令和5年度水難救助訓練を実施しました
深谷市消防本部では、河川などで水難事故が発生した場合に、安全・確実・迅速に要救助者を救出するため、船舶操縦・水中検索要領の技術向上、水難救助現場での連携活動強化を目的として毎年水難救助訓練を実施しています。
今年は6月の荒川河川の総合訓練に向け4月初旬から、アクアパラダイスパティオや航空自衛隊熊谷基地で基礎となる訓練を実施し、7月には水上安全法救助員養成講習に参加した隊員による還元訓練を実施しました。
プールでの基礎訓練
いよいよ荒川での総合訓練
水上安全法救助員養成講習の還元
水上安全法救助員養成講習参加隊員による還元訓練の様子
チンプルやレスキューチューブを用いた救助方法を実施した。
初めて潜水訓練を実施した山口隊員の声
最後に
水難救助活動は、地上での救助活動と違い、特殊環境下での活動となります。一瞬の判断ミスが重大な事故に直結するため、隊員たちは実際の災害を想定し訓練に取り組んでいます。 過去3年で当消防本部管内では27件の水難事故が発生しています。私たちは、楽しかったはずの時間を辛く悲しい時間にしたくはありません。 水辺では「お子様から目を離さない、ライフジャケットを着用する、飲酒したら入らない。」などを守っていただき、事故にあわないよう十分注意していただきますようお願いします。
更新日:2023年06月26日