市長記者会見発表内容概要(平成23年11月)

更新日:2023年06月05日

「深谷市に「おける放射線量測定及び除染に関する基本方針」について

 埼玉県内では文部科学省が計測した放射線の測定データにおいて、南東部及び秩父地方を除き、空間の放射線量が高い場所はありません。しかし、県内各所から周辺よりも放射線量が高い領域、いわゆるホットスポットについての不安が挙がっています。 市内においても、市民の不安の払拭と、安全を図るため、「深谷市における放射線量測定及び除染に関する基本方針」を定めました。この方針は、平成23年11月14日に制定いたしました。方針では、生活空間における追加被ばく線量の目標を年間1 ミリシーベルト以下とし、「ホットスポット」を含めて放射線量が毎時0.23マイクロシーベルトを超える測定地点があった場合、除染や立ち入り禁止などの処置を行うことといたしました。この方針に基づき、これまで実施していた空間線量の測定に加え、周辺よりも放射線量が高い領域の測定を含めた放射線量測定を、子どもたちへの影響を配慮して保育園、学童保育室、幼稚園、小学校、中学校及び公園から実施して参ります。これらの施設の測定や除染、立ち入り禁止などの処置が完了した後、順次、道路や庁舎及びその他施設についても、調査計画を策定し、段階的に測定していくこととしております。

  なお、この基本方針については、国・県からの新たな情報や、事故処理の進展等により改定していく予定です。また今回、第一段階として測定を行う、保育園、学童保育室、幼稚園、小学校、中学校及び公園の数は、約210か所となっております。 

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「全国ねぎサミット」について

 今年は12月10日(土曜日)、11日(日曜日)に、市の中心市街地におきまして実施いたします。当日は、市内でも古くから親しまれているイベントの妙見市も、併せて実施されますので、相乗効果が期待されます。

  参加産地につきましては、東北から九州までのねぎ産地にお声掛けをしたところ、3か所の新たな産地を加えた合計11産地の皆様にご参加いただくことになりました。

  産地のPRとして、各産地の出店ブースを設置し、各産地の「ねぎ」や特産品の販売、郷土料理の販売または試食提供を行っていただきます。

  また、参加産地の自治体トップによる討論会、各産地によるステージでの「ねぎ」PR、ねぎ生産者が現場の苦労やこれからの課題を語り合い、来場者へのPRと同時に、産地間の理解を深め交流を図ります。

  そのほか、「ふかや野良着コレクション」入賞者のファッションショーや、新潟市のローカルアイドル「 Negicco 」によるライブを開催し、サミットを盛り上げていただきます。さらに、ねぎ加工品などの販売ブース、県の地産地消事業応援企業による出店ブース、ねぎ関連商品販売企業による出店ブースを設置し、「ねぎ」を商業の側面からもPRしていきたいと考えております。

  なお、今後の展開といたしましては、全国ねぎサミットを契機として、参加された産地と継続的な連携を図り、各産地の農業振興、ひいては地域の活性化に寄与する事業展開を推進していきたいと考えております。

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「ふかやハーベストジャンボリー ~深谷の旬を食べつくそう~」について

 ふかやハーベストジャンボリーは、市内飲食店において、深谷産食材を使用した創作料理を、一定期間提供していただくものです。使用する食材は、ねぎ、きゅうり、ブロッコリー、ほうれんそうなどの特産野菜をはじめとする深谷市の農畜産物で、それらを、市内外の消費者に広く周知し、地産地消活動の推進を図ることを目的としています。 まず市内飲食店において、深谷産食材を1種類以上使用した創作料理を1品考案していただき、期間中に提供していただきます。次に、料理を食べたかたに地産地消への意識や、企画に対するアンケートを実施し、抽選で賞品をプレゼントいたします。

  また、先ほど、ご説明いたしました「全国ねぎサミット2011」において、専用ブースを設置し、参加店に創作料理を提供していただきます。

  本企画の開催期間につきましては、12月1日(木曜日)から18日(日曜日)まで、各店舗の営業時間内で実施いたします。

 「ジャンボリー」とはにぎやかな宴会、お祭り騒ぎという意味です。生産者と消費者が一体となり、地元の恵みを享受し、収穫の喜びを分かち合っていただきたいと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。

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「深谷ねぎロゴシールの使用開始」について

 「深谷ねぎ」の旬をPRし、「深谷ねぎ」の名を少しでも多くの方に知っていただくため、市で所有する図形商標「深谷ねぎ」を活用したロゴシールの使用を開始することといたしました。デザインに使用されております、「深谷ねぎ」の文字部分は、平成19年8月17日に、特許庁から図形商標として市が取得したものです。

  図形商標「深谷ねぎ」は、加工品の製造・販売については、商品のパッケージに印字されるなど、既に使用されておりましたが、生鮮品に関する使用については、このたび、その調整がついたため使用を開始します。「深谷ねぎロゴシール」の使用については、市とJA及び産地市場などで構成される「深谷ねぎブランド化戦略会議」との間で商標権使用に関する協定書を締結することで認められます。

  今後も「深谷ねぎ」を多くのかたに知っていただき、「深谷ねぎ」の更なるブランド化を図るため、「深谷ねぎシール」を活用し、PRを行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

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「築地市場におけるトップセールス」について

 深谷ねぎをはじめとした秋冬野菜の旬にあわせ、築地市場内において、流通関係者を対象とし、私自身が市場へ赴き、深谷市産農産物のPRを行います。「市内農産物の主たる消費地である東京都内の流通関係者へのPRを実施することにより、本市特産の農産物の周知を図る」ことを目的としています。

  日程は、12月3日(土曜日)午前6時20分~7時20分まで、生産量日本一の深谷ねぎをはじめとした農産物のPRを行います。パンフレットの配布をはじめ、深谷ねぎを使用した味噌汁、深谷ねぎ料理の試食を提供し、実際に味を知っていただくことで、深谷市産農産物のおいしさもPRしてまいります。また、「深谷ねぎロゴシール」につきましてもPRを行います。「深谷ねぎロゴシール」が深谷ねぎの出荷箱に貼られ、流通するタイミングに合わせ、JAふかやにおける ねぎの出荷先第1位であります築地市場において、PRを行うことで大きな効果を期待できると考えております。

  なお、同日午前8時~午後2時には、築地市場場外において、築地場外復興支援土曜市『築地 緑のマルシェ』が実施されます。こちらは、東日本大震災による被災地域並びに原発事故に伴う風評被害を受けている地域の生産者の復興支援を目的として開催されるものです。そちらに深谷市ブースを出店し、野菜や花の販売を実施いたします。

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「平成23年度 青少年健全育成深谷市民大会」について

 この大会は、中学生が、自らの考えを発表することで、自分自身を見つめ直し、また、自らを表現する能力を養う機会として行っているものです。開催日時は、12月11日(日曜日)、午後1時から午後4時まで、深谷市民文化会館小ホールで開催します。

  大会内容といたしましては、中学生が自らの意見を発表する「中学生の主張」とその表彰、深谷中学校吹奏楽部による演奏会、「ありがとう」の気持ちを手紙で表現した「手紙でつむぐ『ありがとう』の思い」の朗読と表彰を行います。入場無料ですので、ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。

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「こころざし深谷科学塾」について

 市では,子どもたちの科学技術に関する興味・関心の向上を目指して、「こころざし深谷科学塾」を開催します。普段学校では体験できないような、楽しく不思議な科学技術の世界を体験することにより、科学への探究心と未来への夢をはぐくみます。

  具体的には、12月27日に市内の小学校5・6年生と中学校1・2年の希望者を対象に、加須市の県立環境科学国際センターと行田市の県立総合教育センターにおいて、地球環境問題や科学技術に関する体験学習を行います。体験学習についての一例を紹介いたしますと、環境科学国際センターでは、「ガイアビジョンによる映像体験」として、宇宙から眺めた地球規模で起こっている環境破壊など、様々な環境問題について学びます。また総合教育センターでは、「50年後の未来都市でフューチャーパス体験」として、自らが新聞記者となり、未来を切り拓く先端技術を取材し、新聞をつくる体験を通して、科学技術が生活へ及ぼす影響などについて学びます。

  これらの科学技術に関する体験学習を通して、子どもたちの科学への探究心と未来への夢を育んで参りたいと考えております。

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