公民館での図書貸出返却と農業専門書の充実について (市長への手紙 内容と回答)

私は、深谷市に移住し、市内の農家さんで研修し、●●地区で新規就農いたしました。農家さんで研修したとはいえ、まだまだ知識不足のため、本を購入し、勉強することが多々あります。
しかし、専門書は値段が高いうえに、必要な内容が本のごく一部であったり、買ってみたもののまったく参考にならない場合もあります。
新規就農では、他にも、資材購入などに多額の費用が掛かりますので、本に関しては、図書館を利用したいと考えておりましたが、図書館までは距離があります。
そこで、ネットから予約した図書の受け取りと返却を、●●公民館でできれば相当利用しやすくなると考えました。
新たなシステムや設備が必要になるかと思いますが、輸送に関しては、●●公民館までコミュニティバスくるリンに貨客混載すれば、輸送費はかかりませんし、深谷駅には返却ポストがあるので、深谷駅から図書館までの輸送は既存のものを輸送すれば問題ないように思えます。近年、貨客混載のバスが各地で走行しております。
また、農業が盛んではない東京にある実家の市立図書館にある専門書が深谷市の図書館にはないことがありました。併せて農業書の充実もお願いしたいと思います。
何卒よろしくお願いいたします。

（ご意見の表記を一部変更して掲載しております）

（受付日 平成30年9月18日）

現在、市内には4館の図書館とキララ上柴内のL・フォルテ図書室の計5カ所があり、図書館サービスが受けられるようになっております。
このたび、図書館の図書について●●公民館で貸出や返却ができないかとのご意見をいただきましたが、図書貸出を受ける際には、窓口で図書利用券のバーコードを読み込み処理する必要がございます。各公民館に図書管理システムを導入するには多額の経費がかかることから、公民館での図書の貸出、返却を行う予定はございませんので、ご理解をお願いいたします。
また、コミュニティバスくるリンは、交通弱者のための交通手段であり、運行途中に乗客を待たせて公民館に図書を運ぶことには、課題が多いことから、今後、近隣自治体の状況などを確認し研究させていただきます。
なお、現在、図書館では、農業関係の本の収集に努めておりますが、図書館に所蔵が無い場合には、県内の他の図書館から取り寄せることができますので、図書館窓口にご相談をお願いいたします。

（回答日 平成30年10月12日）