視覚障害者向けの福祉サービス(障害福祉の手引き読み上げ版)
ここでは、サービス内容を簡潔に記載しています。
サービスを受けるためには事前に申請が必要なものがあります。詳しくは各窓口へお問い合わせ下さい。(サービス内容欄に窓口を記載していないものについては、障害福祉課へお問い合わせください。)
医療費助成
重度心身障害者医療費支給制度
対象は、1級から3級のかたです。
病院等で診療を受けた場合、各種医療保険制度による医療費の一部負担額(高額医療費・附加給付金を除く)を助成します。65歳以上で新たに手帳を取得したかたは助成対象外です。所得制限があります。
自立支援医療(更生医療)
対象は、1級から6級までのかたです。
障害の軽減等に効果のある医療を指定医療機関で受けられます。その際、医療費が1割になり、所得等に応じて月額上限負担が定められます。
事前に申請し、県の判定が必要です。
自立支援医療(育成医療)
対象は、1級から6級までの、18歳未満の障害児のかたです。
障害の程度を軽くしたり、取り除いたりするための医療を国が指定する医療機関で受けられます。その際、医療費が1割になり、所得等に応じて月額上限負担が定められます。
手当・年金等
在宅重度心身障害者手当
対象は、1級と2級のかたです。
在宅で重度の心身障害のあるかたに、月額5,000円を支給します。所得制限があります。支給月は3月と9月です。
施設入所しているかた、65歳以上で新たに手帳を取得したかた、障害者本人が住民税を課税されている場合は、支給対象外です。
障害児福祉手当
対象は、1級及び2級の一部のかたです。
20歳未満で在宅の重度障害者であり、日常生活で常時特別な介護が必要なかたに、令和6年度は、月額15,690円を支給します。
ただし、施設に入所しているかた、障害を事由とする年金を受給しているかた、本人及び扶養義務者に一定の所得がある場合は、支給対象外です。
所得制限があります。支給月は2月、5月、8月、11月です。
心身障害者扶養共済
対象は、1級から3級までのかたです。
障害者の保護者で65歳未満のかたは、扶養共済に加入することができます。加入者が死亡したときなどに障害者(児)に年金が支給されます。掛金は加入者の年齢によって決まります。年金額は1口20,000円です。
特別児童扶養手当
対象は、1級から3級のかたです。
20歳未満で、一定の障害がある子どもを養育している父母または養育者に、令和6年度は、重度月額55,350円、中度月額36,860円を支給します。
窓口は、市こども青少年課です。
児童扶養手当
対象は、1級及び2級のかたです。
父または母に一定の障害があり、子どもを養育している世帯等に支給します。
窓口は、市こども青少年課です。
障害基礎年金
国民年金加入中、一定の障害のある状態になったときに受けられます。20歳前に障害者と認定されたかたは20歳になったときから受けられます。納付要件等があります。
窓口は、市保険年金課です。
障害厚生年金
厚生年金保険加入中、一定の障害のある状態になったときに受けられます。また軽度の障害が残った場合に障害手当金が受けられます。納付要件等があります。
窓口は、熊谷年金事務所です。
日常生活改善
居宅介護(ホームヘルパー)の派遣
対象は、1級から6級の一部のかたです。
重い障害のため、日常生活に支障のある障害者のいる家庭にホームヘルパーを派遣し、身体介護、家事援助、移動介護等のサービスを行います。
デイサービス
対象は、1級から6級の一部のかたです。
通所により創作的活動、機能訓練等の各種サービスを提供します。
児童の通所等支援
対象は、1級から6級の一部のかたです。
障害のある子どものためのサポートとして、通所支援サービスがあります。
通所利用の障害児やその家族に対して、相談支援および療育を行います。
短期入所(ショートステイ)
対象は、1級から6級の一部のかたです。
保護者または家族が病気・出産・事故または私的理由などにより、一時的に障害者を介護できなくなった場合などに、短期間施設などへ入所することで、入浴、食事の介護が受けられるサービスです。
福祉有償運送
対象は、1級から6級のかたです。
NPO法人等が、会員登録された障害者等を対象に、営利とは認められない範囲の対価により、自家用自動車(白ナンバー)を使用して行う移送サービスです。利用については直接事業所へお問い合わせください。
生活サポート
対象は、1級から6級のかたです。
市に登録された団体から、送迎、一時預かり、派遣による介護、外出援助など生活支援サービスを受けられます。
介護保険や障害福祉サービスが優先です。
未就学児は、送迎の利用はできません。
1時間当たり950円の自己負担があります。
18歳未満の場合は、扶養義務者の前年所得税額により利用者負担額が異なります。
おむつサービス
対象は、1級から3級の一部のかたです。
在宅で常時失禁状態にあり、対象要件に該当するかたへおむつを月1回配送します。市長寿福祉課へご相談ください。
ただし、身体障害者手帳をお持ちで脳性麻痺等脳原性運動機能障害かつ意思表示困難者で、常時失禁状態にある3歳以上の障害児(者)のかたは、日常生活用具から支給されます。
ふっかちゃん子ども福祉事業
障害児療育経費助成事業
障害児が医師の指示のもと実施される療育事業に参加する際に、参加費用の1/2(最高月額5,000円まで)を補助します。
事前の認定が必要です。請求は原則7月、11月、3月の年3回です。
障害児スポーツ助成
障害者スポーツ(パラリンピック競技、全国障害者スポーツ大会競技)を行う障害児に対して助成します。
1.障害者スポーツのために必要な補装具等の購入費用又は修理費用の10分の9の額を、障害児1人当たり年額上限500,000円まで助成します。
2.障害者スポーツのために必要な用具又は消耗品の購入費用の2分の1の額を、障害児1人当たり年額上限40,000円まで助成します。
居宅改善整備の補助
対象は、1級から6級の一部のかたです。
居宅、便所、浴室等居宅の一部を、障害に応じて使いやすく改造する費用を補助します。事前の申請が必要です。
緊急通報装置
対象は、1級から3級の一部のかたです。
体調が急変し助けが必要な時に、通報器(本体または、無線ペンダント)を押すことでガードマンが駆けつけます。また、健康相談も対応します。
窓口は、市長寿福祉課です。
補装具・日常生活用具
補装具の交付及び修理
対象は、1級から6級のかたです。
身体の障害を補い日常生活の向上を図るため、補装具を障害名や障害部位に応じて交付します。事前の申請が必要です。医師の意見書や県の判定が必要な場合があります。
補装具の種類は、視覚障害者安全杖、義眼、眼鏡などです。
日常生活用具の給付
日常生活の向上を図るため、障害の種類および程度により用具を給付します。
事前の申請が必要です。
日常生活用具の種類は、火災警報器、自動消火器、電磁調理器、歩行時間延長信号機用小型送信機、視覚障害者用体温計、視覚障害者用体重計、視覚障害者用血圧計、情報・通信支援用具、点字ディスプレイ、点字器、視覚障害者用ポータプルレコーダー、視覚障害者用活字文書読上げ装置、視覚障害者用読書器、暗所視支援眼鏡、視覚障害者用時計、視覚障害者用ワードプロセッサー、点字図書などです。
日常生活用具の給付(住宅改修費)
障害などに起因する生活のしずらさを住宅改修により改善されるかたに給付します。(手すりの取り付けや、床段差の解消など)事前の申請が必要です。
車椅子の貸し出し
単独での歩行が不自由で常時介護の必要なかたに対して1ヶ月以内を原則に貸し出します。施設や病院に入っているかたは対象外です。
社会参加への促進
福祉タクシー利用料金助成
対象は、1級から3級のかたです。
タクシーの基本料金相当額を補助する利用券を、年間最大28枚交付します。ただし、年度途中の申請者及び燃料費補助から切り替えたかたは、登録を行った月ごとに交付枚数が異なります。
福祉タクシーと自動車燃料費補助は選択制です。
長寿福祉課のねたきり高齢者等移動支援事業と併給はできません。
自動車等燃料費の補助
対象は、1級から3級のかたです。
対象の障害者を送迎するために、その介護者が運転する自動車等の運行に伴う燃料費用の一部を補助します。限度額は、自動車の場合は月25リットルで1,250円、バイクの場合は月5リットルで250円です。
事前の登録が必要です。
福祉タクシーと自動車燃料費補助は選択制です。
長寿福祉課のねたきり高齢者等移動支援事業と併給はできません。
自動車改造費の補助
対象は、1級から6級の一部のかたです。
障害者が自ら運転出来るように自動車の一部(ハンドル、ブレーキ、アクセルなど)を改造するための費用を100,000円まで補助します。
所得制限があります。事前の申請が必要です。
自動車運転免許取得費の補助
対象は、1級から6級の一部のかたです。
障害者が運転免許を取得する必要がある場合、その経費の2/3以内で120,000円を限度に補助します。
所得制限があります。事前の申請が必要です。
身体障害者補助犬の給付
盲導犬、介助犬、聴導犬を利用することによって行動範囲を拡大し、社会復帰、自立に役立てることができるかたに身体障害者補助犬を給付します。
窓口は、県の福祉推進課です。
税金の軽減
所得税、相続税、市民税の障害者控除
障害者が所得税、及び住民税の納税義務者本人または控除対象配偶者・扶養親族の場合、税金の控除が受けられます。また、相続により財産を取得した場合は、相続税額から一定額が控除されます。
窓口は、所得税と相続税は熊谷税務署、住民税は市市民税課です。
贈与税の非課税
重度障害者が一定の信託契約により金銭、有価証券その他の財産を信託銀行に信託したときは、6,000万円を限度に贈与税が非課税になります。
窓口は、熊谷税務署です。
自動車税、軽自動車税の減免
障害の部位や等級等により減免が受けられます。
なお、減免を受けていたかたが、再判定などにより障害等級が下がり該当しなくなった場合は、自動車税減免に該当しなくなった旨の届出が必要となります。届出がなかった場合、あとから該当しなかった期間の自動車税を、さかのぼって課税される場合があります。
窓口は、自動車税・取得税は自動車税事務所熊谷支所、軽自動車税は市市民税課です。
その他の割引
有料道路の割引(ETCを含む)
身体障害者が自ら運転する場合、または重度(第1種)の障害者(児)を乗せて介護者が運転する場合は、料金の割引を受けることができます。事前登録が必要です。
申請窓口は、障害福祉課または各総合支所です。
問い合わせ先は、有料道路ETC割引登録係です。
NHK放送受信料の免除
障害の程度及び所得の状況により全額または半額免除が受けられます。
世帯構成員全員が市町村民税非課税の場合は全額免除です。
視覚・聴覚障害者または重度の障害者が世帯主で契約者の場合は半額免除です。
申請窓口は、障害福祉課または各総合支所です。
問い合わせ先は、NHKさいたま放送局です。
その他の各種サービス
深谷市メール配信サービス
市から災害・防災に関する情報やお知らせなどのさまざまな情報を、登録されたかたへメールで配信するサービスです。
窓口は、市秘書課です。
深谷市公式LINE
「深谷市メール配信サービス」と同じ情報がLINEで配信されます。
窓口は、市秘書課です。
深谷市避難情報等架電サービス
災害時に市が発信する避難情報等を「市のメール配信サービスやホームページなどで取得するのが困難な方」を対象に、自動音声で電話に情報を配信するサービスです。
市内在住で、原則として、携帯電話・スマートフォンをお持ちでないかたが対象です。
窓口は、市総務防災課です。
埼玉県思いやり駐車場制度
対象は、1級から4級のかたです。
障害者など歩行が困難なかたに利用証を交付し、公共施設や商業施設などに設置されている優先駐車区画の適正利用を推進する制度です。
窓口は、障害福祉課、長寿福祉課、保健センター、各総合支所の市民生活課です。
JR、バス、国内航空運賃の割引
対象は、手帳に「旅客鉄道株式会社旅客運賃減額」が「第1種」または「第2種」と記載があるかたです。
窓口で乗車券を購入する時または料金を支払う時に、障害者手帳を提示することによって割引が受けられます。「第1種」、「第2種」で割引内容が異なりますので、各窓口に確認のうえ割引を受けてください。
窓口は、各JR、私鉄、バス、航空会社等事業者です。
タクシー料金の割引
乗車時に手帳を提示して本人確認を行い、10%の割引を受けることができます。
詳しくは、各タクシー会社へお問い合わせください。
福祉車両貸出事業
通院や公共交通機関への諸手続き等の交通手段を目的として、福祉車両(リフト付、スロープ付、シート回転付車両)の貸出や、運転ボランティアを派遣します。
窓口は、深谷市社会福祉協議会です。
有償家事援助サービス
対象は、社会福祉協議会の会員で、障害のあるかたがいる世帯です。
部屋の掃除、洗濯・布団干し、ゴミ出し、食事の支度、買い物など協力会員の活動でできる範囲でサービスを提供します。ただし、身体介護はできません。費用は30分当たり450円で、利用できる時間は午前8時から午後5時までです。1日の最長利用時間は、90分です。
窓口は、深谷市社会福祉協議会です。
点字及び声の広報
点訳及び音訳ボランティアの協力により、市の広報紙を点字やCDにして発行しています。
窓口は、深谷市社会福祉協議会です。
障害があるかたに対する駐車禁止除外の許可
手帳を所持する歩行困難なかたは、ステッカーを掲示すれば、駐車禁止区内(法定禁止区内を除く)でも、他の交通が妨げにならなければ駐車ができます。
対象者の条件がありますので、詳細は窓口にご相談下さい。
窓口は、深谷警察署または 寄居警察署です。
NTT104番号案内の無料利用(ふれあい電話)
対象は、1級から6級のかたです。
番号案内が無料で利用できます。窓口にご連絡いただき、オペレーターに「ふれあい案内」とお申し出ください。
なお、NTT以外と契約している場合は、同様のサービスを提供していることがありますので、契約先にご確認ください。
窓口は、NTT東日本ふれあい案内担当です。
携帯電話基本使用料・通話料等の割引
割引の内容は手帳の内容や等級又は事業者により異なりますので、詳しくは各携帯電話事業者にお問い合わせください。
窓口は、各携帯電話事業者です。
青い鳥郵便葉書の無償配付
対象は、1級から2級のかたです。
年1回、通常郵便はがきを20枚無料で配布します。受付期間は年度により若干異なりますが、概ね4月初旬から5月下旬まで、最寄りの郵便局で手帳を提示してお申し込みできます。
窓口は、最寄りの郵便局です。
銀行の貯金、預貯金等の利子所得等の非課税
元本又は額面350万円を限度として、その預貯金等の利子等が非課税となります。
窓口は、各金融機関です。
歯科医療サービス
障害や疾病などによって一般医療機関では治療が困難なかたを対象に、歯科医療を行います。
受診にあたって、紹介制になりますので、かかりつけ歯科病医院または障害福祉課からの紹介の上、予約をしていただくことになります。
窓口は、埼玉県立皆光園障害者歯科診療所です。
県営住宅の申込み
「高齢者・障がい者住宅」に申込みすることができます。また、抽せんの際、障害等の内容により、一般世帯で申し込まれた方より抽せんの確率が高くなる優遇抽せん資格に該当します。
窓口は、埼玉県住宅供給公社 熊谷支所です(申込書は、市建築住宅課にもあります)。
更新日:2024年12月03日