花園IC拠点整備事業における区画整理手法への移行について (市長への手紙 内容と回答)

更新日:2023年03月27日

ご意見

先日、市議会議員の一般質問通告書を見たところ、花園インターチェンジ拠点整備事業の区画整理手法に対する質問が載っていた。
区画整理手法の採用については市民に知らされていなかったため、産業拠点整備室に電話して話を聞いたところ、すでに地権者には資料を配布し説明が終わっているとのことであった。
地権者へ配布した資料をもらいたい旨話をしたところ、産業拠点整備室に来てくれれば渡せるということであったので、産業拠点整備室に行ったところ、結局、市民には渡せないし、市民向けの説明資料もないとのことであった。
また、区画整理手法に変更した場合、税金をいくら投入し、採算がどの程度取れるのかについての質問もしたが、今後考えていくとのことで一切理解できる説明はなく、市民への説明は、地権者の同意を経て、議会の同意を経て、物事がすべて決定してからするとのことであった。決定してからでは遅い。地権者に説明ができるなら、市民にも説明ができるはずである。
市の事業についての質問については説明責任を果たすべきである。
また、花園拠点整備プロジェクトがなぜ予定どおり進んでいないのか、その理由を教えてほしい。
プロジェクトの遅れによって、産業拠点整備室の職員の人件費、その他について予定以上の支出があるはずであるが、その額を教えてほしい。
区画整理着手前に、以下の深谷市情報公開条例の条文にのっとり、広報等により、市民に区画整理手法の詳細、区画整理に投入する税金の額、採算について知らせるべきである。

深谷市情報公開条例〈抜粋〉
第20条 実施機関は、その保有する情報を積極的に市民の利用に供するため、情報提供の総合的推進に努めるものとする。

第22条 実施機関は、市民が市政に関する情報を迅速かつ容易に得られるよう、広報及び広報活動の充実、刊行物その他の積極的な提供、高度な情報通信技術を活用した多様な媒体による情報提供の推進等により情報提供施策の充実に努めるものとする。

(受付日 平成29年4月10日)

回答

花園IC拠点整備プロジェクトについては、市広報やホームページ等を活用し、市民の皆様に情報発信してまいりました。今後は、事業の進捗状況に応じ、正確な情報を出来るだけ早く、市民の皆様にお知らせするとともに、より一層丁寧な説明を心がけてまいります。
なお、地権者に配付した説明資料については、深谷市情報公開条例に基づいて、お渡しさせていただいておりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
また、本プロジェクトは大規模開発であることから、農業、都市計画、交通処理、土地利用計画など様々な視点に立って、総合的な協議を行う必要などがあるため、その期間が当初の想定より長くかかっています。
今後も、本プロジェクトが深谷市にとってより良いものとなるよう努めてまいりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。

(回答日 平成29年4月25日)

お問い合わせ先

秘書課 広聴係
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-571-1211(内線4113)
ファクス:048-574-8531

メールフォームでのお問い合せはこちら