国民健康保険引き上げの中止を求める陳情書
| 陳情者名 | 深谷生活と健康を守る会 |
| 受付日 | 平成29年12月20日 |
| 陳情内容 | 国民健康保険の広域化（県単位化）が来年からスタートしようとしています。 現在の国保は市町村ごとですが、広域化では県が運営することになり、埼玉県は各市町村に、県に納める納付金の額や保険税の額を表示します。今年（平成29年）3月に2回目の納付金額や保険税額の試算を公表しましたが、深谷市では、年間約4万円増と、4割近い引き上げになることが明らかになりました。市によっては9割近い負担額が示されました。 国民健康保険は退職などで職を持たない人や、非正規労働者、商店など個人事業主が主な加入者で、所得のない人が22.8％、所得0～100万円未満が23.9％と、所得100万円未満の加入者がほぼ半数を占め、所得200万円未満では71％にも達します。今でも国保税の負担は重く、滞納している世帯が3,300世帯もあります。これ以上の負担増は市民の暮らしを追い詰め、貧困をさらに広げてしまいます。払いたくても払えない市民をいっそう増やせば、医療にかかることも難しくなってしまうのではないでしょうか。 国保を広域化しても市民の負担増にならないよう、国と地方公共団体が財政支援をすることが必要です。無理なく払える国保税にすることが国保制度を維持するうえでも大事なことではないでしょうか。ところが国は財政支援を当初の約束より300億円も減らすとしています。このままでは市民負担がどこまでも増え、医療難民を生み出しかねません。 よって深谷市において、以下について取り組んでいただきたく賛同者の署名を添えて陳情します。 1．国民健康保険の広域化で保険税を引き上げないよう必要な手立てをすること 2．国及び埼玉県に対し保険税を引き上げないように必要な財政支援をするよう意見を上げること （署名簿の掲載は省略させていただきます） （陳情書の受領のみ） |
| 担当課 | 保険年金課 |
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更新日：2023年03月27日