市長記者会見発表内容概要(平成24年4月)

 東日本大震災により被災した友好都市の岩手県下閉伊郡田野畑村に対して、復興支援として市職員を派遣します。派遣期間は、平成24年5月から平成25年3月までで、一般事務職は、前期・後期に分けて2人、土木技師は1人を派遣します。 田野畑村では、復興に当たり事務量が増大しており、村の職員のみでは処理できない状況とのことです。深谷市からの派遣職員は、災害復旧工事の委託、契約事務、工事、設計監理などを行います。

  これまでの田野畑村への職員派遣については、平成23年4月14日から29日の期間で、避難所生活者のメンタルケアのため、保健師5人を派遣した実績があります。今回は、2回目の職員派遣となります。

 平成24年5月1日(火曜日)から10月31日(水曜日)までの期間、今後予想される電力不足に備えるため、節電対策の一環として、軽装運動を実施します。

この期間中は、式典等の場合を除き、執務時間中は、男性についてはノーネクタイを基本、女性については華美にならない軽装とし、節電に伴う公務の能率が低下しないよう努めてまいります。また、節電対策のために軽装運動を実施していることを周知する、ポスター等を掲示するなどし、来庁者の方々にも市の取り組みをお知らせし、ご理解とご協力を求めてまいります。

  なお、今回の軽装運動は、昨年実施した東日本大震災に伴う節電のための軽装運動の期間を、更に拡大して実施し、国や県の軽装運動に連動して行うものです。

 教育委員会では、0歳から15歳までの子どもを一貫して育てるため、幼稚園・保育園から小学校、小学校から中学校へのなめらかな接続を目指しています。

  本年度からは『不登校対策総合プロジェクト』と銘打ち、「中1ギャップ」の解消を目指した取組をさらに推進します。これまでも、いわゆる「小1プロブレム」や「中1ギャップ」の解消を目指し、不登校を減らすための様々な施策を展開し、成果をあげてきました。中学校に入ると不登校が急増します。この「中1ギャップ」を解消するためには、小中学校のなめらかな接続が一層求められます。そこで、このたび、深谷市では新たに2つの事業を開始しました。1つ目は「小学校教科支援エキスパート」です。市内19校すべての小学校に、音楽、家庭科などの専科指導を担当する『小学校教科支援エキスパート』15名を新たに配置し、専門的な指導を充実させるとともに、いじめや不登校などの生徒指導上の課題に対応する学校を支援するものです。2つ目は、「小中一貫教育推進モデル事業」です。川本中学校区(川本北小学校・川本南小学校・川本中学校)で展開します。9年間一貫した教育のあり方を実践研究する中で、中1ギャップを解消し、不登校ゼロを目指します。

 花が咲きそろう深谷の春の風物詩「第9回ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ」を4月28日(土曜日)及び29日(日曜日)の2日間にわたり開催いたします。今年は、「笑顔満開」をテーマに、震災の復興から立ち上り、笑顔が見える社会になるよう、花も来場者の皆さんも笑顔で満開になるようなイベントを実施します。会場内のいたるところに、笑顔満開となれるフォトスポットの設置や花の教室を開催します。また、ガーデニングコンテストの出品数も111点と例年になく多く出品されます。特に玄関先のガーデンを提案したフロントガーデンは、今回初めての展示となります。会場内は、コンテスト作品、アダプトガーデン、ふっかちゃんガーデンなど花満開です。

  次にオープンガーデンフェスタでは、「深谷オープンガーデン花仲間」の皆さんが2日間限定でご自分の庭を公開します。今年は76軒のお庭がオープンし、多くの皆さんに花や緑の良さを感じていただきたいと思います。花仲間のお庭へは、民間バス、タクシー会社の花めぐりバスや花めぐりタクシーを運行しております。また、宿泊には花フェスタ特別宿泊割引パックもご利用いただけます。

  次に、ふかや緑の王国では、「第4回春まつり」を開催します。王国では、ハナミズキやサクラソウなど、いろいろな樹木や草花が満開に咲き誇り、皆さんをお待ちしております。会場では、そよ風コンサートや緑の王国ボランティアのみなさんによるさまざまなイベントも開催いたします。

  このほかにも、植木職人の皆さんによる「はなぞの植木市」、農林公園「さくら草まつり」、道の駅はなぞの「セッコク展」、深谷グリーンパーク パティオ「花フェスタ」、南公民館の「みなみ花まつり」など深谷のいたるところで花と笑顔が満開となる第9回ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタです。たくさんのお客様のご来場をお待ちしております。