都市計画道路原郷上野台線のアンダーパス整備(4回目)について (市長への手紙 内容と回答)

このたびの九州北部豪雨においては、たくさんの方がお亡くなりになりました。犠牲者の方、ご遺族には謹んで哀悼の意を表します。
ところで、時間100mm以上の雨は、どこで降ってもおかしくありません。例えば、豪雨時、アンダーパス内に車が取り残された状態で、アンダーパスの水位はみるみる上昇し水深70cmを超えたとしましょう。
その車には、60歳代の男性、80歳を越えた足の不自由なご両親、臨月の娘さん、まだ歩くこともできないお孫さん計5人が乗っていたとしましょう。水位が70cmを超えさらに上昇した場合、水圧で車のドアは開きません。窓も故障して開きません。窓を割る道具もありません。こういった場合、この5人は助かるでしょうか。世の中には身体的ハンデを負っている方もおられるのです。私の予想では、5人とも死亡です。原因は道路がアンダーパスだったからです。十分、想定される事態です。水没の危険性のないオーバーパスに変更するべきです。ここまで書いて、さらにアンダーパスにこだわるなら、その理由を示してください。
「もう決めたことだから」というのは理由になりません。
また、訴訟になるのも間違いないでしょう。損害賠償金もまた、税金から支払われるのですよね？時代は変わり、気象も変わったのですから、予見できなかったとは言わせません。

（受付日 平成29年7月18日）

これまで●●様から「都市計画道路原郷上野台線のアンダーパス整備」について、3度のご意見をお寄せいただき、3度ともお答えして参りましたが、この度4度目のご意見をいただきましたので、次のとおりお答えいたします。
本件に関しましては、地元からはアンダーパス、●●様からはオーバーパスと、様々な視点からのご意見をいただいております。
原郷上野台線についてはアンダーパス整備が決定されており、市としては、これまでに回答したとおりハード面やソフト面での対策を講じることで、事故回避に努めていく考えでおります。
つきましては現計画で整備を進めていきたいと考えております。

（回答日 平成29年8月7日）