市長記者会見発表内容概要(平成29年1月)

更新日:2023年06月02日

【現庁舎が抱える様々な問題を解消】深谷市新庁舎建設基本設計(案)を作成

現在、深谷市では、新庁舎建設を進めており、昨年度策定した「深谷市新庁舎建設基本計画」を基に、庁内で組織した「新庁舎建設推進本部」による検討のほか、市民ワークショップや市議会における特別委員会での協議・検討を経て、このたび「新庁舎建設基本設計案」を作成しましたので、その概要をお知らせします。お手元の「概要版」も、あわせてご覧ください。

今回の基本設計案では「深谷市新庁舎建設基本計画」における「5つの基本理念」の実現と、「深谷らしい庁舎」を目指すために必要なことをまとめました。 まず、「5つの基本理念」に沿って、ご説明いたします。

1つ目の「市民にとって安全・安心な庁舎」では、「免震構造」を採用し、防災中枢拠点としての建物の安全性、業務継続性を確保します。

2つ目の「市民サービスの向上を目指した庁舎」では、市民がよく利用する窓口部門を1階に集めて、市民の利便性を高め、効率的な市民サービスの提供を図ります。

3つ目の「人にやさしく、市民に開かれた庁舎」では、今後、新たに整備される「新駅通り線」を考慮し、敷地の西側に「市民広場」と「メインエントランス」を計画します。

4つ目の「自然環境にやさしい庁舎」では、深谷市の自然環境と、庁舎の形状を活かし、環境負荷の低減を図ります。具体的には、深谷市の豊かな日射を最大限に活かして、約150キロワットの大規模な太陽光パネルを設置します。

5つ目の「シンプルで機能性と経済性に優れた庁舎」では、低層、かつ、シンプルで、バランスの良い形とすることで、維持管理のしやすい庁舎とします。

そして、「深谷らしい庁舎」として、「深谷の『人・歴史・まち』と調和する庁舎」では、4階建ての、低層で、伸びやかな、レンガの外観の庁舎に、「ホフマン輪窯」をモチーフとした「(仮称)深谷コリドー」を設置することで、「レンガのまち深谷」をアピールし、深谷の歴史を継承する、新たな景観をつくります。「深谷コリドー」は、市民の憩いや語らいの場となるほか、市民広場や多目的ホールと一体利用することもでき、様々な市民活動ができる場となります。

次に、資料の2ページをご覧ください。計画概要について、ご説明いたします。

敷地面積は、約1万4千平方メートル、建築面積は、約5千平方メートル、延床面積は、約1万3千4百平方メートルです。庁舎は地上4階建てで、免震構造、鉄筋コンクリート造を基本とします。概算事業費は、78億3千万円です。基本計画時の概算事業費82億8千万円から、庁舎のコンパクト化を図り、4億5千万円を縮減いたしました。

今後のスケジュールは、まず、今年度は、これから「パブリックコメント」と「市民説明会」を行い、市民の皆様からいただいた意見などを踏まえ、3月末までに「新庁舎建設基本設計」を策定します。また、来年度以降は、平成29年度に実施設計、平成30年度から32年度にかけて、建設工事、現庁舎解体と外構工事を行い、平成32年度中の完成を目指します。

【中学生の決意表明】私の未来・マニフェスト「立志式」

深谷市では、キャリア教育の推進・充実を図る中で、生徒自身が「自分の将来の夢」や「こころざし」を思い描き、それを発表する「立志式(りっししき)」を行っています。

「立志式」とは、元服にちなんで数え年の15歳を祝う行事で、子供たちが自分の将来に向けての決意や目標などを級友や学友、保護者、教師の前で明らかにし、大人になる自覚を深めていくものです。

この取り組みは、平成20年度に花園中学校で始まり、平成26年度からは、市内全ての公立中学校で実施しています。今年が9回目の立志式となる花園中学校では、全校生徒、保護者、教師、多くの来賓が見守る中、2年生全員がステージに上り、大きな金屏風を背に、一人ひとりが自分の将来への想いを綴った「立志のことば」を発表します。

深谷市では、これからも、こうした取り組みを継続し、「夢とこころざしを持ち、まごころと思いやりのある 深谷の子」の育成に努めてまいります。

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