白鳥へのえさやりについて (市長への手紙 内容と回答)

更新日:2023年03月27日

ご意見

先日、旧川本町の白鳥飛来地へ行きました。
そこで白鳥にパンを与えているご高齢の方を見かけました。
友人も見たと言っていたので、頻繁に与えているのだと思います。
水鳥がパンを食べると、そこにカビが生えて弱って死んでしまったり、自分でエサを探す能力がなくなり遠い道のりの途中で弱ってしまいます。
また羽の奇形などを引き起こすこともあるようです。
食べ残したパンで水が汚れてしまうこと、生態系が狂うこともあると思います。
かわいい白鳥と、あの美しい場所を守りたいです。
どうか、注意喚起、対策などして頂けると幸いです。
いけない理由を明確にすれば、与えることはなくなるのではないでしょうか。
どうか、よろしくおねがいいたします。

(受付日 令和3年12月21日)

回答

ご意見のとおり、白鳥に限らず野生動物へのえさやりは、野生動物の本来の生きる力を奪うことにつながりかねず、望ましくない行為です。
また、過日、隣接する美里町の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されるなど、渡り鳥へのえさやりが鳥インフルエンザを招く行為につながる可能性もあり、養鶏場において発生した場合の被害の大きさを考えると、厳に慎んでいただきたいところであります。
このため、野生鳥獣行政を所管する埼玉県みどり自然課におきまして、川本中学校付近の白鳥の集まる場所に、「野鳥にエサをあげないで」という看板を設置して、啓発を行っております。これに加えて、鳥インフルエンザの発生に伴い、野鳥の重点監視区域になっていることから、定期的なパトロールも実施されております。
えさやりの規制につきましては、個人の良識や良心に頼るところでもあり、対応が難しいところですが、県と連携して適切な働きかけを図ってまいりますので、ご理解をお願い申し上げます。

(回答日 令和3年12月28日)

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