しい姿となりました。加えて、クラウドファンディングによる屋根改修の寄付金が1,425万5,000円集まり、屋根瓦の裏側にはご協力いただいた皆さんや大河ドラマ出演者の名前が記されています。
つづいて、展示整備については、主屋のうち南側部分は、渋沢栄一翁ゆかりの上座敷などをそのまま保存して公開します。また、主屋の北側部分は、展示を整備し、新たに『渋沢栄一アンドロイド・シアター』を設置しました。
このほか、『煉瓦製カマド跡』や『中の家』を守った歴代当主や建物の変遷の紹介、深谷大河ドラマ館のセットの一部などを展示します。

展示の目玉となる『渋沢栄一アンドロイド・シアター』は、渋沢栄一アンドロイドと映像を組み合わせた没入型のアンドロイドシアターで、帰郷して和服姿で寛ぐ80歳代の栄一翁が語る、ふるさと血洗島や仲間たちとの思い出などを聞くことによって、親しみながら栄一翁のふるさとを体験できる空間となっています。

『煉瓦製カマド跡』は、今回の工事に際して詳細な調査を実施したところ床下から発見され、5つの焚口を持ち、灰などをかき出すための溝が残っていました。れんがの中には、栄一翁が中心となって設立した日本煉瓦製造株式会社で作られたことを示す『上敷免製』の刻印が押されたれんがもありましたので、遺構はそのまま保存され、『中の家』の展示物として見学できます。

一般公開は、8月10日 木曜日 午後1時からとなり、8月11日以降は、毎日午前9時から、見学ができます。なお、10人以上の団体の受け入れは、9月からを予定しおります。

多くの人の力によって改修され、今まで以上に、栄一翁を身近に感じられるようになった『中の家』で、栄一翁、そして深谷に愛着を持っていただけるよう、ぜひ多くのかたのご来館をお待ちしております。

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