利根川右岸河川敷の枯草火災について (市長への手紙 内容と回答)

平成29年2月17日、午後7時頃、自宅裏から火の粉が飛んできました。80歳になり初めての恐怖でした。毎年、大小の違いこそあれ河川敷の火災があります。私達、土手の近くに住む宿命かもしれません。火の粉による飛び火も当然です。
警察車両が避難してくださいの連呼のみでした。
防災の見地から関係機関と協議して対策を要望いたします。

（ご意見の表記を一部修正して掲載しております）

（受付日 平成29年4月5日）

去る平成29年2月17日に利根川河川敷にて火災が発生した際、●●様が感じられた恐怖につきまして、心中お察し申し上げます。
その日は風が強く住宅への飛び火も心配されましたが、地元の方々による適切な初期消火活動により延焼を防ぐことができました。
沿線にお住まいの皆様の不安も高まっておりますことから、利根川上流河川事務所（八斗島出張所）に対し、対策について要望書を提出したところ、八斗島出張所から秋口頃に500mピッチで20m幅の防火帯（草刈）を設置する予定との回答をいただきました。
市といたしましても、関係機関と連携しながら河川の適切な維持管理に、より一層努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いします。
さらに、深谷市消防本部では、この火災をうけて緊急的な対応として、3月末まで消防車にて毎日巡回広報を実施いたしました。今後、利根川河川敷の防火対策といたしましては、気象警報、注意報発令時など、火災の発生する恐れがある場合には、事前対策として消防車で巡回広報を実施するほか、火災が発生し地域住民に危険が及ぶ恐れがある場合には、消防団と連携し消防車両で、強風時における警戒部隊を配備するなど、飛火警戒を実施いたします。さらに、本年度4月から防災無線を活用し、地区毎にサイレンの吹鳴や注意喚起の放送を実施してまいります。
今後も火災に対し関係機関と協力し消防本部一丸となって、火災予防啓発に取り組んで参りますので、よろしくお願いいたします。

（回答日 平成29年4月25日）