老人福祉センターの新築のお願いについて (市長への手紙 内容と回答)
【ご意見】
老人福祉センターの一部廃止には賛成できません。
今後、高齢者が増加傾向にあることは確実です。一部の老人福祉センターが廃止されると、これから高齢期を迎える人達、現在、高齢期にある人達の暮らしに不安が生じます。廃止される老人福祉センターについては、今までの場所、または近辺に新しい老人福祉センターを建設されるよう要望いたします。よろしくお願いいたします。
(ご意見の表記を一部修正して掲載しております)
(受付日 平成29年11月15日)
【回答】
本市では、人口減少と少子高齢化が進む中、老人福祉センターに限らず、庁舎、学校などの公共施設や道路、上下水道などの土木インフラについて、従来の在り方を見直す時期に来ています。
特に、合併時に旧市町の保有していた公共施設等をそのまま引き継いだことから、同種、同機能の施設を多数保有しており、将来的に維持管理費などをはじめとする財政的負担が市民サービスに及ぼす影響を最小限にするためにも、それらの総量調整を図っていくことが重要となっています。また、公共施設等の老朽化と安全性の問題についても考えていかなければなりません。
この様な状況を踏まえて、現在、5施設設置されている老人福祉センター等については、利用者の減少や老朽化に伴う施設の維持管理を勘案して、2施設に集約していく計画を策定したところですので、建替え及び新築する予定はございません。
引き続き、福寿荘ともくせい館で、低額な料金での入浴、カラオケなどの慰労、娯楽的なニーズの受け皿機能を担うと共に、新たな介護予防や生きがいづくりのための社会参加の取り組みのきっかけを提供する機能を担い、高齢者が気軽に集える場所にして参りたいと考えておりますので、何卒ご理解いただきたいと存じます。
(回答日 平成29年11月21日)
更新日:2023年03月27日