救急車のサイレンについて (市長への手紙 内容と回答)

更新日:2023年06月19日

ご意見

救急車のサイレンの音量が小さいと思います。運転中窓を閉めてクーラーをかけていると遠くからサイレンが聞こえる気がする、ラジオや音楽を小さくしてもどこだか分からない、どこからだ?と探していると対向車線から走ってきた、交差点に進入しそうという所で前の高齢者マークをつけた車は気づかなかったのか停車せずヒヤリとした場面が何度かありました。
最近は特に暑いのでクーラーの動作音も大きくなりがちです。高齢ドライバーだけでなく20代の私でも緊急車両を探さないとどこで鳴っているか分からないレベルの音ではサイレンの意味がないのではと思ってしまいます。
近隣住民への配慮なのかも知れませんが一分一秒を争う場面でサイレンが小さいせいで余計な事故が起きても嫌ですしそもそも救急車等のサイレンは騒音ではないと認識しております。
どうかもう少し音量をあげて頂きたいです。
また、深谷消防だけでなく深谷に搬送で来るであろう近隣の市町村の消防の皆さんとも協力して全体で分かりやすくして頂きたいです。
最後に消防署の皆様、いつも私たちの安全のためにご尽力いただきありがとうございます。

(受付日 令和5年4月27日)

回答

救急自動車の安全に関する貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
救急車や消防自動車をはじめとする緊急自動車は、法律によってさまざまな要件が定められています。
救急自動車に備えるサイレンの音量に関しても同様に、道路運送車両法の規定に基づき、保安基準が定められておりますので、全国的に統一した基準内の音量で、サイレンを鳴らすことになっております。
●●様のご意見のとおり、車両の気密性が向上したことや、エアコン、オーディオの音量などによって緊急自動車の接近が気づきにくいこともあるため、救急車が交差点に進入する際には、マイクによる注意喚起や、通常のサイレン(ピーポー音)に加えて、モーターサイレン(ウー音)を併用するなどの対策を行い、安全確保に努めております。
また、そのほかにも法令の範囲内で、車体に反射材を付けるなど、緊急自動車の視認性を高めるなどの取り組みも行っておるところでございます。
今後も緊急自動車の安全運行に努め、市民の安全安心を確保してまいりますので、引き続き消防活動等に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(回答日 令和5年5月16日)

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