市長記者会見発表内容概要(平成24年9月)

 11月3日(土曜日)・4日(日曜日)に行う、深谷を凝縮した一大イベントにつきまして、ご説明いたします。今年度は、県内最大級の農林水産業イベント「彩の国 食と農林業ドリームフェスタ」を川本地区農林公園を開催地として誘致いたしました。

  これに併せて、郷土の偉人、畠山重忠公の業績を顕彰する、「畠山重忠顕彰事業」や、市内の特産品を大集合させた「深谷博覧会」を同時開催し、市内外に広く深谷を発信してまいります。今回は、その中の「畠山重忠顕彰事業」につきまして、ご説明いたします。なお、「深谷博覧会」につきましては、来月の記者会見で詳細を説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。

  NHK大河ドラマ「平清盛」により、武蔵武士の評価が高まりつつある今、清盛と同時代に活躍し、武蔵武士の鑑とたたえられた郷土の偉人 畠山重忠の業績を顕彰します。11月3日 土曜日を中心に、次の5つの事業を実施します。

  1つ目は、「重忠ゆかりの郷土芸能奉納」です。これは、岩手県田野畑村に畠山一族が伝えたといわれる「菅窪鹿踊(すげのくぼししおどり)・剣舞(けんばい)」と、川本地区に伝わる「重忠節踊り」「重忠太鼓」を重忠の墓前にて行うものです。特に、「菅窪鹿踊・剣舞」は、岩手県指定文化財となっている大変貴重な芸能で、今回、田野畑村の保存会の方々にお越しいただきます。是非ご覧いただければと思います。

  2つ目は、「畠山重忠と武蔵武士展」です。畠山重忠が岩手県田野畑村の神社に奉納したと伝わる「鐙(あぶみ)」をはじめ、秩父市三峰神社所蔵の「伝畠山重忠願文」や、重忠墓から出土した 蔵骨器などを展示します。また、重忠と同時代に活躍した武蔵武士のパネル展示や、友好都市田野畑村の復興支援のため、重忠伝説の残る田野畑村の紹介コーナーも行います。

  3つ目は、「畠山重忠史跡巡り」です。重忠ゆかりの「鶯の瀬」や「畠山重忠公史跡公園」などを巡るスタンプラリーを実施し、記念品として特製缶バッチを差し上げます。

  4つ目は、「畠山重忠講演会」です。畠山重忠研究の第1人者であります埼玉大学准教授清水亮先生に「秩父平氏畠山氏の成立と展開」と題し、講演をいただきます。定員は先着300名で、事前の申し込みは必要ありません。

  5つ目は、「畠山重忠読本の作成」です。小学生向けに、畠山重忠の生涯をわかりやすくまとめた冊子を作成し、今回の顕彰事業に先立ち、市内の小学6年生に社会科の教材として配布いたします。

  以上、武蔵武士の鑑とたたえられた深谷市出身の武将「畠山重忠」の顕彰事業に、多くの方々がご参加くださるよう、ご案内いたします。

 キララ上柴内に、パスポートの発行窓口として「深谷市パスポートセンター」を開設いたします。 開設日は10月1日(月曜日)で、午前9時から業務を開始します。

  取り扱い業務は、一般旅券発給申請の受付事務、書類審査事務及び旅券の交付事務を行います。

  これからは、パスポートセンター熊谷支所まで行かずに、身近なショッピングセンター内の行政窓口で、パスポートの申請及び 受領ができるようになりますので、市民の皆さまには、ぜひご利用いただきたいと存じます。

 ふかや緑の王国では、第4回森の音楽祭を、10月21日(日曜日)に、開催いたします。今年も、葉っぱを使った草笛や、オカリナ四重奏、ハーモニカなどの独奏やミニハープによる合奏など、多様な演奏団体が、今年もエントリーされています。今年は、魅惑のアコーディオン奏者ミヤックさんと、透明感あふれるフルート奏者向井めぐみさんによるユニット「夢夢(むむ)マルシェ」を迎え特別演奏をしていただきます。

  また、同時開催として深谷グリーンパーク・パティオにて、「第1回花の音楽祭」を開催します。こちらは、森の音楽祭が楽器本体のアコースティックの演奏に対し、電子楽器や音響装置を使用する音楽祭です。花の音楽祭では、シンガーソングライター南雲はるさんと、ラジオ・声優など幅広く活動されている朱理さんが出演されます。また、ファーマーズ&ガーディナーズファッションショーとパティオフリーマーケットを開催します。

  その他、ふかや緑の王国では、山野草の展示や無料の草笛教室、ハーブティーの無料配布、王国窯焼きピザ、煮ぼうとう、などの軽食販売なども行います。

  当日は 緑の王国と深谷グリーンパーク・パティオの間で、シャトルバスを運行いたします。

  「森の音楽祭」と「花の音楽祭」は、「音楽を愛し、緑や花を愛する人々が集い、一緒に音楽祭を楽しもう」という趣旨にピッタリな演奏が期待できるイベントです。

  皆様のご来場をお待ちしております。