アカミミガメ（ミドリガメ）、アメリカザリガニの規制が始まります

令和5年6月1日からアカミミガメとアメリカザリガニは「条件付特定外来生物」に指定されました。
「条件付特定外来生物」とは、外来生物法に基づき特定外来生物に指定された生物のうち、通常の特定外来生物の規制の一部を、当分の間、適用除外とする（規制の一部がかからない）生物の通称です。

アカミミガメ

アカミミガメの幼体（ミドリガメ）

アメリカザリガニ

タイゴーストと呼ばれるアメリカザリガニの品種

画像出典:（一財）自然環境研究センター

規制のポイント

規制開始後も、ペットとして一般家庭で飼育しているアカミミガメとアメリカザリガニは、これまで通り飼育できます。寿命を迎えるまで大切に飼育してください。

アカミミガメとアメリカザリガニを池や川などの野外に放すことは法律で禁止されます。

アメリカザリガニは飼育下で約5年、アカミミガメは飼育下で約30年の寿命があるため、途中で飼育が困難になるという事態も想定されます。そのため、野外で捕まえた個体を安易に持ち帰ることのないようにしましょう。

万が一、飼い続けることが出来なくなった場合は、知人や友人、個体の新しい飼い主を探している団体等に譲渡してください。譲渡をするときは、お相手に最後まで飼い続けること、決して野外に放してはいけないこと等を必ず伝えてください。

なお、環境課では譲渡先を斡旋することはしておりませんので、ご了承ください。

環境省では、相談ダイヤルを開設しています。規制の内容や、アメリカザリガニ・アカミミガメの飼養等に関するお問い合わせにご利用ください。

環境省アメリカザリガニ・アカミミガメ相談ダイヤル
【ナビダイヤル】0570-013-110
【IP電話等の場合】06-7739-7899
受付時間：午前9時~午後5時（12月29日~1月3日は除く）

注意：通話料は発信者の負担となります。

環境課では、アカミミガメ・アメリカザリガニの回収・処分等は行っておりません。
そのため、野外でアカミミガメ・アメリカザリガニを発見した場合、捕獲して環境課へ届けていただきましても預かることが出来ませんので、むやみに捕まえたりしないようお願いいたします。