都市計画道路原郷上野台線のアンダーパス整備について (市長への手紙 内容と回答)

更新日:2023年03月27日

ご意見

現在、国済寺区画整理事業を行っているが、国済寺地区と上柴地区を結ぶためにアンダーパスを施工する方向で進んでいる。
担当課にヒアリングしたところ、平成9年にオーバーパスで計画されていたということだが、平成23年3月地元自治会からの要望により、アンダーパスに変更されたとのことであった。
アンダーパスが約50億円、オーバーパスが約25億円とのことであった。なぜ、高い方で施工するのか疑問である。
しかもアンダーパスでは集中豪雨で水没することが考えられ、アンダーパス内に進入した車のドア、窓が開かず死者を出す例も多い。
一方、オーバーパスにおいては近隣家屋に対する日照権の問題、騒音の問題が考えられるが、人が死亡する可能性は無いし、これを論じれば高架橋は一切造れないことになる。また、騒音を論じれば道路は造れないことになる。
さらに言えば、国済寺地域に新たにJRを渡る道路は必要ないと考えている。日照権と騒音問題を問題にするならむしろ造らない方が良い。今ある現状の踏切で十分である。
JRから何か圧力がかかったのですか。
一旦凍結をして、地元住民だけでなく、市民全体の意見も聞いていただきたい。
特に建設業界が東京オリンピックで繁忙なこの時期に動きだすのも解せない。
地元業者からの要望ですか。花園インターチェンジ拠点整備事業が進行していないので、予算が余って、アンダーパスを着手することにしたのですか。
私は市政については素人なのでよくわかりませんが、不自然な気がします。

(ご意見の表記を一部修正して掲載しております)

(受付日 平成29年5月15日)

回答

●●様からご意見をいただいた都市計画道路原郷上野台線は、同じく都市計画道路である北通り線と南通り線を南北に結ぶ道路として、昭和38年3月に最初の都市計画決定を行いました。
この原郷上野台線は、現在事業中の国済寺土地区画整理事業地内と、既に区画整理事業が完了している上柴地区との間のJR高崎線の立体交差部が完成すれば全線開通となります。
当初、この立体交差部の構造については、オーバーパスで計画されておりましたが、平成9年に上柴町西1丁目自治会より立体交差部の構造について陳情書が提出され、その後、地元自治会と協議を行い、市の内部でも検討を行い、都市計画の変更に必要な関係機関との協議を整え、平成23年3月に現在のアンダーパスへと都市計画の変更を行いました。
アンダーパスという構造上、冠水の危険性も検討する必要がありますが、市としては現在のところ強制排水に必要な排水ポンプの設置や冠水時のアンダーパスへの進入禁止対策として交通情報を通知する電光掲示板やバルーン式自動遮断機等を設置し、危険を未然に回避する方策を検討しております。
このアンダーパス整備については、国済寺地内の土地区画整理事業も進捗しており、市としては、まちづくりの完成も視野に入れ、着手する必要性があると考えておりますのでご理解をお願いいたします。

(回答日 平成29年5月29日)

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