平成25年度ダイオキシン類濃度・一般環境大気・河川水質の測定結果
平成25年度ダイオキシン類濃度・一般環境大気・河川水質の測定結果について
市では大気水質環境の保全対策の一環として、ダイオキシン類、一般環境大気、河川水質の測定を実施しています。
平成25年度の大気・河川水のダイオキシン類濃度については、いずれも環境基準値、排出基準値以下となっています。なお、野菜中のダイオキシン類濃度については、基準値が設けられておりませんが、農林水産省の公表データよりも低い結果となっています。
1.大気中のダイオキシン類濃度測定結果
深谷市内一般環境 | |
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地点名 | 測定値 |
八基小学校(下手計地内) | 0.061 |
岡部総合支所(岡地内) | 0.054 |
花園保健センター(小前田地内) 花園生涯学習センター(小前田地内) | 0.045 |
春日園(本田地内) | 0.045 |
深谷清掃センター周辺 | |
中通り自治会館(宿根地内) | 0.04 |
櫛引東部自治会館(櫛引地内) | 0.041 |
熊谷工業団地周辺 | |
折之口集落排水センター(折之口地内) | 0.056 |
ひがし公園(上柴東7丁目地内) | 0.043 |
中折之口公園(折之口地内) | 0.13 |
瀬山集会所(瀬山地内) | 0.038 |
年4回測定の平均値
2.河川水及び河川底質中のダイオキシン類濃度調査結果
河川水【環境基準値1pg-TEQ/リットル(年平均値)】 | |
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福川(東方地内) | 0.32 |
前川(上野台地内) | 0.37 |
針ヶ谷排水路(沓掛地内) | 0.22 |
櫛引排水路(田中地内) | 0.61 |
吉野川(本田地内) | 0.17 |
河川底質【環境基準値150pg-TEQ/グラム-ドライ】 | |
吉野川(本田地内) | 0.72 |
pg(ピコグラム=1兆分の1グラム)-TEQ/リットル(河川水)
pg(ピコグラム=1兆分の1グラム)-TEQ/グラム-ドライ(河川底質)
河川水については年2回測定の平均値
3.工場・事業所の立入検査結果
測定値 | 排出基準値 | |
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A事業所 | 1.8 | 5 |
B事業所 | 0.39 | 10 |
C事業所 | 0.0 | 5 |
D事業所 | 0.0080 | 1 |
4.大里広域市町村圏組合立深谷清掃センター排出ガス中のダイオキシン類濃度測定結果
1号炉 | 0.00082 |
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2号炉 | 0.0068 |
5.野菜中のダイオキシン類濃度調査結果
ネギ | 0.000051 |
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ブロッコリー | 0.00003 |
大根 | 0 |
キャベツ | 0 |
【参考】
「平成14年度農用地土壌及び農作物に係るダイオキシン類実態調査結果」(環境省・農林水産省実施)の調査で、大根は0.00081pg-TEQ/g-wet、 「平成22年度農畜水産物中のダイオキシン類の実態調査結果」(農林水産省)で、ネギは 0.0025 pg-TEQ/g-wet、ブロッコリーは、0.00042 pg-TEQ/g-wet、 キャベツは、0.00011 pg-TEQ/g-wetとなっており、本調査の結果は、その範囲内になります。
6.二酸化窒素及び二酸化硫黄濃度測定結果
二酸化窒素及び二酸化硫黄濃度については、以下の結果となりました。 二酸化窒素については、工場等のばい煙に対する法令規制、自動車排ガス規制により、本市においては、参考値以下となっています。 二酸化硫黄については、工場・事業場で使用される燃料の低硫黄化により、全国的に減少し、本市においても参考値以下となっています。
参考値
二酸化窒素環境基準値 1時間値の1日平均値が0.04~0.06ppmのゾーン内またはそれ以下
二酸化硫黄環境基準値 1時間値の1日平均値が0.04ppm以下、かつ1時間値が0.1ppm以下
深谷市での測定値
地点名 | 二酸化窒素 | 二酸化硫黄 |
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深谷市役所(仲町地内) | 0.010 | 0.001 |
豊里消防分署(下手計地内) | 0.009 | 0.001 |
藤沢小学校(人見地内) | 0.009 | 0.001 |
岡部浄化センター(岡地内) | 0.010 | 0.001 |
川本総合支所(田中地内) | 0.009 | 0.001 |
花園消防署(小前田地内) | 0.008 | 0.002 |
年12回測定の平均値
7.河川水質測定結果
市では、埼玉県による主要河川の水質調査を補完するため、主に市管理の河川等の水質測定を、年6回行っています。
測定場所
小山川(一の橋) 小山川(新明橋) 福川(田中橋) 福川(高名橋) 福川(岡部錠化センター下流 岡部川(コスモス街道付近) 上唐沢川(呑沢橋) 上唐沢川(忠度橋) 唐沢川(森下橋) 唐沢川(永徳屋橋) 志戸川(落合橋) 藤治川(長作橋下流) 吉野川(落合橋) 備前堀排水路(畠山2005付近) 橋屋排水路(花園水辺公園付近)
測定項目
pH (水素イオン濃度指数) | 溶液中の水素イオン濃度を表す。pH=7は中性、pH>7はアルカリ性、pH<7は酸性を示す。 |
BOD (生物化学的酸素要求量) | Biochemical Oxygen Demandの略称で、水中の有機物(汚濁物質)が微生物によって分解されるのに必要とされる酸素量。水質の汚れを判断する指標で、BOD値が高いほど、水質が汚濁されていることを意味する。 |
COD (化学的酸素要求量) | Chemical Oxygen Demandの略称で、水中の有機物がどのくらい含まれるかを、酸化剤の消費量から酸素量に換算したもの。COD値が高いほど、水中の有機物が多く、水質が汚濁されていることを意味する。 |
SS (浮遊物質量) | Suspended Solidsの略称で、水中に浮遊または懸濁している直径2mm以下の粒子状物質。数値が大きいほど、水質が汚濁されていることを意味する。 |
DO (溶存酸素量) | Dissolved Oxygenの略称で、水中に溶存する酸素の量を表す。有機物による汚染が著しいほど溶存酸素量は低くなる。一般に、魚介類は5mg/リットル以上の溶存酸素量が必要と言われている。 |
測定結果
測定結果については、BOD値において環境基準値(参考値)を超過している箇所がありました。過去5年間のBOD測定結果から、河川の水質がきれいになってきていることが分かりますが、汚水等を流さないようにしましょう。
平成25年度 河川水質測定結果(PDF:144.6KB) (PDFファイル: 144.6KB)
更新日:2023年10月27日