更生保護

更新日:2024年04月01日

更生保護とは

犯してしまった罪をつぐない、社会の一員として立ち直ろうとするには、本人の強い意志や行政機関の働き掛けのみならず、地域社会の理解と協力が不可欠です。我が国では、保護司を始めとする更生保護ボランティアと呼ばれる人たちの他、更生保護への理解と協力の下、関係機関・団体との幅広い連携によって更生保護は推進されています。  

 

保護司

保護司は,犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされていますが、給与は支給されません。保護司は、民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性をいかし、保護観察官と協働して保護観察に当たるほか、犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき、スムーズに社会生活を営めるよう、釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行っています。深谷市内においては、深谷地区保護司会が深谷市及び寄居町に配属の保護司で組織されております。保護司相互の連携を密にし、犯罪をした者の改善および更生を援助するとともに、犯罪予防のための世論の啓発につとめ、もって地域社会の浄化をはかり、更生保護事業の進展に資することを目的とし、目的を達成するために必要な活動を行っています。  

 

更生保護女性会

犯罪や非行のない明るい地域社会の実現に寄与することを目的として、地域の犯罪予防活動と犯罪をした人や非行のある少年の更生支援活 動を行う女性ボランティア団体です。 家庭や非行問題を地域住民と考えるミニ集会の実施、子育て支援地域 活動、保護観察対象者の社会貢献活動・社会参加活動への協力、更生保護 施設・矯正施設の訪問など多様な活動を展開しています。深谷市内においては、深谷、岡部、川本及び花園地区において4つの更生保護女性会が活動を展開しています。  

お問い合わせ先

人権政策課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-574-6643
ファクス:048-579-8061

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