小学生児童における徒歩通学時のヘルメット着用について (市長への手紙 内容と回答)

更新日:2023年12月11日

ご意見

小学生児童による、徒歩通学時のヘルメット着衣用について

近年、異常とも言える酷暑が続いています。
小学生が背負う通学時のランドセルの重さも話題になっていますが、通学時のヘルメットの暑さも心配です。
午前中は少しだけ涼しく、家から熱中症対策をして送り出すこともできますが、下校時は何もしてあげられません。
そして、近年の酷暑は凄まじく、午後は特に気温が高い状況が続いており、大人でも息を吸うのが苦しい状況があります。
事故や転倒のリスクよりも、熱中症で命が脅かされてしまうのではないかと心配しています。
特に小さい子供は路面から顔が近く、路面の熱を受けやすい状況にあります。
また、徒歩でのヘルメット着用によるリスク軽減は限定的で、効果が低いというデータもあります。
まず、5月から9月までの熱中症が予想される期間、通学帽登校にできないかご検討ください。
事故のリスク管理として、どうしても帽子登校が許可できない場合、ヘルメットを通気性の良い、軽いものに変えるなど、何かしらの対策を検討してくださると幸いです。

(受付日 令和5年8月9日)

回答

近年、全国的にたいへん暑い日が続いていることを受けまして、本市におきましても、熱中症予防の対応に努めております。
登下校時の熱中症対策といたしましては、日傘を使用することや「置き勉」をして荷物を軽くすることなどを各学校に周知してまいりました。また、今年度につきましては、熱中症対策をより強化するために、市内小学校全児童に「クールスカーフ」を配布したところでございます。
ご心配をいただいておりますヘルメットにつきましても、暑さ対策を考慮し、令和5年度新入生から、従前よりも通気性がよく、軽量のものを選定し、配布しているところでございます。
本市では、子どもたちの大切な命を守るために、●●様もご承知のことと存じますが、平成29年度から全小学校児童が登下校の際にヘルメットを着用することとしております。このため、児童が交通事故にあった場合、事故に巻き込まれてしまった場合などを考えますと、ヘルメットを着用せずに登下校することは、子どもたちの大切な命を守るという観点から難しい状況でございます。
今後とも、安全性と熱中症予防の両面から取り組んでまいりますので、●●様におかれましても、引き続きご理解を賜りますようお願い申し上げます。

(回答日 令和5年8月31日)

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