市長記者会見発表内容概要(平成26年10月)

更新日:2023年06月02日

【観光と農業の振興】花園IC拠点整備プロジェクトに関する民間事業者の公募

まず、プロジェクトの概要につきまして、改めてご説明いたします。本プロジェクトは、観光と農業を主軸として経済の活性化を図り、さらには、近隣市町村との連携により、県北西部地域の発展にもつなげていこうとするものです。具体的には、花園インターチェンジの立地の優位性を最大限に活かし、インターチェンジから1から2キロの圏内にアウトレットモールを核とした拠点施設を整備するものです。これによって、市外、特に県外から多数の来客者を獲得し、観光や農業の振興に資するこれまでにない事業を行うことによって、地域経済の活性化を図ってまいります。

それでは、民間事業者の公募につきまして、ご説明いたします。「花園インターチェンジ拠点整備プロジェクトに関する民間事業者の公募」につきまして、資料の「1 公募の目的」をご覧ください。花園インターチェンジ拠点整備プロジェクトのうち、民間ゾーンとして位置付けた区域に、大規模商業施設を核とする観光型集客施設の設置・運営等を行う事業者の募集・選定のために実施するものでございます。続きまして、「2 公募概要」ですが、本公募は、(1)事業スキームにございますとおり、市が民間ゾーン内の土地について、所有者との間で、契約を結び、これを民間事業者に対し一括して転貸借しようとするもので、その期間は、(2)のとおり、20年以上を条件とした、契約をするものです。なお、(3)の土地の賃料については、本募集要項公表後に実施を予定している民間事業者との直接対話のあとに確定します。(4)の事業計画地については、深谷市黒田および永田地区の17~18haの区域となっております。(5)の計画建築物の制限については、1万平方メートル以上のアウトレットモールを核とした施設であることおよび、住宅や倉庫、青少年に有害な影響を与える興業・物販・サービスでないことの2点でございます。また、本公募に参加できる企業については、(6)の参加資格条件に示しているとおり、大規模な同類の施設の企画及び設計・運営実績のある企業とし、単独 またはグループで参加することができます。続いて、「3 民間事業者の選定方法」についてご説明いたします。応募企業の選定にあたっては、まず、都市計画や建築、あるいは施設の建設・運営に関する金融・財務等、専門的知見を有する、有識者等による選考委員会によって選考を行い、最終的には市が選定します。最後に、「4 公募等の概略スケジュール」ですが、10月31日に市のホームページにおいて募集要項を公表し、(2)の表のとおり、順次進めてまいります。なお、本公募によって選定された事業者は、市と契約に向けた協議・交渉を優先的に行う権利を有する、優先協議者として位置づけられます。また、これら協議・交渉に先立ち、優先協議者となった企業とは、3月中に基本協定を締結する予定です。

 

【県北初】深谷市における今後の認知症対策

国は、65歳以上のかたの4人に1人が、認知症やその予備軍と推計しております。深谷市では、今後増加していく認知症のかたやその家族を地域の中で支援することを目的に、認知症カフェ『オレンジカフェ東都』の開催と、認知症簡易チェックシステムの導入をいたします。『オレンジカフェ東都』は認知症のかたや家族、認知症への理解を深めたい地域住民や専門職など、誰もが気軽に集い、ゆっくり話のできる場所として、東都医療大学を会場に、11月から月1回開催いたします。『オレンジカフェ東都』の特色は、市内で『介護者のつどい』を開催するボランティア団体の『介護保険サポーターズ深谷』と、看護師などの養成を行っている東都医療大学の教職員および学生、市が、協働により、それぞれの経験や知識を活かしたことであります。続きまして、携帯電話やパソコンを使って簡単に認知症チェックができる『認知症簡易チェックシステム』を11月下旬に、導入いたします。チェックシステムのメニューは、2つあり、「これって認知症?」は20問の問診に答えるだけで、身近なかたの認知症のリスクを確認することができ、「わたしも認知症?」は、本人が認知症のごく初期に自分の症状を確認することができます。そしてチェックの結果に基づき、相談窓口や認知症について相談できる医療機関などを案内することにより、認知症の早期発見や、認知症の啓発に役立つシステムとなっております。このシステムは、市のホームページからご利用いただけます。

【夢・こころざしの実現】キャリア教育の推進

深谷市では、子どもたちが自分の夢やこころざしを思い描きながらたくましく生き抜き、社会的・職業的な自立を目指したキャリア教育を推進しています。そのために、幼稚園から中学校まで、その発達段階に応じた取り組みを行っています。幼稚園では、『勤労感謝の日』にちなみ、『お仕事ありがとう』を伝える職場訪問で、職業にふれる体験を推進しています。また小学生は、『深谷市産業祭』に今年も参加します。商業ブースで野菜や花を販売したり、大勢の観客の前で楽器を演奏し、人や社会とふれ合うことで、子どもの自立につなげます。さらに、小学校では、4年生が「2分の1成人式」を実施し、自分の夢や目標を語る場を設けています。また、中学校でも産業祭に参加するほか2年生が、事前・事後の訪問を含めて5日間の職場体験学習を行っています。昨年度は延べ356の事業所にご協力いただき「仕事の大変さや喜び」を経験しました。そして、その経験を生かしながら将来の夢を発表する『立志式』なども実施されています。深谷市では、子どもたちが社会的・職業的自立に向けて必要な意欲や能力が身に付くよう今後とも支援してまいります。

【”ふかや”を体験】第9回深谷市産業祭

毎年恒例の、秋の祭典「第9回深谷市産業祭」を11月1日(土曜日)、2日(日曜日)の2日間、中山道沿線商店街周辺を会場に開催いたします。全国屈指の農業のまち“ふかや”を体感できる深谷産農畜産物や自慢の商工業製品などが大集合します。深谷市産業祭の特徴は、なんと言っても、中心市街地中山道沿線商店街での実施です。この地の利を活かし、既存商店街と連携しながら、深谷市産業の発信を行ってまいります。また、深谷の魅力を発信する、各種のイベントが満載な点も深谷市産業祭の醍醐味で、概要の3、イベント事業の主なものにつきましては、お馴染みの郷土麺料理の味くらべ対決「N-1グランプリ」では、6団体が参加し、各地域の特徴的な麺類が、その実力を競います。今年も参加麺類を全種類食べると景品がもらえる「ぜんぶ食べたで賞」を今年も実施いたします。おなじみの友好都市物産展には、新潟県の南魚沼市、岩手県の田野畑村、静岡県の藤枝市、群馬県の富岡市が一堂に会し、4つの友好都市の特産物が直接手に入る貴重な機会で、農業エリアでは、「深谷農業博覧会」と題して、PR用ラッピングトラック「ふっカーゴ」をステージに、速さを競う「深谷ねぎ皮むき選手権」や 酪農にまつわるライブステージなどが、日替わりで用意されています。また、「ふっかちゃん」になりきる「なりきりふっかちゃんアワード」も2日間開催いたします。8.のまちなかの会場を効果的に活用したイベントとして、「交通安全維持」と「次世代の子どもたちに夢を持ってもらおう」と、全国をめぐっている スーパーカーが大集合する「深谷スーパーカーチャリティドリーム2014」が、今年も開催されます。9.の浅草のサンバチーム「ブロコ・ファミリア」のサンバパレードは、中山道を2日間とも練り歩き、会場を盛り上げてまいります。10.の会場内に設置した謎を解き明かしながらキーワードを見つけ出し、ふっかちゃんを救出する「謎解き囚われたふっかちゃんを救出せよ」や会場内の「こどもふれあい・ふっかちゃんエリア」では、巨大ふっかちゃん「ふあふあふっかちゃん」が登場します。12.の近隣のゆるキャラが集まる「ゆるキャラ大集合!」や「お菓子のすくいとり」など、家族で楽しめる企画が、盛りだくさんです。ここではご紹介しきれない“深谷市テイスト”のイベントや見どころが、たくさん企画されております。大勢のかたに今年の産業祭にご来場いただき、深谷市産の“イイモノ”、“魅力”を見つけていただきたいと考えております。

【昨年1000人が参加】渋沢栄一翁の史跡をめぐる2014

渋沢栄一翁の命日が11月11日であることから、この時期毎年実施しており、今年は11月9日に栄一翁にゆかりの深い施設を、スタンプラリーをしながらめぐり、郷土の歴史や文化に ふれていただくイベントです。旧渋沢邸『中の家』では、お茶会、琴演奏、郷土の偉人について学ぶ『ミニ講座』、ふっかちゃんとの写真撮影や物販を行います。尾高惇忠生家では、現当主のお話しがございます。誠之堂・清風亭では歌とピアノのミニコンサート、旧煉瓦製造施設ではホフマン輪窯の特別公開や煉瓦ペンダント販売を行います。渋沢栄一記念館では、青淵まつりが開催され、また、深谷駅から、渋沢栄一記念館、世界遺産の田島弥平旧宅をめぐる『駅からハイキング』が、同時開催されます。スタンプラリーは参加無料でスタンプを全て集めると記念品をプレゼントいたします。ぜひ多くのかたに、お越しいただきたいと思います。

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