誠之堂

更新日:2015年5月21日

誠之堂の歴史

誠之堂

 誠之堂は、大正5年(1916)、渋沢栄一の喜寿(77歳)を祝って第一銀行の行員たちの出資により建築されました。

 渋沢栄一は、深谷市に生まれ、株式会社組織による企業の創設・育成に力を入れ、日本の近代経済社会の基礎を築きました。その拠点としたのが第一国立銀行でしたが、明治29年、同行は第一銀行となり、栄一は、その初代頭取を務めました。
 栄一は、喜寿を迎えるのを機に、第一銀行頭取を辞任しましたが、同行の行員たちが出資を募って誠之堂を建築したことには、栄一が行員たちから深く敬愛されていたことが伺われます。

 平成15年5月30日、国の重要文化財に指定されました。

「誠之堂」の名前の由来

 「誠之堂」の名は、渋沢栄一自身により命名されました。
 儒教の代表的な経典のひとつ「中庸」の一節「誠者天之道也、誠之者人之道也(誠は天の道なり、これを誠にするは人の道なり)」にちなんだものです。

建物の概要

 煉瓦造平屋建、建築面積112平方メートル。外観は英国農家に範をとりながらも、室内外の装飾に、中国、朝鮮、日本など東洋的な意匠を取り入れるなど、様々な要素が盛り込まれ、それらがバランスよくまとめられています。

 設計者は、当時の建築界の第一人者であった田辺淳吉です。
 誠之堂の設計発注に当たって、次の条件が出されました。

  1. 西洋風の田舎屋
  2. 田舎の家らしく
  3. 建坪は、30坪前後
  4. 小集会に適する程度の設備

田辺は、この条件を守りつつ、独自の発想を凝縮してこの建物を造り上げました。

誠之堂の装飾

誠之堂のステンドグラス

設計者について

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