市長記者会見発表内容概要(令和2年10月)

（注）令和2年8月の市長定例記者会見より、試験的に手話通訳を導入しています。

『深谷ねぎらいの日』は、11月23日の勤労感謝の日に大切な人への労いの気持ちを形に表す日です。

深谷市が平成30年にスタートさせた全国初の取り組みで、母の日のカーネーションやバレンタインデーのチョコレートと同じように、特別な人に感謝や労いの気持ちをこめて、深谷ねぎの『ねぎ束』や『ねぎ料理』などの贈り物をする新たな習慣にしたいと考えております。

『深谷ねぎらいの日』の取り組みにより、深谷市の知名度および魅力度の向上、ならびに深谷ねぎの消費拡大が図られるとともに、深谷発祥の新習慣として、このステキな取り組みが全国へと広まっていけば、とても嬉しく思います。

昨年行われた『全国ねぎサミット2019 inまつど』において宣言した『全国ねぎサミット宣言2019』では、全国のねぎ生産地22市町の関係者にも賛同をいただき、『ねぎらいの日』のPR活動について連携し、総力を挙げて、より一層盛り上げていくことを宣言しました。

また、市内では今年も、深谷ねぎが旬となる11月下旬から1月下旬までの期間を『深谷ねぎ旬間』として、ねぎを通して深谷市民が一つになって、深谷をPRするための取り組みを展開してまいります。

そして、直近の取り組みとして、11月10日（火曜日）に東京商工会議所の会議室にて、深谷ねぎらいの日』についての記者発表会を行います。

ゲストに高橋英樹さん・真麻さん親子をお迎えし、日ごろの活躍を労います。

さらに、『ねぎらいの日』を全国に向けて展開するために、この度、11月23日の勤労感謝の日を『ねぎらいの日』として記念日登録いたしました。

今回の登録により、勤労感謝の日にねぎで労う新たな風習として、さらに全国へと普及させていきます。

11月23日の勤労感謝の日は、『深谷ねぎらいの日』として、いつも頑張っている人や特別な人へ、ぜひとも、深谷ねぎの『ねぎ束』や『ねぎ料理』などをプレゼントし、労いや感謝の気持ちを伝えていただければと思います。

深谷市が取り組んでいる、『立志と忠恕の深谷教育』の理念のもと、国のGIGAスクール構想をふまえた環境整備の中で、ICT教育をより一層重視して未来を生きる子供たちを育むために、『渋沢 spirit in ふかや GIGAスクール』構想を策定しました。

近年のグローバル化や急速な情報化などは社会の変化を促し、子供たちの成長を支える教育の在り方も新しい対応が求められています。

  GIGAスクール構想の加速はこうした動きと軌を一にするものであり、深谷市においても今年度中に全児童・生徒にタブレット端末の整備を行い、新たな『令和の学び』を始動させます。

令和の新しい教育が求められる中、教育における不易の部分であり、深谷市教育の肝である『立志』と『忠恕』の精神を根底にすえて、教育委員会、学校、外部の有識者などで協議を重ね、深谷市で育みたい『7つの力』を導き出しました。

『渋沢 spirit in ふかや GIGAスクール』構想を進めるにあたり、『対面指導と遠隔・オンライン始動を組み合わせた学び』、『協働的・探究的な学び』など3つの目標を定め、学校や地域、関係機関が一体となって『令和の学び』を進め、変化の激しい社会を生き抜く力をつけていくよう支援していきます。

今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、多くの学校行事が中止、縮小となっております。

このような状況の中、感染症拡大防止対策を行いながら子供たちの学校生活に活力と潤いを与えるため、ふるさと教育の視点を取り入れた学校行事を推進します。

具体的には、各学校において、子供たちが郷土の偉人『渋沢栄一翁』を学び、渋沢栄一記念館などの施設や史跡を訪れ、その場の空気に触れ、オンラインでは感じることのできない体験活動を行います。

現在、実施が予定されている学校は、資料のとおりとなっておりますが、現在、検討中の学校もございます。

今後も、深谷市としましては、コロナ禍を跳ね返せという気概を持って、感染症拡大防止対策を行いながら、子供たちが『ふるさと』にふれ、『ふるさと』を理解し、『ふるさと』を誇りに思う心や態度を育む『ふるさと教育』を推進してまいります。