市長記者会見発表内容概要(令和5年11月)

 11月25日 土曜日 から26日 日曜日 の2日間、『ねぎ』という食材に注目し、全国のねぎ産地が一堂に会した『全国ねぎサミット2023in農業王国ふかや』を、深谷テラスパーク、ふかや花園プレミアム・アウトレット、深谷テラス ヤサイな仲間たちファームで開催いたします。

 参加産地につきましては、東北から九州まで、22のねぎ産地の皆さんにご参加いただきます。

 会場では、各産地の出店ブースを設置し、産地自慢の『ねぎ』をはじめとする農産物および特産品の販売その場で調理した飲食物や加工品などの提供を行います。また、参加産地の首長や生産者団体代表者などによる『産地間連携会議』や産地間の理解を深め交流を図る『産地間交流会』を行います。

 ステージイベントでは、『サミット宣言』の発表や参加産地のねぎや特産品、産地の魅力を伝えるPR合戦、野菜ソムリエによる『野菜ソムリエ推し 深谷カルソッツ絶品！映え★うまソース対決』を開催し、カルソッツ用の2種類のソースレシピを紹介します。

 さらに、同時開催として、市内や埼玉県北地域の腕自慢のお店が『深谷ねぎ』グルメで競い合う『深谷グルメフェス』の開催や、アグリテック特設展示ブースの設置を行います。

 また、ふかや花園プレミアム・アウトレットおよび深谷テラス ヤサイな仲間たちファームでは、期間限定メニューやシェフのスペシャルメニューが販売されます。

 なお、秩父鉄道株式会社のご協力により、開催を記念して、11月中は『全国ねぎサミット』の開催が終了する11月26日まで、ヘッドマークにロゴを記した記念列車を走行しております。

 2010年に深谷市で始まったこの『全国ねぎサミット』も今年で12回目を迎えます。新たな参加産地も増えてきており、生産者の皆さんが丹精込めて生産した全国各地のさまざまな『ネギ』が集結しますので、大勢のかたにご来場いただき、産地ごとの違いを楽しんでいただきたいと思います。

 この秋から、冬にかけ、全国ねぎサミットを皮切りに、深谷市内で旬の『深谷ねぎ』を楽しむ企画が多く開催されます。

 今年は、これまで通り、旬の深谷ねぎを直売所やイベントなどで購入していただき、味わっていただくことはもちろんのこと、旬のおいしく育った深谷ねぎをとことん味わい尽くしていただくために、ぜひ、深谷ねぎの一本焼き『深谷カルソッツ』で味わっていただきたいと考え、『深谷カルソッツ 絶品ソース！ 映え★うま店 深谷ねぎにあうソースはこれしかねぇ』を開催します。

 この企画では、味自慢の市内13の飲食店に参加していただき、各店オリジナルの『うまくて映えるソース』と一緒に、深谷ねぎの一本焼きである『深谷カルソッツ』を味わうことができます。甘くて香ばしい焼きねぎを、深谷の野菜を使ったピンクのソースや目にも鮮やかなグリーンソースなど、お店のシェフが考案した自慢のソースとともに味わえます。開催期間は、勤労感謝の日の 11月23日から令和6年2月29日 木曜日までとなります。『深谷ならでは』、『深谷でしか食べられない』をテーマに、旬の深谷ねぎを通じて深谷を体験していただく、これまでにない企画となっておりますので、市民のかたはもちろんのこと、深谷を訪れる県外、市外のお客様もぜひ、『深谷カルソッツ』を通して、旬の深谷ねぎをお楽しみください。

 深谷ねぎの旬の時期に合わせ、ふかや花園プレミアム・アウトレットや深谷テラスパークに来場するお客様を市内へ回遊させるきっかけづくりとして、体験型周遊謎解きゲームを開催します。

 この企画は、『奪われたアルティメット ゴールデン ネギ セイバーを探せ！』と題し、謎解きクリエイターとして、全国各地で、地域を盛り上げる謎解きイベントを展開している日景 太郎 氏が手掛けるものです。

 本市では、今年の夏休み期間に開催された株式会社TOMUSHIによる『TOMUSHIのカブクワすごいぞ‼深谷ふれあいの森』の際に同時開催された『地球からのSOS』に次ぐ、第2弾の開催となります。

 今回は、参加する市内の飲食店や観光スポットを、謎解きに必要なヒントを設置するポイントとして設定し、謎解き公式ラインを使いながら、各スポットを巡り、ゴールを目指す体験型周遊謎解きゲームとなります。この企画には、深谷ねぎの一本焼き『深谷カルソッツ』を提供する13の店舗も参加いただいておりますので、謎解きゲームを楽しみながら、旬の深谷ねぎを一緒に楽しんでいただける内容となっております。

 また、本ゲーム参加者全員にオリジナルクリアファイルをプレゼントするとともに、ゲーム達成者には、アンケート回答後、抽選で、本市のふるさと納税の人気商品などの豪華賞品をプレゼントいたします。この企画を通じて、市内の飲食店や観光スポットを巡ることで、ふかや花園プレミアム・アウトレットや深谷テラスパークに来場されたお客様に、深谷の魅力を存分に味わっていただき、市内の観光回遊を促進してまいります。

 物価高騰に直面する生活者や事業者を支援するため、地域通貨ネギーの利用に対して期間限定で還元率を引き上げることで消費喚起を行い、消費の下支えを行うことを目的として、ポイントバックキャンペーンを実施します。

 概要といたしましては、ネギー利用時のポイントバック率を通常の1％から20％に増加するもので、キャンペーン期間は、12月8日 金曜日 の午前9時から、27日 水曜日までの20日間を予定しています。なお、このキャンペーンは期間の途中であっても、予算に達し次第、終了となります。一人当たりのポイントバック上限は、1万negiです。そのため最大5万円分の利用までがポイントバックの対象となります。キャンペーン期間に付与されたポイントは、令和6年2月29日 木曜日まで、利用することができます。また、キャンペーンの実施に合わせ、ネギーの利用方法が分からないかたの支援や、現金によるネギーのチャージ、カードタイプのネギーの発行などを行うサポート窓口を、市役所本庁舎1階に設置いたします。

 本事業の実施により、多くのかたにネギーを利用していただくことで、物価高騰に直面する利用者や市内事業者の支援を図ってまいります。

 深谷市では、今年6月に埼玉工業大学を始めとした7つの事業者と『深谷自動運転実装コンソーシアム』を結成し、運転手不足など、地域公共交通における問題解決を目指す取り組みを推進しております。このたび、この取り組みの一環として、自動運転バスの実証実験運行を兼ねた試乗会を開催いたします。

 開催期間は、令和6年1月12日 金曜日 から1月19日 金曜日 までの間、途中、14日 日曜日 は運休といたしまして、のべ7日間、1日6便 運行いたします。そのうち、1月13日 土曜日、18日 木曜日、19日 金曜日 の3日間につきましては、一般の小学生以上のかたを対象として試乗参加者を募集します。募集期間は、12月1日 金曜日 から12月18日 月曜日 までで、応募は、ハガキまたは、電子申請『深谷市スマート申請』で受け付けます。

 運行ルートは、渋沢栄一記念館を乗降場所とし、1周 約13．6kmのルートとなります。所要時間は約30分間、自動運転レベルは、ドライバーが運転席に乗車し、緊急の場合には手動での運転を行う『自動運転レベル2』で運行します。 運行は、埼玉工業大学が研究開発した自動運転バス車両で行います。こちらの車両は、今年の10月に東京都新宿区と神奈川県川崎市にて実証運行を無事故で終えたばかりで、今回、満を持しての地元深谷市での凱旋運行となります。

 実証実験運行の初日、1月12日 金曜日 午前9時からは、運行ルートの出発地である渋沢栄一記念館において、コンソーシアムの各代表者が出席する出発式を開催いたします。 また、運行ルートの地元小・中学校との連携事業として、出発式直後の第1便バスに、八基小学校6年生の児童が乗車するほか、八基小学校と豊里中学校では、事前に、埼玉工業大学 自動運転技術開発センター長の渡部 大志 教授による自動運転技術に関する特別授業を行います。さらに、試乗会の開催期間中、渋沢栄一記念館にて、自動運転バス遠隔監視システムの一般公開を実施いたします。試乗会の参加者以外のかたもご覧いただけますので、ぜひ お立ち寄りください。

 深谷自動運転実装コンソーシアムでは、地域の交通課題を解決するため、将来的にはドライバーの乗らない『自動運転レベル4』を市の公共交通に導入することを目指し、取り組みを行っております。

 こうした目標に到達するため、今回のような実証実験運行を行うこと、また、より多くの皆さんに試乗していただき、さまざまな感想をいただくことが、技術の発展にとって非常に重要なこととなりますので、ぜひ多くのかたの応募をお願いいたします。