市長記者会見発表内容概要(平成24年10月)

更新日:2023年06月05日

市民提案制度

 市政の運営にあたっては、行政だけでは、解決が困難な課題が、数多く存在します。

  そこで市では、行政だけで解決するのには困難な課題のうち、資料にあります、ピックアップした6件を市民の皆さんにご提示し、それぞれの課題について解決する事業を募集します。市民の皆さんが、「こんな風に解決したら」といったアイデアや、「わたしたちが協力すれば、もっとコストをかけずにできる。」などといったことなどを、市に提案していただき、予算案としていっしょに、課題を解決するための事業をつくりあげていくものです。応募された事業は、市民が参加した審査を経て、市長が決定し、予算案として議会に提出します。なお、審査員についても、市民から募集いたします。

深谷博覧会

 本事業は、「彩の国 食と農林業ドリームフェスタ」とおよび、先日ご紹介した畠山重忠顕彰事業と同時に、本市独自の取り組みとして開催します。開催日は、11月3日(土曜日)・4日(日曜日)、会場は、農林公園駐車場とし、市内28の事業所や 生産者団体などに 出店いただきます。「深谷博覧会」は、深谷の魅力を広く市内外にPRし、来場された皆様には、リピーターとして、再び深谷を、訪れていただきたいとの考えから、開催するものであります。

  会場内を5つのエリアに分け、それぞれ特色のあるPRを行います。「ぱくぱくおやつカフェテリア」では、市内7店舗の飲食店が参加し、本市ならではのスイーツなどの販売を行います。「てくてくふっかちゃんの森」では、木々の間に隠れた「ふっかちゃん」を探すスタンプラリーや、塗り絵コーナー、特産のユリ350本を使用した深谷ユリのドレス2体をフォトスポットとして設置します。また、「わくわく体験コーナー」では、春日丘工業団地にあります、サン電子工業が製造するポップコーンマシーンなどのアミューズメントマシンを実際に体験していただきます。「るんるん深谷マルシェ」では、特産の農産物や、友好都市である田野畑村の物産の販売、緑の王国ボランティアの煮ぼうとうも販売します。さらに、「もぐもぐ深谷フードコート」では、市内の肉用牛振興協会、養鶏組合、園芸協会の3団体が合同で、焼肉やゆで卵、ねぎ焼きなどを一つのプレートとした「ふっかちゃんセット」や、若手農業者の「ふかや4Hクラブ」のブロッコリー餃子などの販売を行います。そのほかに、ステージにおいては、JA花園 食育ソムリエの皆さんと三菱電器ホーム機器による、料理イベントや、軽トラック市など、深谷の魅力を余すとこなく紹介できる内容となっております。また、特別参加として11月3日(土曜日)には、川越藩 火縄銃鉄砲保存会の皆さんによる「子ども 鎧の着用体験」も実施されます。深谷を凝縮したイベントを一挙に開催いたしますので、皆様のお越しをお待ちしております。

畠山重忠読本

 本年度、深谷市では、『畠山重忠』の顕彰事業を実施しています。その一環として、「畠山重忠読本」を発行いたしました。『読本』は、畠山重忠の生涯と、その業績や人柄などについて、小学生にもわかりやすく、イラストなどを挿入して作成し、市内小学校の6年生全員に、11月1日に配布いたします。現在、小学校6年生は、社会科で歴史の授業を受けており、市で使用されている教科書にも、重忠に関する記述が半ページほど記されています。全国的にも著名な武将で、源平の合戦や鎌倉幕府の成立にあたり、大きな役割を果たした重忠に関する情報をわかりやすく発信できればと考えています。

  また、11月3日(土曜日)・4日(日曜日)には、先ほど、ご紹介した「深谷博覧会」と同時開催で、『畠山重忠顕彰事業』として、展示会、講演会、史跡巡り、畠山重忠ゆかりの郷土芸能奉納などが行なわれます。特に、3日(土曜日)には、友好都市岩手県田野畑村の『菅窪鹿踊り・剣舞』保存会の皆様をお招きし、東日本大震災からの復興の願いをこめて、重忠公の墓前などで実演していただきます。皆様、ぜひご来場ください。

渋沢栄一翁の史跡を巡る2012

 11月11日(日曜日)に、『渋沢栄一翁の史跡を巡る2012』を実施いたします。旧渋沢邸「中の家」、「ホフマン輪窯」「誠之堂・清風亭」「尾高惇忠生家」などを特別公開いたします。また、旧渋沢邸「中の家」では、普段公開していない座敷蔵を公開するほか、「深谷の麦作り」と題し、民具の展示を行います。当日は、渋沢栄一記念館前において「青淵まつり」も実施されます。渋沢栄一翁の史跡めぐりをしながら、あわせてお楽しみください。

第7回深谷市産業祭

 秋の祭典「第7回深谷市産業祭」を11月17日(土曜日)・18日(日曜日)の2日間開催いたします。今年も、昨年に引き続き中心市街地を会場として実施します。また、今年は「“企業ブランド力"“深谷ブランド“力」強化のため、深谷の産業の新たな魅力の発見や、深谷産の"いいモノ“を再確認していただこうと考えております。

  見どころといたしましては、全国屈指の農業のまち“ふかや"の誇る深谷産農畜産物の展示販売や市内商工業者が自慢の商工業製品の展示・販売をするなど、それぞれに趣向を凝らした出展をいたします。麺類最強の称号をかけた郷土麺料理の味くらべ対決「N-1グランプリ」では、7団体が参加し、各地域の麺類が、その実力を競います。各地域の特徴を活かした麺料理をお楽しみください。中でも、今年は深谷小学校6年生による創作「煮ぼうとう」に注目しております。

  農業部門では、花のまち“ふかや"の花き生産を担う若い生産者による小学生以下の子供たちを対象とした「花の特徴、飾り方、育て方」を学ぶ教室を開きます。また、ふかや野良着コレクションと題した野良着のファッションショーでは、デザイン・機能性などを駆使した驚きの野良着を披露し、なりきりふっかちゃんでは、ふっかちゃんのコスプレイヤーが大集合いたします。そのほかに、浅草のサンバチーム「ブロコ・ファミリア」のサンバパレードが旧中山道を練り歩き、まつりを盛り上げます。

  また、こどもふれあいイベントとして、ゆるキャラふれあいタイムやミニSLの運行など、家族みんなで楽しめる企画になっています。以上の他にも、ここではご紹介しきれない“深谷市ならでは"のイベントや見どころ、食べどころが盛りだくさんです。大勢のかたに産業祭にご来場いただき、深谷市産の“いいモノ"、“魅力"を見つけていただければと考えております。

第22回全国花のまちづくりコンクール大賞受賞

 10月25日に農林水産省、国土交通省が提唱する「第22回全国 花のまちづくりコンクール」において、応募総数1,382件の中から、大賞となる「農林水産大臣賞」を深谷市が受賞しました。市では、花の産地であることをPRし、ガーデニングをキーワードに市民が参加するまちづくりを目指し、平成16年に「ガーデンシティふかや構想」をつくり、活動を始めました。市民ガーデニングボランティア、アダプトプログラム、学校花はなプラン、花仲間によるオープンガーデンなどを推進し、今では市内各所に花壇が見られるようになっています。

  さらには、「ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ」を開催し、毎年、2日間で全国から7万5千人が訪れます。また、平成21年から、市民がつくり 守り育てる森として『ふかや緑の王国』を建国しました。こちらは、花や緑に関するボランティア団体の活動拠点となり、創造的で発展的な市民活動が展開されています。

  この「ガーデンシティふかや構想」は、すでに市内の全域に浸透し、ボランティア活動なども、先進的で独創的な市民協働の取り組みとなっています。この度、10年間の取り組みを評価していただくため応募したところであります。この受賞を契機に、さらなる「花のまちづくり」を推進し、市民協働のまちづくりを実践していきたいと思います。また来年は、「ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ」が、第10回を迎える記念大会となり、同時開催として「全国花のまちづくり深谷大会」が実施されます。全国の花のまちづくり事例発表やガーデニング講演が行われます。花のまちづくり大賞を受賞し、更にグレードアップした「花のまち深谷」に是非お越しください。

第4回ジャパンバードバードハウスコンテスト

 ふかや緑の王国は、市内でも、有数の自然環境に恵まれた、最高の場所です。鳥の視点からもう一度環境問題を考えていくきっかけとして、4年前から、ジャパン バードハウスコンテストを実施しています。コンテストは、人と鳥や自然とのコミュニケーションを図ることを目的しています。2つの部門から構成され、人間がデザインやアイデアを審査する人間審査の部と、鳥たちが実際にバードハウスを使って巣作りをし、巣立ちまでを観察する鳥の審査の部があります。9月30日までに、市内外から作品が寄せられ、海外からも応募がありました。人間審査の部39作品、鳥の審査の部69作品、合計108作品のバードハウスが集まりました。10月11日の審査会を開催し、人間審査の部の各賞が決定いたしましたので、発表させていただきます。審査方法は、デザイン、アイデア、自然や環境への配慮、組立の正確さなどについて審査し、最優秀賞には、廣瀬瑞生さんが選ばれました。なお、鳥の審査部門につきましては、11月下旬にバードハウスを実際に設置し、来年の6月にかけて観察していきます。続きまして、「第4回秋の王国フェスタ」につきまして、ご説明いたします。秋の王国フェスタは11月17日から25日まで、ふかや緑の王国で開催し、毎年好評の紅葉ライトアップや、あかり展を行います。あかり展では、市内の小学校3年生が描いた絵をロウソクで映す作品が展示されます。また、24日・25日の2日間は、秋まつりです。アルミ缶を使った竹トンボ作りや、いも煮会、ロープ1本で登るツリークライミング、クリスマスリース作り、高校生による寄せ植え作品の展示など盛りだくさんですので、ご来場をお待ちしております。

ふっかちゃんナンバープレートの交付開始

 市のPRおよび地域の一体感、郷土愛を深め、地域の振興を目的に、市のイメージキャラクターである「ふっかちゃん」をデザインしたオリジナルナンバープレートを交付いたします。交付は、12月25日からとなります。これからは、ふっかちゃんが、多くの市民の皆さまに愛されることを期待しております。

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