市長記者会見発表内容概要(令和5年10月)

更新日:2023年03月27日

企業・農家・農業関係者の交流拠点 『アグリテック交流施設 カタリバ深谷』が オープンします!

深谷市は、アグリテック企業集積都市DEEP VALLEYの実現に向けて、ビジネスコンテスト『DEEP VALLEY Agritech Award』や市内での実証実験へ向けた伴走支援、アグリテック交流会などの取り組みを実施してきました。これまでに関係を構築してきた企業は170社を超え、市とアグリテック企業との関係値は年々上昇している状況にあります。そのような中、市内の農家や農業関係者の声を直接聞きたい、他のアグリテック企業とのつながりを持ちたいという企業のニーズも増えてきています。また、深谷市への参入を検討する際、活動の拠点となるような場所があるといいというニーズもあります。そこで、アグリテック企業を深谷市に集積するために、そして、より多くのアグリテック企業に深谷市に来てもらうため、アグリテック企業が集まり、農家や農業関係者と交流できる場所として、『アグリテック交流施設 カタリバ深谷』を、10月30日月曜日にオープンいたします。開館時間は、平日の午前10時 から 午後6時です。

施設の特徴といたしまして、運営委託先のコーディネーター一人から二人が常駐し、マッチングの促進を図ります。また、今後は、アグリテックに関するイベントも実施する予定でございます。この施設を利用していただくアグリテック企業のメリットとしては、市内農家や農業関係者と交流することで、現場のリアルな声を直接聞くことができ、自社製品の開発・改良に活かすことができます。他企業と交流することもでき、イノベーションの創出につながります。また、コワーキングスペースとしての利用や、市内農家あるいは農業関係者との打ち合わせ場所としての利用など、深谷市での活動の拠点としてもご利用いただけます。さらに、展示スペースにおいて、自社のアグリテック製品をPRすることもできます。

一方、農家や農業関係者にとってのメリットとしては、さまざまなアグリテック製品に関する情報を手にすることができます。また、日々感じている悩みや課題、アグリテック企業に期待することを直接伝えることができ、企業とともに実証実験を行うなど、アグリテックによる課題解決を追求することができます。

深谷市といたしましては、この施設での交流を通して集まった、農業現場のリアルな悩みや課題をデータとして蓄積し、農業課題データバンクを創設します。このデータバンクをもとに、常駐するコーディネーターが、アグリテック企業と農家や農業関係者、あるいは企業間の効果的なマッチングを図り、市内での実証実験へとつなげていくことで、企業集積をさらに加速させます。

現在、市内に拠点を構え、活動しているアグリテック企業は3社あり、その他の企業からも、市の取り組みに興味を持ち、「深谷市に拠点を設け、深谷市とともに事業を展開していきたい」と言っていただけることもあります。

今後、この『カタリバ深谷』を活用し、多くの活動や交流が生まれ、その結果として市内での実証実験がこれまで以上に活発に行われることで、市内に拠点を構える企業が増え、DEEP VALLEYの実現に大きく近づけられるよう、取り組んでまいります。

渋沢栄一の郷 第18回深谷市産業祭

深谷の秋の祭典『渋沢栄一の郷 第18回深谷市産業祭』を11月11日(土曜日)および12日(日曜日)の2日間、開催いたします。

今回の産業祭は、旧中山道の一部、市役所通り、レンガ通り、市役所本庁舎を会場に開催いたします。中心市街地という地の利を活かし、既存商店街と連携しながら、本市の産業の発信を行うことで、祭典ならではの非日常的なにぎわいを、日常へつなげる取り組みを実施してまいりたいと考えております。

概要といたしまして、商工部門、農業部門、その他の部門で開催される催しをご紹介いたします。各部門ともに趣向を凝らし、充実した内容となっております。

まず、商工部門につきましては、各店舗が趣向を凝らし、商工業製品の展示や販売を行います。また、友好都市物産展には新潟県 南魚沼市、岩手県 田野畑村、静岡県 藤枝市、群馬県 富岡市が出展し、4つの友好都市のそれぞれの特産品が直接手に入れられる貴重な機会となります。さらに、商工業製品の展示販売ブースといたしまして、市内の企業が集まり、自社製品の展示や販売、事業紹介などを行います。そのほか、深谷市の農業課題を解決するためのテクノロジーを体験できる、アグリテックブースもございます。農業部門については、農業王国ふかや『やっちゃ場』と題して、『農業王国ふかや』ならではの、多彩な農畜産物の展示や販売、体験などにより、来場者が農業を楽しめる、にぎわいと活気のある会場づくりを、農業生産者団体や女性農業者の皆さんと一緒に実施してまいります。内容としましては、農畜産物の販売をはじめ、農業機械の展示や体験、野菜や花のフォトスポットなど、深谷の農業を『五感』で味わうさまざまなコンテツをご用意いたします。

また、同時開催といたしまして、深谷市近郊の高校生などによるステージパフォーマンスを披露する『ネギロック』が、開催されます。他にも、会場内をめぐるスタンプラリーをはじめ、子どもを対象とした、ミニ消防車との写真撮影や骨董市など、家族みんなで楽しめる企画がたくさんあります。 今回の産業祭には、130の企業・団体が参加します。商店街をはじめ、各企業・団体の皆さんと連携しながら趣向を凝らして開催し、市内既存店のリピーターとなっていただけるような“深谷市テイスト”のイベントや見どころ、食べどころを、ぜひお楽しみください。

お問い合わせ先

秘書課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
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ファクス:048-574-8531

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