都市計画道路原郷上野台線のアンダーパス整備(2回目)について (市長への手紙 内容と回答)

更新日:2023年03月27日

ご意見

国済寺JRアンダーパスについて(1回目)の回答として、冠水対策としては、排水ポンプの設置・情報通知電光掲示板・バルーン式自動遮断機の設置をするので大丈夫ということでしたが、例えば、落雷を伴う集中豪雨であった場合は停電等が考えられ、結果的に対策機器は作動せず事故に至るのではないですか?
特に停電のあと、集中豪雨が発生すれば、立体交差に近接する信号機が作動せず、渋滞を起こした中で、冠水に見舞われることになるが、被害は出ませんか?想定外だったとは言わせません。設備が複雑なら複雑なほど事故は起こります。
また、大容量の排水ポンプを設置するから大丈夫と言っていますが、排水ポンプの流末(下水道管や河川)」の容量は十分なのですか?流末が容量一杯になったところで、アンダーパスの排水ポンプから汲み出された雨水は、マンホールから地上に逆流し、結局アンダーパスに再び流入することになるのではないですか?要するに、大容量の排水ポンプを据えようと集中豪雨には意味をなさないことがあるということです。
オーバーパスなら少なくとも、雨水は自然流下し、これらの問題は解消されます。
また、施工時期については、この立体交差が開通すれば原郷上野台線が開通するから今やるということでしたが、計画が昭和38年と今から50年も前の計画であり、現状と合わず、50億もかけるなら、むしろ必要ないのではないですか。もっとも、これが5億程度でできるというなら造っても構わないと思いますが。
市の財政の観点からしても、花園拠点整備プロジェクト・新市庁舎・各所公民館・各所消防署など、費用のかかることばかりです。
バランスよく時期をずらして施工していくのが適当と思われます。
アンダーパス着手については、しばらく保留にして、案一「造らない」案二「オーバーパスにする」等市民を交えて良く検討してください。

(受付日 平成29年6月12日)

回答

本件について、前回の市からの回答に対し、改めてお寄せいただいたご意見について次のとおり、お答えいたします。
はじめに「落雷を伴う集中豪雨であった場合は停電等が考えられ、結果的に対策機器は作動せず事故に至るのではないですか?」については、前回「現在のところ強制排水に必要な排水ポンプの設置や冠水時のアンダーパスへの進入禁止対策として交通情報を通知する電光掲示板やバルーン式自動遮断機等を設置し、危険を未然に回避する方策を検討しております。」と回答させていただいた点についてのご意見と思われます。
ご指摘の停電時の対策については、非常時にもこれら設備の運転・作動が可能となるよう自家発電設備の設置を検討しております。
次に「停電のあと、集中豪雨が発生すれば、立体交差に近接する信号機が作動せず、渋滞を起こした中で、冠水に見舞われることになるが、被害は出ませんか?想定外だったとは言わせません。」については、停電時でも自家発電設備による排水ポンプの運転で、強制排水する計画ですが、万が一、アンダーパス内に停車中の車両等に乗車されている方がいた場合は、中には自主避難できない方がいる可能性もありますことから、周囲の方と声をかけあい、水没する前に協力して早期に避難いただく、自主避難も必要と考えております。
次に「大容量の排水ポンプを設置するから大丈夫と言っていますが、排水ポンプの流末(下水道管や河川)」の容量は十分なのですか?流末が容量一杯になったところで、アンダーパスの排水ポンプから汲み出された雨水は、マンホールから地上に逆流し、結局アンダーパスに再び流入することになるのではないですか?」については、前回「現在のところ強制排水に必要な排水ポンプの設置を検討しております」とお答えいたしました。
また、排水ポンプの流末については、上柴地区・国済寺地区ともに雨水排水計画に基づいて整備されている地区であり、この計画区域内にアンダーパス部も含まれていることから、流末容量は十分であると考えております。
なお、今回、お寄せいただいたその他のご意見については、●●様からのご意見としてお伺いいたします。
このアンダーパス整備については、国済寺地内の土地区画整理事業も進捗しており、市としては、まちづくりの完成も視野に入れ、着手する必要性があると考えておりますので、重ねてご理解をお願いいたします。

(回答日 平成29年6月21日)

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