市長記者会見発表内容概要(平成27年3月)

更新日:2023年06月05日

【提案募集】第2庁舎跡地の公募型プロポーザル方式による売却

平成26年12月に用途廃止となった「深谷市役所第2庁舎」の跡地利用について、深谷駅周辺中心市街地という地域性に配慮し、本市の顔にふさわしい魅力的な市街地形成に資する有効活用と、地域経済の活性化を目的に公募型プロポーザル方式による売却を実施いたします。施設の概要ですが、土地については、面積が1,170.43平方メートル、建物については、庁舎の延床面積が1,165.59平方メートル、倉庫の延床面積が129.43平方メートルで、 最低売却価格は6,012万2,000円で、これは、土地の鑑定評価額から、建物の解体費用を差し引いたものとなっております。応募者の資格は法人であること。売却条件は、1点目が、既存の建物を解体すること。2点目が、売却後、すみやかに建物等を解体し、3年以内に施設の供用を開始すること。3点目が、供用開始後、10年間は用途転用を禁止することです。審査方法ですが、学識経験者等で構成される審査委員会により提案書類の審査を行い、最優秀提案者および優秀提案者を選定いたします。 審査においては、『まちづくりとの関係性』、『土地・建物の利用計画』、『資金計画』、『価格等』が、主なポイントとなります。

【全国初】循環型地域資源開発 「ふるさと納税」お礼品選定『奥の深道 アワード2015春』への参加事業者を募集

深谷市では「ふるさと納税」のお礼品を選ぶための市内事業者選定を、全国初の試みとして、市内事業者からのエントリー商品を募集し、インターネット上で国民投票を実施します。エントリー商品の中から国民投票により選ばれたお礼品は、ふるさと納税ポータルサイト最大手の「ふるさとチョイス」に掲載されます。また、市内事業者による魅力的な商品開発が行われるよう、ポータルサイトのお礼品は、期間を区切り入替を行います。皆さんご存知のAKB総選挙、ゆるキャラグランプリ、Jリーグの入替戦などを参考に、本事業を企画しました。この事業により、深谷市へのふるさと納税の寄附金額の向上、市内事業者の売上の向上と、事業者による深谷市の魅力を全国に発信する商品開発力の向上を目指します。これまで、深谷が育んできたものには深みがあり、そして深い魅力があります。「奥の深道」それは、そんな深谷の逸品を探す物語。そうした思いを込めて、事業者コンペティションのネーミングを決めました。4月からは、国によるふるさと納税制度の拡充もあり、深谷市の魅力を全国に向けて発信する、よい機会であると考えております。1件でも多くの市内事業者のエントリーをお待ちしております。

【ぐっと便利に!】深谷市コミュニティバス『くるリン』の新運行

4月1日から、コミュニティバス『くるリン』は、路線やダイヤを全面的に見直し、新たな運行を開始します。決まったコース・時間で運行する定時定路線型は、4つの路線があり、いずれの路線も深谷駅を発着します。すべての路線が、深谷駅の北口と南口で毎便待ち合わせるため、相互の乗換が可能になります。事前に電話などで予約があった場合に運行するデマンド型は、市内の5地区に車両をそれぞれ1台ずつ配置し、地区内運行を基本として、運行します。また、スーパー、コンビニおよび病院などの施設内で、バスを待てる「バス待ちスポット」を設定いたします。なお、このバス待ちスポットは、県の「出歩きやすいまちづくり」の施策で、スポット数は現在、県内全体で76カ所で、最も多いのは、さいたま市の17カ所です。今回、深谷市では、県全体を大きく上回る140カ所を登録し、県内一の登録数となります。市内の公共交通の確保・維持を目的として、くるリンと民間路線バスや秩父鉄道を乗り継いだ場合に、運賃を割引く制度を開始します。現運行からの主な変更点ですが、定時定路線型は現運行に対し、ほぼ倍に増便します。デマンド型は、現運行の1日5便に対し、新運行ではダイヤを撤廃し、利用したい時間に予約できるようになります。また、デマンド型のバス停は、資料のとおり増設するとともに、市外にも一部バス停を設置し、利便性を飛躍的に向上させます。また、運賃は市民や利用者の満足度が非常に高く、運賃値上げに賛成する声が多かったことなどから、1日100円から200円に値上げさせていただきます。 なお、詳細は「ご利用ガイド」をご覧ください。

【支援を継続】友好都市・田野畑村への職員派遣

現在、東日本大震災により被災した友好都市の岩手県下閉伊郡田野畑村に対して、復興支援として市職員を2名派遣していますが、来年度においても、引き続き職員を派遣します。派遣期間は、4月から平成28年3月までで、土木技師を2名派遣します。1名は平成26年4月1日からの継続派遣、もう1名は、新規の派遣となります。田野畑村では、村道および集落道の設計工事監督などを行います。なお、田野畑村への職員派遣については、今年度も土木技師2人を田野畑村に派遣しておりますが、過去には、平成23年4月に保健師を5人、平成24年5月に一般事務2人と土木技師を1人、平成25年4月に土木技師3人を派遣しております。

【新教育制度のもとでの新たなスタート】深谷の子『6つの誓い』

深谷市は、郷土の偉人、渋沢栄一翁の心を受け継ぐ「立志と忠恕の深谷教育」を推進していますが、このたび、深谷市の子どもたちの中から、第2、第3の渋沢栄一翁を育てる基盤づくりを力強く推し進めるために、栄一翁の心を受け継ぐ『深谷の子「6つの誓い」』の取り組みをはじめます。この「6つの誓い」をとおして、「夢とこころざしをもち、まごころと思いやりのある 深谷の子」を育成してまいります。まず「立志の精神」では、「私は、夢に向かって努力します。」「私は、毎日勉強します。」「私は、たくさん挑戦、体験します。」の3項目を、次に「忠恕の心」では、「私は、すすんであいさつをします。」「私は、脱いだくつをそろえます。」「私は、心のこもったことばをつかいます。」の3項目を、それぞれ、目標として掲げました。今後は、作成したリーフレットを活用し、4月からスタートする新教育委員会制度のもとで、深谷教育のシンボルとして学校教育グランドデザインの重点に位置付け、子どもを取り巻くオール深谷で、未来の渋沢栄一翁を育てていきたいと考えております。

【春の名所】深谷グリーンパークのチューリップ

深谷グリーンパークでは、約3万2千本のチューリップが、4月上旬ころに見ごろを迎えます。深谷市は、野菜のほか、花においても全国屈指の大生産地です。特にチューリップは切花生産で、農業産出額が全国第2位となっており、年間で約1,290万本が生産されています。昨年2月の大雪では、チューリップ生産農家も被害を受けましたが、現在は復旧に向け、再建が進んできています。今年は、市民約100人のかたとともに植えつけを行い、全ての圃場をストライプ模様で構成し、5色のストライプの世界を演出します。ぜひ、皆さまにチューリップと桜の可憐な競演をご覧いただきたいと思います。 

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