市長記者会見発表内容概要(平成24年7月)

更新日:2023年06月05日

「子ども議会」について

 8月2日(木曜日)に深谷市議会本会議場において、「子ども議会」を開催します。この「子ども議会」は、子どもたちに議会制民主主義の場を、体験してもらうことにより、市政への関心を深めてもらい市としても、子どもたちの幅広い意見や、要望を聞き取れる機会ととらえ、実施するものです。

  午前9時30分から「小学生の部」、午後2時から「中学生の部」を実施し、小学生の部は、市内19校から選出された6年生19名、中学生の部は、10校から選出された3年生20名が参加し、市政に対する質問を行います。

  質問内容でございますが、主なものとしましては、昨年の震災を受けまして「防災対策」、「環境対策」を中心に「交通安全対策」、「地域コミュニティ対策」など、現在、社会的に問題になっている事柄についての質問や、深谷市の活性化に関する質問が提出されています。

 当日は、各校持ち回りで選出された子どもが、議長となって議会を進行し、子どもたちの質問に対しまして 市長である私をはじめ、各担当部長が回答します。子どもたちが、しっかりと意見を述べ質問をする様子を、ご覧いただければ幸いに存じます。 

「深谷市医師育成奨学生の応募状況」について

 市内の医師の確保に向け、本年も深谷市医師育成奨学生の募集をしてきたところです。7月20日でその奨学生の募集を締め切らせていただきましたので、応募状況につきましてお知らせいたします。

  まず、応募人数でございますが、募集人数2名のところ、35名の応募がございました。応募者の内訳でございますが、応募者の居住地では、東京都をはじめ、埼玉県、群馬県、神奈川県の1都3県から応募がございました。また、現役・既卒者別では、現役生が17名、既卒者が18名でございました。

 次に、今後の予定でございますが、一次選考を8月7日(火曜日)に実施いたします。その後、一次選考の合格者を対象に、二次選考を実施し、本年10月までに最終的な合格者を決定していく予定でございます。

「友好都市田野畑村小学生との交流事業」について

 深谷市内の小学生が、友好都市である岩手県田野畑村の小学生と交互に訪問を行い、交流を図ります。今年度は15回目となり、深谷市の小学生が田野畑村を訪問します。日程は8月6日(月曜日)から9日(木曜日)までの4日間となり、滞在先は、自然大学校です。滞在中には、北山崎や龍泉洞、畠山神社などの見学や浄土ヶ浜で海水浴をします。今回は、このほかに津波学習を計画しております。

  参加者は、深谷市と田野畑村の小学生、あわせて60名です。現在の田野畑村は、復興のさなかでございます。そうした中で田野畑村が、深谷市の子どもたちを受け入れてくださることに対し、心から感謝しております。

  子どもたちは、大震災の傷跡や復興の様子を実際に見ることにより、復興にかける田野畑村の人たちの思いや力強さなど、さまざまなことを感じると思います。この事業を通して、田野畑村の人たちのことを思いやり、交流する子どもたちとの絆を深め、困ったときには、お互い助け合おうとする気持ちが育つことを期待しております。深谷市では今年も引き続き、田野畑村への復興支援を行っていきます。

「こころざし深谷科学塾」について

 この事業は、子どもたちの科学技術に関する興味・関心を高め、将来、科学技術者を目指す児童生徒を育成することがねらいです。昨年度は、県内の科学関連施設を訪問し、体験型の学習を行いました。本年度は、深谷市内の企業にお世話になりながら、先端技術を学ぶ企画を立てました。世界に誇れる技術を直接見学し、学校での理科の学習と関連させながら、子どもたちに科学の有用性を学ばせたいと考えております。

  実施日は夏休み中の8月24日で、対象は小学校5年生から中学校3年生まで、定員は40名です。

  訪問する企業は日東電工株式会社、古河スカイ株式会社、株式会社アタゴの3社にお世話になります。市内には、この他にも世界に誇れる技術を持つ企業が多くございます。今後も地元企業の力を借りながら、子どもたちの夢と志を育んでいきたいと考えております。

「企画展・このひとをしっていますか?」について

 会場は深谷市立図書館3階の郷土資料展示室で開催いたします。この企画展では、深谷市出身など、深谷にゆかりのある人たちを改めて紹介していこうという企画展です。6名の歴史上の人物にスポットを当てて、郷土ふかやに対する興味と関心を掘り起すことを目的としています。7月31日(火曜日)から8月19日(日曜日)まで開館し、8月12日(日曜日)には学芸員による展示解説を行います。深谷の歴史の新しい側面を発見できますので、ぜひご覧いただきますようお願いいたします。

「子ども大学ふかや」について

 8月5日(日曜日)から、子ども大学ふかやがはじまります。子ども大学ふかやは、本年が3年目です。埼玉工業大学や東都医療大学、まち遺し深谷や深谷シネマ、青年会議所などと埼玉県や市が協働して、子どもたちの「なぜ」「どうして」について、大学や地域の先生が楽しく授業を行います。

  学園祭は、旧七ツ梅酒造)跡を会場に、子どもたちが授業で学んだことの成果発表を行ったり、様々な体験学習を行う予定です。市内の小学4年生から6年生が対象で、本年は57人が応募しております。8月5日は、入学式の後に「3次元映像を体験してみよう!」をテーマとして授業を行います。

「第17回深谷まつり」について

 「深谷まつり」は、深谷城にありました三社天王を、天和年間に移し、祭祀した「八坂まつり」が起源で、三百有余年の歴史を持ちます。現在では最大の市民まつりでありますが、さらにその範囲は広がり多方面からの参加者、見物客を迎え、回を重ねるごとに、その盛り上がりをみせています。

  開催は7月28日(土曜日)で、午前10時の開会後、駅通りにて行われる「花こいソーラン」に始まり、おまつり広場特設ステージ前では、各種ステージイベントが行われます。午後0時40分からは、「昼のみこし渡御」が行われ、特設ステージ上で太鼓演奏が行われる中をみこしが通過し、手締めにて終了となります。 また、おまつり広場周辺では、午後4時30分から深谷市レクリェーション協会加盟団体によるおねぎのマーチによる「深谷の踊り流し」が行われます。「夜のみこし渡御」は、午後4時30分から始まり、午後5時から特設ステージにて「居囃子」が始まります。そして、午後5時30分から「山車・屋台の引き廻し」が始まり、午後6時頃から、山車・屋台がおまつり広場に集結しはじめます。その後、「喧嘩囃子の競演」が佳境をむかえ、午後8時過ぎまで叩き合いを行います。ぜひ、多くのかたに、お越しいただきたいと存じます。

「深谷グリーンパークのユリ」について

 深谷グリーンパークでは、約22,000本のユリが見ごろを迎えます。6月の初めに、公園内の花壇に約22,000本のLAユリの球根を植え付けており、現在、様々な色の花が咲き始めています。

  深谷市は、ユリの切花生産において年間約2,300万本を出荷しており、市町村別で全国第1位です。深谷グリーンパーク内花壇の「ユリ」の植え付け概要についてですが、花壇面積約1,150平方メートルにユリを植え付けています。その品種名・花の色及び植え付けは、白色の「ブライトダイヤモンド」、橙色(だいだいいろ)の「カナリア」、桃色の「クープレット」、黄色の「フランスハルス」、赤色の「シガロン」が、合計22,200球となっております。これから見ごろを迎え、8月上旬まで様々な色を咲かせたユリの花を楽しむことができます。皆様のご来場をお待ちしております。

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