岩手県下閉伊郡田野畑村
田野畑村は、岩手県の北東部に位置し、太平洋に面しています。村の西部と中央部は、北上山地から続くなだらかな山々がつくるのどかな風景が広がり、東部の海岸線は、"海のアルプス"とも呼ばれる、隆起海岸がつくる豪壮な断崖となっています。大部分が山林で、平地はわずか16%程度の山間の地形です。夏は「ヤマセ」や親潮の影響を受け冷涼、冬は太平洋型の気候で寒い中にも日照に恵まれています。
主な産業は水産業と酪農です。三陸漁場を間近に望む水産業ではワカメやコンブの養殖、鮭やアワビ、ウニなどの捕獲、また、豊かな自然と地形を活かした酪農では、人間と地球にやさしい農業を目指しながら、高品質の牛乳や乳製品をつくっています。
友好都市に至る経緯
深谷市畠山地区(旧川本町)は、鎌倉時代の武将「畠山重忠」公の生誕地です。一方、田野畑村には奥羽押領使に任じられた畠山一族の武士が移り住んだとされています。このような縁から、両地区において民間交流が始まったことを契機に、友好町村となりました。川本町は合併により、深谷市となりましたが、これまでの交流の経緯を踏まえ、田野畑村と深谷市において友好都市を提携しました。
- 平成9年2月11日 田野畑村と川本町が友好町村を提携しました
- 平成18年1月1日 深谷市、岡部町、川本町、花園町が合併し、深谷市となりました
- 平成18年3月5日 田野畑村と深谷市が友好都市を提携しました
更新日:2023年04月17日