こども医療費の窓口負担について (市長への手紙 内容と回答)

更新日:2023年03月27日

ご意見

子供医療費についてのお願いです。子供が今年と去年で数回市内の病院に入院しました。そのたびに窓口で高額な金額を支払い、退院後に市役所で支払った医療費返還の手続きをして、こちらに振り込まれるのは数カ月後です。子供を育てるものとして、正直毎回負担が大きいです。
今後、市外の病院に検査に行くことになりましたが、そちらの金額もいったん自己負担となります。子供の体調面が一番大事ですので、医療費はもちろん支払いますが、結局こちらに返還していただくのに、いったん窓口での支払い、市役所での申請、数カ月待つ、という過程は効率的ではないのではないでしょうか?戻ってくるのであれば窓口での負担をなしにしてはいただけないのでしょうか?
また、市外への病院受診は、窓口負担のないようにしていただけると非常に助かります。
ご回答お待ちしております。

(ご意見の表記を一部変更して掲載しております)

(受付日 令和2年12月14日)

回答

はじめに、こども医療費助成制度は、18歳年度末までのお子さんを対象に医療費の一部負担金を助成する制度です。近隣市町(深谷市、熊谷市、寄居町、美里町、上里町、神川町)の提携医療機関におきましては、「窓口負担無し」の取扱いとなりますが、上記以外の医療機関におきましては、窓口で一部負担金をお支払い後、市窓口に申請いただき後日現金給付を受けていただく「償還払い」となります。
また、「窓口負担無し」の取扱い対象医療機関におきましても、一部負担金が21,000円以上かかったときは、償還払いのお手続きをお願いしております。これは、ご自身が加入されている健康保険組合等から高額療養費等が支給されることがあり、二重支給とならないよう高額療養費等を控除する必要があるためです。
●●様から「効率的ではないのでは」とのご意見をいただきましたが、支給までの過程におきましては、上記のとおり健康保険組合等に対し高額療養費金額等の照会確認が必要となります。健康保険組合等が行う高額療養費等の計算は、それぞれ基準が異なりますことから、助成するこども医療費を正確に計算するためには、各健康保険組合等に照会確認することが必須となっております。健康保険の制度として、高額療養費等の確定には数か月を要し、その後に健康保険組合等から照会の回答が届くことになりますので、支給までにお時間をいただいている状況です。
次に、「市外への病院受診は窓口負担のないように」とのご意見についてですが、本市では「窓口負担無し」の取扱い範囲を上記のとおり県北地域一体に拡大しており、県内他市町と比べて広範囲の地域を対象とさせていただいておりますので、ご理解をお願い申し上げます。
市としましては、このたびの●●様のご意見も踏まえまして、より多くの子育て家庭が子育てしやすいまちと感じていただけるよう努めてまいりますので、重ねてご理解を賜りますようお願い申し上げます。

(回答日 令和2年12月21日)

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